第12話 演奏会がやってくる

 週末の練習会の内容が一気に充実してきたと思えば、もう8月が終わる。季節の移ろいはまだ感じない、夏の日差しの暑さ。だが、時間は確実に過ぎていく。


 夏休みの午前中は、店内に子どもたちがあふれていた。だが、ここ数日は子どもの姿がぱったりと途切れていて、和也は店の掃除をしながら小首を傾げる。

「どうしたの?」

駄菓子の在庫子確認をしていた初音は、不思議そうな顔をしている和也に問いかけた。

「…子どもたちが来ないなと思って」

ここ最近、人さえいなければ、和也は案外平気な顔をしてお店でも話すようになってきた。

「小学校が始まったんじゃないかしら?先生がうちに来る時間も、早い時間が多くなったし」

学校が始まるということを、和也は今までほとんど意識してこなかった。子どもが店に居ようが居まいが、所詮は他人。深く関わろうなんて、みじんも思っていない。しかし、市民楽団に交じってピアノを弾き始めた頃から、和也の視野は少しずつ広がり始めた。

「そうか」

学校。自分には、もう関係のない場所。でもそこは、子どもにとっては毎日行く場所で、あかりが仕事をしている場所。そう考えると、遠い場所だと思っていた学校が妙に近くに感じた。



 演奏会が近くなってくるにしたがって、和也は香鈴と頻繁にメールをするようになった。メールは時間がある時に返信するルールで開始して、無理なくやり取りをしている。

 主な内容は、演奏会で必要なものや、やっておくべきことなど、こまごまとした相談など。香鈴はピアニストではないが、今までの経験上ピアニストがやっておくべきことは大体把握済み。自分の知識が和也の役にに立てばと思い、彼にゆっくりと情報を提供している。



 8月後半の週末の合同練習は、いつもよりも長い時間ホールを借りて練習に励んだ。和也は途中で頭痛薬を飲み、練習の途中で熱さましのシートおでこと首に張って最後まで練習会に参加。くるみ割り人形の練習も、しっかりと聴いて、楽団員からももめられればアドバイスも出すようになった。

 楽団員全員と和也が仲良くできている、というわけではない。大半の人はつかず離れずの関係で仲良くやっているが、発達障がいに抵抗を感じる人は和也に近寄らない。

 それを誰かがとやかく言うほど、楽団員は子どもではない。仲良くするも、近寄らないことを徹底するも、本人次第。各々の考え方を尊重した付き合いが続き、ようやく和也は楽団の中に居場所のようなものを見出し始めた。


 その日の練習が終わって、みんなが身支度を整えていた時。

「ちょっとすみません!今年もチケットの販売を手伝ってください!」

あかりが声を上げた。

 この楽団は不人気ではないものの、チケットが完売するほどの人気はない。以前は指揮者が好きでチケットを買っていた人もいたが、その人たちが離れたため今年はチケットが多めに余っている。

 ぞろぞろと楽団員たちがあかりの周りに集まり、規定数に分けられて輪ゴムでくくられたチケットを手に取っていく。中にはその場で輪ゴムを取って、枚数を確認する人もちらほら見られる。

「あれ?今年は5枚もあるんですか?」

チケット枚数の確認をした楽団員の男性が、声を上げる。すると、困ったような笑顔であかりが答えた。

「そうなんです。今年はチケットが多めに余っちゃって。申し訳ありませんが、協力お願いします」

指揮者変更は、楽団にとって顔が変わるほどの大きな出来事。こればかりは仕方がない。あかりを否定する声は上がらず、「はーい」とちょっと肩の力が抜けた了承の声が上がった。


 チケット配布は、和也も例外ではない。楽団員にチケットを配り終えて、あかりは最後に和也のもとに歩いて行った。彼は人の集団を未だに嫌う。メンバーが嫌いなのではなく密集が嫌いであることは重々承知しているから、あかりは和也を責めず、ゆっくりと近寄って行った。

 

 和也は床にぺたんと座って、古い楽譜を眺めている。

「和也君」

あかりの声に誘われて、和也は顔を上げた。

「何見てたの?」

「一二三さんが残してくれた、リストのコンチェルトの楽譜。ボロボロだけど、いろんなことが書き込んであって面白くて見てた」

一二三の楽譜には、いろいろな注意書きが殴り書きのようにびっしり書いてある。だが、あまりにも字が達筆すぎて、あかりには何を書いているのか解読できない。

 何を書いているのか気になったが、それを聞くのは失礼かもしれない。そう思い、明かりは本題のチケット配布の話を和也に持ち掛けた。

「実はね、和也君に頼みたいことがあって」

「なに?」

あかりはそっと、和也にチケットの束を差し出した。それを見た和也の顔には、「これは…?」とわかりやすく書いてあって、小首まで傾げているから、かわいく見えてしまう。

「これはね、今度の演奏会のチケット。余っちゃったから、和也君の大切な人に渡して、演奏会を聞きに来てほしいんだけど…。協力してくれる?ご家族とかお世話になってる人とか、知り合いでも大丈夫だから」

あかりからの提案は把握できたが、いきなりチケットを配ってほしいといわれても困ってしまう。だが、できないと突っぱねるわけにもいかず、チケットを持ったまま和也は固まってしまった。

「何してるんですか?」

ちょうどいいタイミングで、二人の間に香鈴が顔を出した。ナイス!とあかりの顔に書いていて、なんてわかりやすいんだと香鈴は素直に目を丸くした。

「チケット配布のことなんだけど…」

あかりのそれを聞いて固まった和也を見て、なんとなく状況が把握できて、香鈴はすぐに和也に声をかけた。

「よかったな、和也!チケットは何枚あるか数えたか?」

笑顔の香鈴の勢いに押されるがまま、和也はチケットの輪ゴムを取って枚数を確認する。

「5枚ある」

「5枚あれば、初音さんもおじいちゃんもおばあちゃんも誘えるじゃないか!まだあと2人、好きな人を誘えるぞ!誰にしようか考えなきゃな。でも、相手にも用事があるかもしれないから、演奏会の日に用事がないか確認してから渡すと、相手も喜んでくれるかもしれない」

「そうなのか」

和也は、自分たちが思っている以上に、知らないことが多い。今まで他人と疎遠だったということもあるのかもしれない。ただ、自分から積極的に人の輪の中に入らないあたり、もしかすると人に対しての興味そのものが薄いのかもしれないと、あかりは心の隅で思った。

「誰に配るかは、来週の練習会までに決めて渡しておくと、チケットのことで悩まずに済むよ」

あかりがそう和也に声をかけると、和也はどこか不思議そうな顔をして頷いた。




 練習が終わって、軽トラを運転して帰宅の途に着く。和也と香鈴は帰りの車の中で、誰にチケットを渡そうかという話題でもちきりになった。

 家に到着するまでに誰にチケットを渡すか大方の検討をつけ、車を自宅の駐車スペースに停めて駄菓子店の入り口前で香鈴と和也は手を振って別れた。


 店の入り口から家の中に入ると、初音が誰かと電話をしている。電話をしているときは、静かにしておかなければならない。和也は駄菓子店と居住スペースの間に走る廊下に、腰を下ろした。

 ふすま一枚隔てた向こう側の電話のやり取りは、和也の耳には十分すぎる音量。

「だからね、和也はあらかじめ予定を立てておかなければ…。そうです。私もそうしてます。母親の貴女もそうすれば、きっと和也は話をしてくれますよ」

 初音の電話の相手が、母親の久美であることは、和也にもすぐに想像がついた。和也は初音に聞こえないように、肺にたまった重い空気を、ゆっくりと鼻から吐き出す。


 しばらくして電話が終わり、ふすまが開いた。

「和也、おかえりなさい」

初音はいつもと変わらない和やかな声色だった。

「ただいま」

和也もいつもと同じ、感情が読み取れない無表情に近い表情で振り向く。

「母さんだったね」

「そうね。和也に会いたいんだって」

「僕は会いたくない。どうして会いたいなんて思うのかもわからない」

和也と久美の親子関係は、決して良好で健全ではない。だけど、初音も子育てをしたから、久美の気持ちはよくわかる。

「自分の息子だもの。かわいいし、会っておしゃべりしたいと思うのは、母親として当然の思いよ」

「あの人は僕を育ててなかったのに。大変なことは、全部初音さんに押し付けてたじゃないか」

「久美さんはね、不器用だったの。和也が嫌いで疎ましくて仕方なかったというわけではなくて、愛情のかけ方を間違えただけなのよ」

「普通の学校に押し込んで、自分は仕事に行っといて?」

「うーん…。普通の学校に入れたのも久美さんなりの願いがあって、和也に不自由なく生活を送らせるためにも、いろいろな経験をもっと積むためにも仕事はやめられなかったんだと思う」

「愛情をかけられた覚えは、僕はない。話すこともない。会う約束さえできない人間なんて、信用できない」

和也の目には暗い影が落ちていて、初音は和也に声をかけることができなかった。


 翌朝、いつも通り朝の仕事を終えたタイミングで、和也は初音に昨日あかりから渡されたチケットを1枚手渡した。

「あら!もらっちゃっていいの?」

初音は目を輝かせて、和也を見上げる。

「うん。聞きに来てほしい」

こんなに喜んでもらえるとは思っていなかったから、和也も嬉しくなって表情が優しく綻ぶ。

「じいちゃんとばあちゃんにも、聞きに来てほしい」

和也はポケットに突っ込んでおいたチケットを、曾祖父母にも手渡した。

「おお、ありがとうさん」

「予定を見ておきましょうね」

二人とも、とても喜んでくれて、和也は近日稀に見るほど嬉しさが心の中に充満した。


 昼に大神牛乳店にアルバイトに出向いたときに、大神と彼の奥さんにもチケットを手渡した。

「へぇ~!和坊がステージにね!こりゃ一二三さんも嬉しいだろうな!俺も嬉しいよ!絶対聞きに行くからな、なぁ母ちゃん!」

「行きますとも!あんなに小さかった和君がね…。ほんとに大きくなっちゃって…」

奥さんはしくしく泣きだしてしまって、和也はぎょっとした。

「あの…、ごめんなさい、嫌だったなら…」

あたふたしながら和也は奥さんに声をかけると、彼女は涙をエプソンの裾で拭って笑顔で顔を上げた。

「違うのよ、悲しいんじゃなくて、うれしくって涙が出たの」

うれしいのに、涙。和也は彼女の言っていることの意味と行動の意味がよくわからず、焦りながら小首を傾げる。

「そのうちわかるようになるわ。ありがとね、和君。おばちゃん、思いっきりきれいな格好して聞きに行くからね」

「お前がきれいな格好してもしょうがないだろう」

「あらやだほんと!」

大神も奥さんもひとしきり二人で話して、大きな声で笑った。


―よかった。嫌な思いはさせてないみたい


和也も彼らの笑顔を見て、ほんの少しだけ笑顔をこぼしたのだった。



 牛乳店から帰宅して駄菓子店から居間に入ると、昼食の準備をする音が台所から響いている。店番はステテコ姿の曾祖父がしていて、曾祖母はカレンダーとにらめっこをしている真っ最中。

「どうしたの?」

居間のテレビの前に座ってチャンネルを変えて、座ったまま曾祖母に和也は声をかける。

「うーん…、どうしても予定がねぇ。和也の演奏会の日、じいさんと健康診断に行く予約を入れてしまっててね。予定の変更をしたいって病院に電話をしたんだけど、日程をずらすのが難しいいらしくて。せっかくチケットをもらったのに…」

残念そうに背を丸める曾祖母。こんなに背中が小さかったっけと、和也の心に何かがゆっくりと突き刺さった瞬間だった。

「大丈夫だよ、ばあちゃん。またステージで弾くから。そのときじいちゃんと見に来て。じいちゃんとばあちゃんの体が一番大事」

立ち上がって小さくなってしまった曾祖母のもとに歩み寄り、彼女の背に優しく手を添えた。自分の手が大きいことを、和也は自負している。ただ、広げた自分の手のひらが、曾祖母の背中の面積を広く覆ってしまって、なにか見落としてはいけないものに直面したことを本能で感じ取った。


 昼食後、曾祖父母からチケットが和也の手元に舞い戻ってきた。部屋にそれを置いて、練習前に麦茶を飲みに台所に向かったとき。

「和也に申し訳ないことをした」

と、曾祖父が話し声が和也の耳に入る。

「聞きに行くと、約束してやりたかったなぁ」

「そうですね。せっかくのステージだったのに」

二人とも、とても残念そうに話していて、和也の心がちくりと痛む。

「私、久美さんに声をかけてみようと思うんです」

初音の声が二人の間にするりと入ってくる。

「久美さんだって、きっと和也の初ステージを見に行きたいと思うんです。多分和也がステージで弾く噂は、水面下で流れてるだろうから。和也が久美さんを許せない気持ちは、痛いほどよくわかるんです。でも、それと同じくらいに久美さんの気持ちもよくわかるから…」

それ以上、和也は初音の意見を聞けなくなって、そそくさと地下の自室に戻った。


 地下室は、いつでも静かだ。

 無駄な音がない。

 扉を開閉する音、自分の足音と息をする音、静かにしていれば心臓の音さえ聞こえてきそうなくらいにしんとしている。

 考え事をするときは、静かな方がいい。

 和也は目を閉じた。

 久美のことは、好きになれない。小さなころからの積み重ねは、どうしたってそう簡単に払しょくできるものではないのだ。

 無理やり学校に行かされたことや、見ず知らずのピアニストに自分を指導させたこと。どうして周りと同じようにできないのかと、世間一般の“普通”を押し付けていたことは事実。

