単線列車に乗って




少年は旅立つ

夢を詰め込んだ大きな荷物を背負って





どこまでも続く単線列車

見える景色はこれまでの日々



青い森に白い雲

どこまでも続く水平線

自由そうに飛ぶ海鳥



これまでの日々に別れの花を

どこまでも続く菜の花畑

見慣れた景色も今日この日まで





夢を詰め込んだ大きな荷物を背負って

旅立つ少年よ





どんなに雨が降り続けようとも

今その瞳に輝く光が道しるべ

どうか挫けることなく

前へ踏み出せ



どんなに暗闇が君を覆おうとも大丈夫

この道を照らす光はいつも君の中

どうか諦めることなく

光へ踏み出せ





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