紺碧海に面するピューリ市内某所のホテルの25号室
紺碧海に面するピューリ市内某所のホテルの25号室には誰も住めないという暗黙知がある。
ある吟遊詩人は、25号室を外から眺めたら弦楽器の音を聞いたと証言した。しかしオーナーや市民の誰もが耳を傾けることはない。
某日、詩人が外から号室を眺めたらあの音色が聞こえた。彼は手持ちの笛でそれに数分ほど演奏で応えた。
翌日から詩人が笛を吹くと、時折弦の音も聞こえるようになったという。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます