002: 飛脚――昔は飛脚が一番速かった。
20xx年、ある研究チームが超高速通信方式を発明した。
それを起動させたところ、驚くべき事実が判明した。
なんと異星人たちが発信した膨大な情報が流れ込んで来たのだ。
「何と言うことだ、これまで我々がやって来たことは、現代通信の中で飛脚を探していたようなものだ」
研究チームは早速解読を試みた。
「遂に解読できました」
「おぉ、素晴らしい成果だ。で、内容は我々を遥か超えた知的なものだったのか?」
「いえ、それが……」
××観光は我が●●観光会社へ! 皆様を究極の世界へお連れします。
新発売の★★ケーキは弗素と硫黄を新方式で融合させた天国の味です。
▽▽ビークル社のハイパー・スプラッシュはドライバーの皆様に極上の乗り心地を提供します。
「宇宙で最も重要な通信とは
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます