第4話逃げよう

「どうやって逃げるんだよ」


少年は――物理的野にはタフネスだ、、、硬いのではなく、、、やわらかい


骨が、普通より柔らかく、よくしなるだから


「よし、俺を負ぶってジャンプしてくれ、そしたらあとは何とかする」

「ええ」


いう通りにするも、足の骨がばねのように曲がり、一気に――電信柱のさらに上までくる

「上出来」


彼は念じるーー自分特製の人形に、ちいさい日本人形に


そうーー彼は「呪術者にして、人形師にして、人形繰り」


彼と同門のジュツシは若干の揶揄も含め彼をこう呼ぶ

「人形使い」(マリオねったー)と


飛んでくるナイフを人形がとるーー人形の中に仕込んでおいた

「札」が機能してる

そして、人形の一隊が音波を出す

<催眠音波>

寝るように頼んだのだ

「にひひ」

そして、少年に向かい――笑う「ありがとな、おかげで助かったぜーところでさぁ

ここらへんで野宿にいいとこない?」

冷たい空気が流れる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る