第162話 回顧

明神と対峙した美菜萌



フゥー



大きく深呼吸し、ゆっくりと枝を振るいはじめた。



美菜萌「あなたに尊い命が幾つ奪われた事か…数えきれません…」



美菜萌は中段の構えからゆっくりと八相の構えを取り緩やかに平正眼の構えに移った…



美菜萌「あなたのその狙撃で… その凶弾で倒れた仲間が増える度 募らせてきました…」



そして霞の構え、柳の構えにゆっくり移行される



美菜萌「今まで近づく事さえ出来なかった… でも今は… 私の目の前にいる…」



そして脇構えに移り



美菜萌「ずっとこの好機を待ち望んでたんです…」



下段の構えに移り、言葉を吐きながら様々な構えの型を取る美菜萌



美菜萌「近々でもあなたのせいで随分と泣かされました 涙も枯れる程にね… よくも斉藤さんを… よくも多くの仲間達を… ましてやそこの男の方まで殺すおつもりでしたか?」



そして中段の構えに戻った美菜萌の握力が強められた。



美菜萌「させません 流した涙の分… 1ミリたりとも容赦しませんから」



暗くてうっすらとしか見えない中、口ぶりとは裏腹に身体から闘気が漂ってるかのような気迫を感じる。



棒を握らせれば大の男も歯が立たない剣技の玄人



そんな真面目で大人しい美菜萌が一変、怒りから本気で殺意を放っていた。



美菜萌の目が鋭き剣士の目つきへと完全に変わった。



明神「くっ」



殺意を感じ取った明神は焦って枯れ葉の中をまさぐり狙撃銃を探すが見つからず



明神「チッ」



無い… どこいった…



明神は狙撃銃を諦め、その辺に落ちた棒を拾い上げた。



その間 美菜萌はゆっくり間合いを詰め、打間まで進入



足を止めた。



明神「レジスタンスの中に剣術の達人がいる事は聞いている… おまえが美菜萌ってやつか…」



美菜萌「この私が有名なんですか?それは光栄ですね」



感の込もらない、素っ気ない返し



明神「だが… いくら剣術に長けようが所詮は女… 女なんぞに負かされる程…」



その瞬間



素早き摺り足でインされ



高速の右薙



バコォ



サイドから繰り出された打突が頬から耳にかけてヒットされ



キーンと耳なりが鳴る間も無く



再び連続の右薙がまたも頬に打ち込まれ、次いで左の胴打ち、左の小手打ちが繰り出された。



明神「ぐぁ」



4連打が繰り出され、数歩後退した美菜萌



そして…



美菜萌「所詮女ですって… 私がこれを握ってる限りあなたは私に一度たりとも触れる事は出来ません」



美菜萌が冷淡な口調でそう口にした。



耳を押さえ



明神「女がぁ~~」



明神が怒りの籠もった口調で唸り



枝を振り上げ襲いかかってきた。



ブン



だが がむしゃらに振るわれた大振りな打撃は当たる事無く空振り、見切られる



ブン



もう1回、2回と力任せな片手打ちの振りが行われるがこれら全てが見切られ、空振り三振に終わった。



チャンバラに関してはズブな素人の明神



視界良好でも難しいのに、この闇夜の中、美菜萌に一打報いるなど…



空振りの太刀筋を見送り終えた美菜萌が継ぎ足でひと度足を踏み入れた。



バチン



すくい上げられた枝、がら空きになった胴に横一線の素振りが振られ、左脇腹にピタリと寸止めされた



すると



バコ



鼻筋に打ち込まれた枝先



明神「うくぅ」



鼻血が垂れ、押さえ込んだ明神が前に目を向けるも美菜萌の姿が消えていた。



次の瞬間



バキッ



明神の頭頂に面打ちな上段が真横から叩きつけられた。



枝はへし折れ、よろめき、膝をつかした明神



美菜萌は冷ややかな眼差しで折れた枝を投げ捨てるや、己の長棒を拾い上げた。



ーーーーーーーーーーーーーーーー



一条美菜萌 幼少時代のある回想の1コマ



青森県 池杉剣誠道場



師範「イチ」



生徒達「メン」



師範「ニー」



生徒達「メン」



田舎町の小さな剣道場内に響き渡る声



師範の掛け声に続き十数名の生徒達が声を張り上げながら素振りの稽古を行っていた。



大人から子供まで年齢バラバラな生徒達に混じる小学校低学年である美菜萌の姿がそこにあった。



師範「ナナ」



美菜萌「メン…」



こうして2時間にも及ぶ練習に汗を流し、指南を受けた後はこの道場恒例の武道に関する簡単な座学が最後に用いられていた。



座り込む生徒達の前で師範が黒板にチョークでなにやら書き記す



一眼ニ足三胆四力



師範「え~ 皆さん練習お疲れ様でした 今日はこれについて最後にお話ししたいと思います さて! いちがんにそくさんたんしりき こんな言葉があります この中でこの言葉を知ってる人はいますか?」



「はい 聞いた事ならあります」



師範「なら意味は分かりますか?」




首を横に傾(かし)げた中学生らしき生徒



師範「この言葉は剣の道を志す者にとって、また稽古に励む者にとって最も重要かつ基本とされる要素を順番に示したものです それを今から順番にお話ししていきたいと思います まずは 眼 眼とは一番大事な事は相手の思考動作を見破る眼力であると言う事 つまり洞察力の事を指します 何事にもしっかり見定め状況を観察しなさいと言う教えですね 次に 足 初心者によくありがちな手先で打って足がそれに伴わない事が多々あります 昔から敵の攻撃も技を見ないで足を見よって言う心得があるくらいです 剣道では技の根元は足にあり、足の踏み方、使い方とは最も重要な要素になりますので皆さんも足の運び方にはもっと真剣に取り組むべき課題となってきますね…」



中にはノートにメモる生徒もおり、美菜萌もその中の1人、低学年にはまだよく分からないだろう言葉を真面目に書き込んでいた 



師範「…続いては 胆 これは胆力です 胆力とは何か…? 要は度胸って事ですね 試合の際でも相手に惑わされず動じず 何事にも不動で向き合いなさいって意味ですね そして最後に 力 え~ ここでの力とは体力って意味とは少し違くて技術面での力って事になります つまり精進し腕を磨きなさい 努力しなさいって意味合いになりますね え~ 簡単ですが以上で一眼ニ足三胆四力の解説となります 本日の座学はここまです 皆さん練習お疲れ様でした 次週 火曜は休館となりますので土曜日の16時にこの道場に集まって下さい 以上です お疲れ様でした~」



「お疲れ様でした~」



美菜萌「お疲れ様でした」



ーーーーーーーーーーーーーーーー



頭を押さえうつ伏せる明神



明神「うぐぅぅ」



その間 美菜萌は気絶した青木の元へ近づき、様子をうかがった。



そして口に耳を当て、感じられた吐息



息はある…



大丈夫… 気絶してるだけ…



一安心な表情を浮かべ立ち上がるや



長棒を巧みにクルクル回しゆっくり明神に近づいた。



回転するスピードが徐々に速められ



明神「うくっ くぅ」



身悶える明神が鼻と頭を押さえながら起き上がろとした時



ある物を見つけ、それに手を伸ばした。



長棒の華麗な回転がピタリと止められ、脇で押さえられた長棒



美菜萌が剣道とはまた異質な棒術の構えにシフトした。



ーーーーーーーーーーーーーーーー



回想



バシ



「いやぁ~」



ビシッ



道場に掛け声と竹刀が飛び交い



後ろに手を組みゆっくり歩む師範が見守る中 皆真剣に稽古に励んでいる



そこには小学校4年生になる美菜萌の姿、中学生だろう男子とペアを組み、ぶつかり稽古を行っていた。



美菜萌「セェ~」



ビシッ ビシッ



激しく竹刀がぶつかり



ガシッ



面打ちで鍔迫り合う



ビシッ



そしてそこから素早い小手打ちを放った美菜萌があっさりと男子から一本を奪い取った。



それを目にしていた師範が足を止め



師範「美菜萌さん お見事です 筋がいいですね 山下くんは中ニですよ しかも中学生の男子から一本取るなんて将来が楽しみです」



美菜萌は最敬礼でおじぎ



美菜萌「ありがとうございます」



師範「日増しに技術が向上してます、きっともっともっと強くなるでしょう ですが決して驕(おご)ってはいけませんよ 己の力を過信してはなりません  剣すなわち心です 先日お話しした五徳の心得を忘れないようこれからも日々精進していきましょうね」



美菜萌「はい 師範」



美菜萌は笑顔で答え、練習を続けた。



素質がある上、真面目な美菜萌はその後 人一倍努力し剣の腕を磨いていった



竹刀を振るった数だけ、汗を流した分だけみるみる力をつけた美菜萌は青森県内の少年少女剣道大会で優勝を果たすまでとなった。



その後 全国女子選手権小学生部に出場 しかし予選敗退を喫し



悔し涙を流した。



井の中の蛙、己の未熟さを痛感した幼き少女は更に稽古に邁進、没頭していった…



師範「イチ」



そして数えきれない程の竹刀を振るった…



美菜萌「メェン」



師範「今日は四戒について学んでいきましょう…」



そして心身共に鍛錬に明け暮れ



翌年の全国大会では、優勝を逃すものの3位の功績をおさめ…



6年生では2位に



日々の努力が実を結び、着実に順位をあげ好成績をおさめていった。



それから月日は更に流れ、中学生となった美菜萌は剣道部に入部



朝練から始まり放課後は夜21時までと練習漬けな毎日を送った。



そんな忙しい部活動の日々を送っていたある中学1年の梅雨時の夜



ザァーザァー



音が掻き消される程の豪雨



胴着や面の入った重そうなバッグを担ぎ、傘をさす美菜萌が部活の帰り



時計は既に22時半を回っていた。



そんなザーザー降りな夜道、足下はズブ濡れ、制服も髪も濡れ傘の意味をほとんど果たしていなかった。



最悪…



足早に帰宅を急ごうといつもは通らない近道のルートに変更した時



あの道場の前を通りかかった



学校の剣道部に入る為、卒業したあの池杉剣誠道場だ



懐かしい…



美菜萌は道場の前で足を止めた。



卒業してまだ4ヶ月しか経ってないのに何だか懐かしく感じる道場




師範はお元気かな…? みんな元気にしてるかな…?



そんな事を思い浮かべお世話になった道場にペコリと軽い一礼、通り過ぎようとした時



道場に明かりが点いてる事に気づいた



あれ…



今日は確か休館日だった筈だけど… しかもこんな夜遅くに…



もしかすると池杉師範がいるのかな…



会えるかも…



久しぶりに会いたい…



美菜萌はそのまま道場に立ち寄った。



どしゃ降りな雨音の中、傘を畳み、靴を脱いだ美菜萌のしばしの雨宿り



そんな美菜萌の耳に



「シュ ハッ フッ」



引き戸の扉は開かれ、中から師範の発する呼吸音が聞こえてきた。



師範がいる!



美菜萌は道場を覗き込み、踏み入れた。



美菜萌「師…」



その直後 美菜萌の眼が一瞬にして釘付けにされた。



「フッ ハッ ハッ」



道場内に1人



長い木の棒を高速で回転させつつ華麗に操る池杉師範の姿があった。



何あれ…?



巧みに操る木の棒



これが美菜萌とバーラティア棒術との初めての出会いだった。



ーーーーーーーーーーーーーーーー



現在



長年使い古された長き木棒



それを脇に添え、腰を軽く落とした。



攻撃姿勢を取る美菜萌が一気にキメにかかろうとした間際



明神が勢いよく立ち上がり鼻の片穴を押さえ、フン



鼻から血混じりな鼻水を吹き出した。



明神「あ~ 痛ぇ」



美菜萌は踏みとどまり静観する。



明神「そこの女… 流石に名が通るだけの事はあるな… 女だと思って侮っていたよ」



美菜萌「……」



脳震盪を起こしてもおかしくない強打を浴びたのに…



この男… 



明神「あ~ 鼻がグニョグニョしてらぁ~ おい 完全折れてしまったじゃないか」



ケロッとしてる…



明神「女に殴られるなど生まれて初めての経験だ 何とも言えない屈辱的な気分だが… 認める 通常の方法ではおまえにはかなわないと」



美菜萌「…」



すると



片手持ちでドラグノフが美菜萌へと向けられた。



明神「だが… これならどうだ」



美菜萌は銃口を向けられながらも臆する事無く睨みつけた。



明神「殴る武器を手にしたら無敵、ならこいつを手にした俺もまた無敵… どんなに身体を鍛えようが、技を駆使しようが 一発の銃弾にはかなわない 分かるよな?」



2人の距離2メートル



一歩踏み込めば余裕で長棒の打撃の射程範囲内



だが 不用意に踏み込めば相討ちは必至…



美菜萌は冷静に様子をうかがった。



明神「随分と俺を憎んでるようだが おまえの仲間とやらがこいつの餌食にされたのをそんなに腹たててるのか? ハハハハ 40か…いや50かな… いや もっとかもな… いちいち数までは覚えてないが」 



