第45話心に住み着いた欲望

時の鏡という機械がある


本物はどうだったのかーー始祖それに会いに行く


見てみるのだ、体験するのだ、それを


その、人間を――時は平安時代、舞台は四国


4人はいくことになる、「始まりの地」の始まりの物語を



その地に、悪辣なる女が来たのは、からっと晴れた天気の日である


よどんでもいない


その時に、一層の船を見つけたのは「始祖」である


「黄金の骨」を持つ人間、意外にも男である


いやーー体は中性、心は男性である

「こんにちは」


「、、、そう」

ぶっきらぼうな女、それが最初の感じだった

そこに泳ぎできた人がいる

「よ」

「よ」

それは、常骨である


それから三日後――一人減る

青ざめる常骨「またあれが起きてるのね」


不穏な空気が流れ始める

そしてつゆになる

「なーーーんか、じめじめするよなぁ」


「、、、これが始祖」

似ているーーー髪型が、以下そうめんににている(黒だけど)


、、ああ、そうだー少しだけ見て改めて分かった

こんな普通の人間すらも闇へと返す――この術はきっと

あってはならない、と

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