シュレディンガーの猫

登場人物

【奪還屋】ルベル

思考力が鈍い諸突猛進の青年。三十路が近いことをサブラージに罵られる。一部記憶が欠落している。どんな武器でも扱うことができるものの、どうやら手に馴染むのは処刑人の剣らしい。

【回収屋】サブラージ

昼間は中学生、夜は回収屋をこなす少女。思考の回転がはやく、劣る戦闘力を補っている。二本の短剣や閃光弾、煙幕などを使用する。仕事柄ルベルをライバル視している。

【情報屋の助手】

奥に引っ込んで出てこない情報屋の代理を務める青年。和装で刀を携える。情報屋にこき使われている。

左都と同居しているが恋人ではない。

左都（さと）

サブラージと同じ中学校に通う少女。周囲の人物が偶然にも裏社会の人間だが、彼女自身は一般人。

助手と同居しているが、同居人以上の関係ではない。

【北区マフィア】彼氷（ひひょう）

北区マフィアの次期頭首。氷のような冷たい表情をもつ、頭首の名を背負うには若い女性。

【北区マフィア】ガンマ

ボスである彼氷の右腕。態度や言動は悪いが、忠誠心は彼の代名詞でもある。ルベルとは因縁。

【北区マフィア】デルタ

ボスの彼氷に対して執拗な恋愛感情を向けている青年。ガンマを嫌っている。

【北区マフィア】ミュー

自分が世界で一番かわいいと思っている自己中心的な女性。間の抜けた喋り方をする。

【殺し屋】紫音（しおん）

ルベルとは幼馴染にあたる女性。口調は冷静沈着だが感情的になりやすい。

【運び屋】ベルデ

ルベルとは幼馴染にあたる男性。心優しく、物怖じしやすい。乗り物ならばなんでも乗りこなせる。

【情報屋】

正体不明。

【ユアン】

故人。ルベルの妹。