母に背負わされた呪いが、娘を致命的なまでに生きづらくさせる。とくに食に関して。所々で踏まれている韻が小気味よいです。書かれている内容はとてもヘビーなのに、文章のテンポが良くまた知的でどこかからっととしたような読後感でした。