第4話☆最高の癒し



皆さんもこの場所(カクヨム)にたどり着いたというのは

本好き、活字好きの方だと思われます

私も子どもの時から本読むのが大好き

(でも文才ないじゃんっていわないで…泣)


嫌な事があったとき、悲しいとき本屋か図書館に逃げ込む

本の匂いとか静けさが気持ちを落ち着けてくれる


初めてのバイトは高校生の時、街の小さな本屋さんでした

面接の時、大学生を募集してたんだけどねぇと言われるオーナーでしたが『好きな作家とか作品は?』と聞かれ答えると、

『じゃ、来週から来て下さい』とのことでした


答えたのは

太宰治『ヴィヨンの妻』

川端康成『夢十夜』

カフカ『変身』

ミヒャエル、エンデ『モモ』

アガサクリスティはすべて読みましたとも伝えた



まだまだ答え足らずでしたが

『それで充分ですよ』と笑ったオーナーさん


最初は雑誌などの担当

散らかった本を整理すると同時に万引きなどの抑止になるとの事です

万引きダメよ!


でも困ったのは、いわゆる大人の本たちのコーナー(*/□\*)

刺激が強い

特に目のやり場に困ったのは、男子のための男子の本

否定も嫌悪もまったくないけど

高校生の私は一番苦手なゾーンでした

もちろん今でも苦手(笑)


暇な時間になるとカウンターで販売もしていました。


自分と同じくらいの年齢の男の子が漫画雑誌と大人の本持って並んでて、レジにいる私をみて、何気ないふりして大人の本を返す姿をみて申し訳なく思ってました(ゴメンナサイ)


慣れてくると雑誌の担当から、2階の文庫本のコーナーを任されるようになりましたが、まさに天国のよう!

ヒマな時はレジカウンターの椅子に座って本を読んでもいいって最高でしょ


楽しくバイトしていましたが辛かったのは雑誌の返品作業でした。

寒い時期の本の冷たさは半端なかったし

次々に出版されるから、その都度返品しないといけないので、たいへんだったなぁ



数年前にこの小さな本屋は店を閉めた


この街だけでなく、大手の本屋以外はどんどん消えてしまっている

出版業界も厳しいみたいですね。


スマホやタブレットで読書をする時代になったから仕方ないのでしょうが、夜更かしして読む書籍大好きです。




あのオーナーさん元気にしてるかな~

今日は○○書店で、今年の本屋大賞の2位に選ばれた本と古本屋で100円均一(笑)の本5冊お買い上げ


引きこもって読書のゾーンに入りましょうか






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