おはようございます
一人で食堂に行かなきゃいけないと思っていたので、ずっと食堂に行く日までドキドキして睡眠不足が続いていたのに
今朝のセバスの言葉のせいで、少し気持ちがモヤっとしたツアレ。
(付いてくるなら早めに言ってください~!!何のために睡眠不足になったのか・・。睡眠不足損だわ・・・)
(でもセバス様に付いてきてもらった方が何かときっかけが作りやすいと思うし、明日こそ一人のはずだし・・・予行練習だと思おう~~~!!)
今までにいろいろあったせいか、気持ちの切り替えが前から早くなったツアレはこの現象を前向きに捉えることにした。
そして、ツアレはセバス様と一緒に食堂に向かって歩いていると、廊下で様々なモンスターや人造人間(ホムンクルス)のメイド達に声を掛けられる。
ツアレはホムンクルスのメイド達の名前がまだ分からないので、メイド達の話はABCで聞き分けることにした。
メイドA「あっ!セバス様!本日は珍しく食堂でお食事ですか?」
メイドB「セバス様、本日は食堂で朝ご飯ですか?何かあったのですか?」
メイドC「おはようございます!!!セバス様が食堂に!!珍しいですね!!朝ご飯ご一緒してもよろしいですか!?」
そしてセバスはメイドAの言葉に返答した。
「おはようございます、シクスス。本日も良い朝ですね。本日はある用があって食堂でご飯を食べることにしました」
ツアレ(可愛い方だ・・シクススさんって言うんだ。覚えておこう・・・)
続いてセバスは、メイドBに声を掛ける。
「リュミエール、おはようございます。昨日はよく眠れましたか?本日は特に食堂では問題は起こっていないので安心してください」
ツアレ(ふむふむ、清楚で素敵なリュミエールさんね。言いづらいから、名前呼ぶとき噛まないようにしなくちゃね・・・)
最後にメイドCと挨拶。
「おはようございます。本日も元気いっぱいで嬉しいですよ、フォアイル。是非ともご一緒したいのですが、本日はツアレと食べる約束をしていますので明日でもよろしいでしょうか?」
ツアレ(フォアイルさんって元気いっぱいな人だな~あの明るさ、積極性・・・見習いたい・・・)
そして、ツアレはこの後数人のメイド達と出会ったが、多くて名前が覚えられなかった。
(41人はまださすがに覚えられない・・・)
セバスとツアレは一礼をしてメイド達から離れて、食堂の搬入口の近くに複数のモンスター達が食材の搬入をしていた。
モンスターA「セバスサマ、アサゴハンクルノハヤイネ」
モンスターB「ナゼニンゲンショクドウ?アア、セバスサマガイルカラカ?」
などなど・・・
セバスはモンスター達にも挨拶をして、食堂の入り口へ向かっていった。
ツアレはモンスター達の名前を覚える事は後回しにした。
(今日は先輩メイドの名前を覚えるだけで精いっぱい・・・モンスターさん達ごめんなさい・・次回覚えます・・・・)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます