第2話 狂気
絶対的に味方で
守られるべき人間に
守られずに
冷たく時に、不条理な感情の蹂躙で
無理解な差別と
自己中心な妄想の
人の心への想像力が極端にない
「狂った」「普通」の「善意或る」「市民」「聖職者」
の中で育った人間は
憐れなほど、何かに縋らないと
恐ろしい位の狂気と凶器と殺意と蹂躙と自己嫌悪と自己否定と
の、塊になる。
信じても信じるだけ
己の傷が増えるだけの事
トラウマなどに気付かずに
その怖気差に同意し、同化してしまえば
楽なのだ。
本音も言い合えない
喧嘩も出来ない
議論も出来ない世界等
人間の知性、頭など
何の意味があるのか
思考停止が一番の恐怖
感情の麻痺が一番の恐怖
一番の苦しみが
例えそこから
来るとしても
はっきりと向き合って
感情ぶつけ合う事は
悪じゃない。
それは対等に正々堂々と
行われる限り
自己を偽って、不満や淋しさを溜めて我慢していると
取り返しのつかない哀しみと憎悪の
連鎖を生んで往く
愛の欠乏を
淋しいと叫ぶことを、泣く事を
懇願する事を
怒る事を
過度に否定してはいけないのだ
そう言う気持ちを出さぬまま
心にずっと黙って貯めて往くと
あなたの心は体は
ぶすぶすと、腐って燻りながら
異臭を放つ、歪んだ生き物になって往く
同じだから
分かる。
だから
もっと傷付いて、身体で感じて
お勉強を、本当のお勉強を
しましょうね。
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