 それ等すべてを水に流すことは、和也にはできない。流せないほどの苦労をしたし、流すべきではないだろうと思っている。



 でも、このままずっと距離を置き続けるわけにもいかない。



 わかっている。

 久美が自分のことを心の底から憎んでいるわけではないことも、どこかで久美と距離を詰めたいと思っている自分がいることも。

 それでも自分からは歩み寄れなかったし、前触れなく彼女が目の前に現れると今までのことがある以上、怒りの感情が勝ってしまう。

 でもこれじゃ、お互いのためにも良くない。今の関係を良い方向に傾かせたいと、初音も願っている。




 数日間、練習の合間や寝る前に、和也はメトロノームを抱えて天井を眺める時間を設けた。

 心が落ち着いた状態で物事の判断は行うべきだと、一二三から教えられていたからだ。

 何が正しいのか、どうするべきなのか。考えてこなかったし、避けてきたそれと、向き合うときが来たのかもしれない。



 深夜23時。布団に寝転んで真っ暗にした部屋の天井を眺めていた和也は、小さな息を吐いてむくりと起き上がった。

 小さな木製の古びた机の上のライトをつけて、机についている小さな引き出しの中からチケットと便せんと封筒、一二三の遺品の万年筆を取り出す。

 手紙を書くのは嫌いじゃないけれど、なかなか筆が進まない。頭を抱えて何度も便せんを取り換えながら、時間をかけて和也は2通手紙を書き上げた。


 翌日、朝寝坊をして、急いで着替えを済ませて居間に上がった。

「珍しいね、寝坊なんて」

「眠れなかったのかい?」

曾祖父母から心配されて、和也は横に首を振った。

「手紙を書いてた。今日、出してくる」

そういって和也は、二人に宛名を見せた。二人ともにその宛名を見たときは、目を丸くして和也を見上げた。

「本当に手紙を出すんか?」

曾祖父に問われて、和也はうなずく。

「手紙とチケットを入れてある」

和也の声色と表情は、いつもと変わらないように見えた。



「いってきます」

「いってらっしゃい」

 朝の仕事を終えて、和也は商店街の隅にある郵便受けまで歩いて行った。初音に見送られた和也のポケットには、しっかりと手紙が2通入っている。

「急にどうしたんじゃ、和也は」

曾祖父も曾祖母も、小さくなっていく和也の背を見送りなが呟いた。

「…多分あの子も、機会をうかがってたんだと思います。踏み出すタイミングは自分の中にあるって、一二三さんがよく言っていました。和也が踏み出すタイミングは、きっと今だったんです」

和也の背が、遠くなっていく、小さくなっていくそれを見守りながら、心の片隅に沸いた寂しさのような感情に、初音はそっと蓋をした。




 演奏会がやってくる。

 日程が迫ってきてきて、楽団員たちの熱の入り方もより一層高まってきた。みんな目をギラギラさせて、音を響かせている。

 終末の練習会で聴くくるみ割り人形は、最初とは比べ物にならないくらいの精度と輝きを放つ一曲に仕上がってきていた。練習を聴く和也の表情も自然と柔らかくなり、とても明るいムードで練習が華やぐ。

 リストのコンチェルトも、完成度が高くなっていくのを、楽団員全員が肌で感じる。活気がありながらも和やかな、大半の人が居心地が良いと感じられる空間。和也も頭痛薬と冷間シートを使いながら、この楽団の居心地の良さをじわじわと感じ始めていた。


 9月に入ると、練習は本番形式が大半を占めるようになった。目前までやってきた演奏会。練習は毎回あっという間に終わるように感じる。

 最後の練習会を終えて、楽団員はそれぞれ家路に散っていく。和也と香鈴とあかりは、3人で最後にホールを出た。

「ついに演奏会、目前まで来たね」

「最初はどうしようかと思ってましたけどね」

あかりも香鈴も、とてもうれしそうに笑いあって歩いている。それを見ると、自分が参加してコンチェルトが演奏できることになってよかったのかもしれないと、和也は思える。うれしい、とは違った安心感のような感情が、胸の中に広がった。

「そうだ!チケット配り終わった?」

あかりからのそれに、香鈴と和也はうなずく。

「俺は両親と、クラシックが好きな職場の人に渡した。和也は誰に渡したんだ?」

香鈴の質問の先には、二人ともになんとなく想像できる答えを持っていた。5枚あるチケットは、祖母の初音と曾祖父母、大神牛乳店の夫婦だろう。なんとなく想像がついていたから、和也に話を振った。

「えーっと、初音さんと、大神のおじさんとおばさんと」

想像通りの言葉に、あかりと香鈴は笑顔で頷く。ちゃんとチケットが渡せた。大事な人に晴れ姿を見てもらうことは、非常に大きな経験になる。和也がこれを機に、一歩外の世界に目を向けられるようになれば、と願っていたのだが。


「母さんと、義理の下のお兄ちゃんに送った」


一歩どころか走り幅跳びの世界記録をたたき出すくらいの、大躍進を和也は遂げようとしていて。

 あかりと香鈴は一瞬、息が止まってしまった。


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