第17話 はじまり。その5
レーダーに
そして現在、第四艦隊主力部隊は外縁への応援に行っているという事で、周りの宇宙軍ステーション駐屯地が応援要請を受けている。
「これが現在の現状だ。」
駐屯地に着いた俺とラノンは何故か『CDC』へすんなり入れられて、ダミオスさんから成り行き説明を受けた。
「で、俺たちはなんで呼ばれたんすか?」
全くダミオスさんの意図が分からない。
「第四艦隊が外縁に機動艦隊まで持って行っちまったんだよ、敵の
「だが?」
変に言葉を止めたダミオスさんが俺の肩に手を乗せてきた。
嫌な予感がする·····
「乗員が足りん。」
「は?」
ダミオスさんの訳の分からない発言に俺は唖然とする。
「お前、軍大で宇宙空間航行と目標照準は習ってるだろ?確かあれは必修だよな。運転出来るのはいるんだが、照準の人間が足りないんだよ·····」
「いや、いきなりですまんと思ってる、こんな内地の安全地帯は人員配置の優先度が低くてな·····予備役が入ってもパトロール艦すらまともに動かせないんだよ。」
俺の嫌な予感は的中してしまったらしく、ダミオスさんの手は俺の肩をがっしり掴んでいた。
★ ★ ★
どうも斑雪です。今回も今回とて短くてごめんなさい。
【
有名な物で
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