第10話 魔王認定?
「ちょっと待て!
誰が魔王だよ、それに欲望のままにって
俺はかっこ良くガンブレードを振るいたいから魔法を研究してるだけで…
欲望も人並ぐらいしか無いはず…?」
「その欲望の為によく分からない新魔法をポンポン量産してるのは誰よ!
研究に夢中になると私の話しなんか聞かなくなるくせに!」
「語尾がなんで疑問形なんですか、先輩!
欲望が人並な事に自信が無いなんて…
なんだか卑猥な人みたいですね?」
イリスとレナに突っ込まれた…
レナの突っ込みは、なんかずれてるけど
「それに決めポーズのエフェクト効果の魔法で消滅するって、どんだけ軟弱なんだよw」
「その軟弱な奴に私とレナの攻撃は傷を入れても一瞬で回復されて、手も足も出なかったのよ!
先輩も自分の規格外に気付いてよね」
「お前達も自身の事に気付いておらぬ様だが、人間が我の身体に傷を付けれる事こそ異常なのだ
しかも勇者の力に目覚めぬままでだ
そこの今代の聖女と剣聖が本来の人間の限界なのだが、2人は別々に不思議な技を使う様だ」
「私のは対魔の剣術だからかな」
「私の効果が有った魔法は先輩が開発した魔法だからよ!
水を細く早く出した剣とか砂を叩き付けるのとか、あと小さく速い振動のやつが効果が有ったわ」
「ほお、魔王様のお造りに成った魔法か?
どおりで我に傷を付けれるわけだ」
「あのぉ…
非常に言いにくいんだが、多分イリスの使った魔法はガンブレードの加工用に開発した魔法で…
攻撃用の魔法では無くって、工業用の魔法なんだ…」
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