第1章詩はこころのおやつだったりくすりだったり

僕が買った指輪を君につけて欲しいんだ

僕がこの頃いつも家にいないって

君は結構イヤな顔

確かに今の僕は多忙

だけどその理由わかる？

僕はこの頃遊びに行かない

君の働く金当てにして

ちょっと遊んでた頃と違う

だけどその理由わかる？

僕はこの頃マジで労働者

掛け持ちバイトで朝から夜

しっかり金を稼いでる

だけどその理由はさ

君が欲しいって言ってた

指輪を買おうと思ったからだよ

部屋に君の荷物が

まとめられていたの見たよ

僕のこと捨てようとした？

だけどそのこと責められない

君が持ってた「いいもの」を

僕がみんな金にしてしまった

無理やりむしり取ってしまった

だから君の気持ち責められない

前にいってたよね

今度あたしの誕生日

忘れたら絶対

許さない別れるって

ごめん今年はちゃんと

おぼえていたよ もちろんだ

僕がこの頃金を欲しがらないって

君はびっくりしてたけど

誕生日はもっとサプライズ

君の欲しいって言ってた指輪

きちんと買って帰るから

マジで絶対出ていかないで

ほんとほんとに変わるから

君を大切にするからさ

だから誕生日祝わせて

僕の買った指輪を

君につけて欲しいんだ

僕につけさせて欲しいんだ

900818