第4話母親について

私の家はおかしなことにー父親と母親という存在が逆なんです


分かりやすく言うと、女親のほうが、禁術を使ったんです


「鬼の秘術」---それは、骨と葉から人を作り上げる禁術


いわゆる、「ホムンクルス」を作るものです


そして、「ホムンクルス」を作るのには、骨が必要不可欠です


たいていは、死体からとるのですがーー生きた人間の体からとりました


そして、私の「男親」はそれを可能にする体を持っていました


「性別中性ーー心は男」だったんですけど、でも、「骨の卵」という


禁術を前提にした臓器を持ってたんです


禁術を賭けられるために、「骨と葉」を臓器の中で作り上げて

禁術をかけられたら「ホムンクルス」の赤子を中で育て上げる

ーーそれが、「骨の卵」という臓器です


人の体内で作られたホムンクルスは、死体ベースのとは違い

見た目も、成長も違いませんーーですけど、、、、それでも決定的に私は人とは違うんです


「父さん」は、「母さん」に白い目で見られながらも――子育てをしました


性別は逆でしたけど、でも私や、お姉ちゃん、妹たちを産んで、母乳を与え

子育てをしていたというのは、ありがたいです


ーーー「父さん」から教わったことは、人を信じること、ユーモアの大切さ,ゆるすこと、タフネスさ、料理、裁縫、洗濯、、、とかです


母さんは、禁術のデーターを取りたい人でした

「父さん」の「骨の卵」の、、、えーと、、、回数無制限、とかいってました

残機が、インフィニティだから結婚したのよん、あの人(ウソ泣き)とは父さんのd談です


「母さん」は、父さん以外の「女」を作り、父さんは「興奮する不倫相手」をなだめようとして

刺されましたーーそれから母さんはその不倫相手と家を出て行ってしまったんです


父さんは、事故ということにしてましたけど、、、でも私は、正直ゆるせていません

お母さんのことを、、、浮気相手のことを、今でも


そうそう、「無限なる残機回数制限無限」つて私たちは略してますけど行ってます

「むげざんき」って

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