第52話狐は熱いの苦手なんですー、だめなんですー


 ―――――――――――――――――――――

 レイ サカキ王国の君主・オーブの狩人・アメジットのお友達


 Lv27

 HP236

 MP71

 STR127

 DEX167 

 VIT114

 INT112 (魔力としての)

 WIL106

 CHA55 (第一印象に+6ボーナス)



 スキル

 剣使いLv9 短槍使いLv4

 タイキョック剣Lv8 気功Lv8


 生活魔法 上級生活魔法

 魔力転換Lv7  魔力操作Lv7 魔力経路Lv5


 言語学Lv8 魔導学Lv5  生物学Lv5 鉱物学Lv5

 交渉Lv7 知識Lv9 

 ぺっらぺらな世界標準語 ペラペラなサガット語とブキョー語とサンクチュバリヌス語 日常会話が出来る大体の言語


 睡眠耐性Lv9 疲労耐性Lv9 空腹耐性Lv5 悪臭耐性Lv5 暗視Lv7 歩行力Lv7 根性Lv6 忍耐Lv6 

 忍び足Lv6 ダッシュLv6 スタミナLv6 行軍Lv5 料理Lv4


 罠解除Lv7 解体作業Lv7 積載増加Lv7

 肉体強化Lv8(ステ全てに+19) 肉体コントロールLv7(STR,DEX,VITに+26)


 動物調教Lv7


 お狐第六感Lv9 お狐耳センサーLv9

 お狐鼻センサーLv9 お狐の目Lv9

 お狐動体視力Lv9 お狐の疾走Lv9

 お狐バランス感覚Lv9


 採掘術Lv5


 オーブの熟練者Lv2

 無属性を操る者Lv2

 薬草を知る者Lv1

(熟練採取人+熟練狩猟人→合体→狩人)

 狩人Lv4



 めくりLv7 しがみつきLv7

 急所狙いLv7 練気Lv7

 受け流しLv7 バランス感覚Lv7


 ユニーク(カード表示不可能)

 お狐族 お狐の身体 お狐の機智 毎日少しの努力が出来る子


 E古代のバトルスーツ

 Eレアバイソブー革で補強されたブリガンティン防具一式

 Eエルブンショートソード(筋肉の彫刻あり)

 リュックサック(30L、ぶら下げられる部位いっぱい)

 マジックベルトポーチ(小さいベルトポーチ、肩掛けにしている。空間拡張、小さいポーチの中に中身25Lの空間が入ってる)

 マジックヒップポーチ(小さいヒップポーチ、空間拡張、同上中身40L、)

 マジック肩掛けポシェット(一般的サイズのポシェット、空間拡張、同上中身40L、入れたものの見かけの重量半分)

 異次元肩掛けバック (異次元収納 中身1000L重量制限250kg、重量常に500g、時の早さ1/3)

 ポーション、小銭などが入ったベルトポーチ群

 晩餐会に行ける絹のマキシワンピース(レイのもの)

 高級なワンピース(レイのもの)

 宝石付アクセサリー(レイのもの)

 質の良い野営装備

 冒険装備一式

 折りたためる3M20cmの棒

 止め刺し用ナイフ

 大型マチェット

 各種ナイフ

 レイの私物いっぱい


 ポニーのパール君ライト君と4輪カートの軽量2頭立て魔導馬車


 ―――――――――――――――――――――




 ―――――――――――――――――――――

 アメジット レイのお友達


 Lv35

 HP1200

 MP1000

 STR780

 DEX900

 VIT780

 INT960

 WIL2000

 CHA450

(いずれも潜在能力で、実数値は見えてない)

(アメジットによる解説:カード上では隠蔽魔法によってLv25全部130くらいに見えるようになってます。)

 スキル

 剣使いLv7

 槍使いLLv7

 全属性魔法Lv7

 従士Lv7

 平々凡々なスキル群

(全部偽装)


 ユニーク及び隠蔽中(カード表示不可能)

 神に祝福されし娘 超幸運 オールスキル 超成長 神の加護 編集者Lv10


 装備


 E希薄のクローク

 E古代のサイクリングスーツ

 Eレアバイソブー革で補強されたブリガンティン防具一式

 Eロングソード+1

 Eエルブン槍(筋肉の彫刻あり)

 晩餐会に行ける絹のマキシワンピース(アメジットのもの)

 ささやかな宝石付アクセサリー(アメジットのもの)

 旅人のバックパック(両側に30L袋2つ、中央に150L袋1つ、異次元空間収納)

 ポーション、小銭などが入ったベルトポーチ群

 冒険装備一式

 各種ナイフ

 アメジットの私服

 ――――――――――――――――――――――――



 2年ほど国のために駆けずり回ったおかけで色々とスキルが上がったよー!新しいスキルも覚えないとなー。

 科学技術や道具知識、機械知識、魔道具知識にそれぞれの操作、目利き、錬金クラフトとか。

 旅する途中途中で自力メンテしたり壊れた魔道具魔導機械直したり、薬草からポーション作成すると楽な気がしてさ。アメジットがやってるけどさ。


 アメジットはぶっ飛んでるねー最初の村のギルマスにまで到達しちゃった。ここまで来ると冒険者ギルドを一箇所引きうけることが出来ます。

 私の上昇幅も凄いんだけど、アメジットに比べるとまだまだだわ。

 スキルは私凄いと思う。言語はアメジットに教わって大体覚えたし、レアスキル4つ取ったし。努力の成果だ!


 え、なんでお国のために動いてスキルじゃなくてレベルが上がるんだって?い、息抜きは誰しも必要だよっ!


 この国は2年で何が出来るようになったんだと言われると厳しいけど、とりあえず自立できるようになりました!

 サガットと手を組んでるから、魔導工学が発達しそうな感じ


 自立できた。ということは旅立つということ。なので私が旅立つのも事前にお知らせしてある。

 ここが終の棲家でも良いんだけど、やっぱり一度死んでレイになったときに、国=私、私は国家なり、という関係は切れちゃったと思うんだよね。残念ながら。


「お狐さまー!」


「行かないでー!」


「いままでありがとうー!」


「スットコドッコイスットコドッコイ!」



「みんなー、ありがとねー!旅に飽きたら戻ってくるよー!」


 大勢の国民に見送られながら私達は旅立つのでした。

 ちなみに馬車は、君主だってのにポニーと魔導幌馬車だから。そういう所厳しいから。


 次はサガットの南部地域ガガに向かいまーす。灼熱、とはいかないけれど暑い地方で、独特の生活文化が発達しているんだって。ここから西に抜けたいですね、サンクチュバリヌスを迂回するルートです。

 冒険者ギルドの通信網で大きな戦争はないと聞いてるけど、どこも平和でありますように。ちなみにガガには直通の魔導飛行船が飛んでいるのでひとっ飛びです。

 そう、このサカキにも飛行船止まるようにしたんだよー誘致にすごい苦労した。


 今回はサガット-ブキョー間並みに距離が離れているので10日コースですね。五月蝿い魔導大型貨物飛行船『バルバトス・ソングエッタ』に乗ります。

 五月蝿いけどポニーには耳カバーをすれば大丈夫なことが判明しているので、これで行きます。



 きゃー!きゃっきゃー!やっぱり貨物船のゴツさはいつ見てもたくましいわねー!ああ^ー魔導翼の音~


 キャッピキャピ。誰かさんに呆れられながらもガガに到着。

 ガガはどんなところかなー。


 あつーい。帰ろ。


「いくらなんでも早すぎですよレイ様」


「狐は熱いの苦手なんですー、だめなんですー」


「子供ですか。ほらさっさと歩く歩く」


「ぐえー。」


 アメジットに促されるままにとりあえずお宿に。あれ、お宿涼しいんだけど。なんで?


「魔導クーラーでもついているんですかね。サガットだけあって魔導製品はどこの地域でも普及していますね」


「一生ここにいよ?」必殺首かしげ可愛いポーズ


「は、鼻血が。だめです、他国で涼んでいるだけなんてどんな君主なんですか。ほらほらお部屋に行きましょう。」


 ひょいと抱きかかえられてお部屋に。狐、身長低くて女性だから上位冒険者クラスの人なら簡単に持ち上げられちゃうんだよね。

 最近これをアメジットが覚えてしまって強制移動が度々発生しているのです、おーぼーだー!



 ブラッシングきもちええんじゃー(溶けてる)


「アメジットのブラッシングは気持ちええのう」


「尻尾と耳しか毛がないのでそこしか出来ませんけどね。このクソデカしっぽが身長並にあるので、まあやりがいはありますよ」


「一生やろ?」首かしげ可愛いポーズ


「毛がなくなりますよ?」


「それは……困る……」




 さて、ガガで止まったのには一つ訳がございまして。


「じゃあ300金貨で!」


「しょうがねえ、それでいいぜ、持っていきな!」


「やったー念願の無限の水筒を手に入れたぞー!」


「殺してでもうばいとる」


「何をするグアー」



 そう、水関係が安く買えるんですよー!


 無限の水筒は延々と新鮮な水が流れてくるタケッケー製の水筒で、今持っている無限の小瓶より全然効率が良いです!


 まあ!アメジットが!水魔法による水収支 (エネルギー収支ともMP収支とも言うらしい)をプラスに持って行っちゃったので!使わないんですけどね!!


 でもあると無いとでは安心感がぜんぜん違う。

 無限の小瓶を考慮して10日間の行軍で水50L持ち運ばなくてよいのは素晴らしい。

 何もなければ2頭引き幌馬車の荷台に水全部詰めるところですわ。馬2頭人間2人の水を持ち運ぶことになるんですからねえ。


 水問題が解決したのでサガット特有のバザールにお出かけ。

 やっぱ綺麗だよねーバザールは。

 オウ、これは、香辛料ってやつですか。なめていいの?ぺろり


 びゃあああああああああ(しっぽ毛羽立ってピーン)


 パタリ(しっぽもパタリ)


「何やってるんですかレイ様。唐辛子とスパイス各種ですねこれ。ラッキー、多めにください。これで道中美味しい料理を食べさせあげられますよ。」


 本当かよって思ったけど、とりあえず入ったお店で出た香辛料たっぷりのスープはすんごく美味しかった。香辛料侮りがたし。


 そういえば防具の更新がしたいです。私じゃなくてアメジット。

 あのゴーレム戦を見て、臓器を保護するプレートは装備したほうが良いなって思ったのですよ。

 もう2年前の出来事ですがね。

 忙しくて更新とかする余裕なかった。



 さーてガガもサガットの一部、いい板金屋があるでしょう、ここかなー


「人生筋肉が全てだー!!(アイアンマッスルポーズ)」


 筋肉エルフじゃねーか!ご兄弟か!?


「店間違えましたー!!」ずだだだ


「嘘をつくなー!!」


 ままままマッスルポーズしながらパンツ一丁で追いかけてくる!!


「びゃあああああああ」


 えっと、4種合金鋼で胸甲鎧作ってくれることになりました。怖かった。


 この鎧はかなり重いけど、アメジットなら積載強化がすぐ育つから重くても大丈夫でしょう。


 保管庫の鎧、売り飛ばさなければ良かったかなあ……


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る