第2話劉白虎の話し 『虎』続編
とある処に、
九十九人の人を 殺し、
一人の人を
助けた 虎の
生まれ代わりの 人間が いました。
彼の 名は、
生前、九十九人の 人間を
殺して しまいました。
しかし、
使命は、
九十九人の
人間を 助ける
事です。
ですが、
一人の人を
殺してしまいました。
劉白虎は、
一人の人を 殺した 為に、
悪人の 汚命を 着せられ、
人間に
追われる身と
成りました。
白虎は 逃げながらも、 人間を 助け続ました。
人々は、
「あいつは、
悪い奴だ。」
「白虎を、殺せ!!!!」と、
劉白虎を、
追い始めました。
白虎は、
捨てられた 二才の 赤ん坊を、
母の 元に、 もう一度
届ける 為に、
一生懸命、
食べ物を、 与え、
水を、 含ませ、
竹藪の 中で、
手助けを していました。
人々は、
「をっと、白虎が 居たぞ!!!!」
と、
劉白虎に、 矢を、 百万本
射打ちました。
白虎は、 体で、
赤ん坊を かばい、
竹藪の
お陰で、
数本、矢が、 刺さったものの、
竹藪を
抜け出し、
山へと 逃げ、
無事、
赤ん坊を、
母の元へ
返しました。
母の
「あぁ、やっと 見つかった。
父に捨てられた 子が 戻って 来た。」
と・・・・・・・。
劉白虎は、又、 旅立ち、
残りの十二人を 助ける
旅を、
し始めました。
人間達に 追われ つつも・・・・・・・。
白虎の
体に 射抜かれた、
数本の 矢は、
刺さったまま・・・・・・・。
そこへ、街の 優しい
薬売り。
「どうなさった、
何を している・・・・・・・。」
劉白虎は、 うずくまり、 体を さすっている 最中でした。
薬売りは、
「さあさあ、 これを・・・・・・・。」
と、
栄養沢山の 丸薬を
飲ませ、
白虎に
刺さった
矢を、
抜き、
治療薬を 塗り、
包帯を 巻き、
白虎は、
『ありがとう 、 もう 大丈
夫・・・・・。』
と 言い、
又、旅へ
劉白虎が、
九十九人の 人を 助けた
時、
白虎は、 力尽き、
体が、
元の、
白い肌の、真っ赤な 口をした、
虎に 戻り、
天に ほどこされ、西を、
東を
北を、
南を
都の 門の 門番として、
任されました。
これは、
中国が、
出来る、
前の、
本当に 古い、
話しの
物語りです。
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