『禁煙ファシズムとの死闘~煙草をすわせろ!』エッセイ集

九頭龍一鬼(くずりゅう かずき)

序文 禁煙ファシズムとの絶望的なるたたかい

 愚生は現在喫煙家である。

 喫煙家として限界がきたので本論を興す。

 愚生は統合失調症患者であり、閉鎖病棟入退院後、障害基礎年金と家族からの支援で生活している。たば代もから捻出していることになる。統合失調症は投薬を中断すると、まず100%再発し、たかい確率で自殺するので、毎月の通院は命綱である。

 そんな精神科病院が、しゆつこつとして、全面禁煙になることが決定した。もうまいゆゑに認識してなかったのだが、改正健康増進法によって、おもに、公共施設が順次、全面禁煙化されてゆくらしい。

 ヘビースモーカーの愚生は、精神科病院での待ち時間弐時間を我慢して禁煙できる自信が絶無で、現在、にでも禁煙するか――愚生もきようこう、禁煙に挑戦するかもしれないが、根本的には愛煙家であるがゆゑに、本論をカクヨム様にのこしておきたい――、精神科病院への通院を断念して、また発狂するかというぶんすいれいてきちよくしている。

 正直、いずれもえらべない場合として、自殺もこうかくした。

 本論は、たんなる一喫煙者の殴り書きにすぎない。社会的弱者による、たばかんれんするつぶやきなのだ。本論は、いわゆる炎上というかたちになるかもしれない。愚生をしたり、喫煙者一般へのえんれきしたりという攻撃は当然そくされる。といえども、カクヨム様では、ぎようこうにも、作者作品へのぼう中傷は規則として禁じられている。本論が炎上した場合は、カクヨム様の規約を遵守して通報させていただく。ひとりの一般人として、嫌煙家全般を相手に論争することなど不可能である。

 愚生のきゆうするのは、たば税の値下げと、あらゆる公共施設における喫煙可能化である。国政選挙にて、じようの政策をひようぼうする候補者がいれば、自民党だろうと共産党だろうと、愚生は投票します。

 これは、かいなる禁煙ファシズムへのあえかなる一喫煙者によるさいたるはんぎやくである。

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