ピキッ 美菜萌のこめかみに一線の青筋がたった。



明神「まぁ 言うなら 楽しめたな 恰好な標的だった事だけは覚えてる いいストレス解消になった」



ピキ ピキピキ



青筋の線が広がりを見せた。



この男…



手の甲にも筋が浮かぶ程握る手に力が入る



だが美菜萌はその怒りの感情を唇を噛み締め、グッと堪えた。



これは挑発…



私の感情を揺さぶってる…



こんな時こそ怒りに呑まれては駄目…



冷静さを欠けば足元を掬(すく)われるだけ…



冷静に…



怒りに満ち溢れた表情とは別に平静を保つ美菜萌



美菜萌「フゥー」



ゆっくりと深呼吸を行った。



明神「ほぉ~ 乗らないか 普通なら怒りにまかせてそのまま飛びかかってくるもんだが 単細胞では無いようだな」



そして明神がある物へチラリと目を向けるや美菜萌に銃口を向けたまま歩きはじめた。



明神「ふふふ 今からおもしろい物を見せてやろう そこでじっとしてろ」



明神は歩きながら太い落ち枝を拾い上げ、懐からZippoオイルを取り出すやそれを振り掛け、着火させた。



ボォ



木が燃えあがり、松明(たいまつ)の出来上がり、火の灯りが辺りを照らした。



明神「こう暗くては何も見えん」



炬火に照らされた美菜萌を改めて目にした明神



明神「ほぉ~ そんな細身の身体で達人か」



美菜萌が目で追うその先…



向かった先とは…



明神は気を失った青木の元で立ち止まり、片膝でしゃがみ込んでいた。



チッ… 何をする気…



美菜萌が動き出そうとした瞬間



タァーーーーン



銃撃音が鳴り、美菜萌の頬スレスレを弾が掠めた。



足を止め、眉間にシワを寄せる



明神「ジッとしてろとゆうたろ この距離を当てるなど造作も無い 勿論今のは… 分かるな? 次は無いぞ」



美菜萌「くっ」



明神「おまえに面白いもんを見せたいんだ そこを動くなよ」



明神はかがり火の木を地に突き刺した。



懐から今度はコンパクトなメタリックケースが取り出され



そして そのケースから出されたのは一本の注射器



それを美菜萌に差し示してきた。



明神「ここに一本の注射器がある… これが何だかおまえに分かるか?」



美菜萌「…」



明神「フフ じつはこの注射器の中にはある虫の卵が入ってるんだ」



その言葉を聞いた美菜萌の眉がピクリと動いた。



明神「何の虫の卵か気になるだろ? 3択だ 正解してみろ 1 ギョウ虫 2 サナダ虫 3 ブサイクな女の卵子 さぁ 一回こっきりだぞ 当ててみろ 当たったら熱海の温泉旅行でもプレゼントしてやる」



当然美菜萌はこのふざけたクイズに付き合う事無く睨みつけながら沈黙を通した。



明神「なんだなんだ 熱海じゃ不服か ノリの悪い女だな まぁ いい 正解はどれでもない 正解はな… その辺をうろちょろしてる気色悪い死に損ない共の… 世界を恐怖のパンデミックに陥れたバイオハザードの元凶である虫の卵だ」



虫の卵…?



そのワードに微かに反応を示す美菜萌



明神「何でも少々ゲノムをいじったらしくてな 人間の脳を支配しないよう組み換えられた特別な卵だそうだ つまり体内に取り入れても自我を失わず身体も乗っ取られない究極のアイテム…」



明神の持つ物…



これは以前タミルトンが使用したのと同様の注射器だ…



明神「何でもこれを体内に入れれば虫の力で筋力、治癒能力が化け物級に飛躍するらしい」



注射器をおもしろ気に指で触れ、口にする明神



明神「まぁ いくら超人の力を得るにしても我が身に虫を入れるのには抵抗があるがな」



美菜萌「…」



明神「だが… もしそれが本当なら興味もわく どうなるのか見てみたいとは思わないか? こいつを人に打ち込んだらどうなるのか気にならないか?」



すると沈黙を続けていた美菜萌が口を開いた。



美菜萌「見たく無い 何がパワーアップアイテムですか… 馬鹿馬鹿しい そんな人に都合のいいアイテムなんてある訳無いです」



明神「現にあるんだよ 今俺が持つこれがな」



美菜萌「世界中の人間 人類そのものがコテンパンにされたんですよ 今尚奴等の脅威におびえ、懸命に奴等を排除しようと必死になって戦ってるんです そんな源である虫を自ら体内に宿そうなんてとても正気の沙汰とは思えません 仮にそんな物があったとしてもそれを使用する奴は単なる死にたがりの馬鹿者です 自殺願望があるなら話しは別ですからどうぞ勝手にやったらどうですか」



明神「お~お~ おぉ~~ ッハハハハハハ 喋りだしたと思えば随分バルカントークかますじゃねぇか」



美菜萌「私に見せたいのってそんなくだらない事ですか?」



明神「俺自ら実験体になるなど誰が言った な訳無いだろう おまえに見せたいのはこいつに打ったらどうなるかだよ」



そして明神は注射針で青木の首をなぞりはじめた。



美菜萌「やめて」



語気を荒げながらスティックを回し卍構えのスタンスに変え



美菜萌が踏み込もうとするや



タァーーーーン



銃弾が発射



バシュ ベキ



美菜萌は衝撃で尻餅をつかせた。



美菜萌「つっ…」



己に被弾は無い



だが… 美菜萌は目を見開かせた。



長棒が真っ二つに割られていたのだ



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