春の月夜に手に花を
君は歩く
照らす明かりは春の月
ひとり見上げて振り返る
初めて歩いたあの日の夜は
まだ色の無い花を持ち
これから何処へ行こうか
分からないまま
君は描く
新たな花とその色を
それはまるで写し鏡
君は君を塗り描く
僕は歩く
照らす明かりは春の月
ひとり佇むこの道に
ひとり佇む春の花
そっと手を引き
歩きだす
これから何処へ行こうか
分からないけど
新たな花を探して
今日も歩く
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