第6話 ヒロインはデレ無い?
「「「「変態だ!!!」」」」
「変態でもねえよ!」
その時、
魔族と言われていた生物が問い掛けてきた
「本当に違うのか?」
「だから変態じゃねえって言ってんだろ、俺の何処が変態に見えるんだよ」
「先輩、今の自分の格好を考えて!」
レナに突っ込まれたw
「魔族が聴いてるのは魔王かじゃ無いの?
この空気の読め無さは私の先輩に間違い無いわ、可愛いアカデミーの後輩のイリスよ
先輩の所為でこの世界に来ちゃったのに、知らないなんて言わせないわよ」
この不遜な喋り方はしょっちゅう怒りながら絡んで来てたイリスに間違い無い、それよりも…俺の所為?
「イリス! おまえ今、何て言った?」
「あっ…えっっと、私のってのは私の居た世界って意味で…」
「其方じゃ無くて俺の所為って?」
イリスの顔が真っ赤に成った、他の3人も肩を震わせ笑いを堪えてるよw
「紛らわしい言い方しないでよ!
先輩が剣を軽くする魔法なんて需要の無い魔法を創ってるから
剣の代わりに体重を軽くする、需要が超多い魔法に私が改良してあげてたの!
其れを自分に使ったら此処に飛ばされたのよ!」
それは俺の所為じゃ無いなんて言ったらややこしくなるよな…
話題を変えて誤魔化そう
「ああ、なんかゴメン…
レナは何で此処に居るんだ?」
「えっ?
先輩は私が召喚されるのを予知能力か何かで知っていたから、ラノベを進めてきたんじゃ無いのですか?
そのおかげで召喚直後に隷属させられそうに成ったけど、護衛の兵士の剣を奪って逃げれました」
「いやいやいやいやおかしいって、普通の女の子が兵士の剣を奪ったり出来ないからw」
「先輩には家の事、軽くだけど言っていましたよ!」
「なんとか流って華道か茶道の家元だったっけ?」
「剣術道場です!表向きは」
そういえば当時レナとの会話でガンブレードを熱く語ってたら『そんな大剣どうやって鞘から抜くんですか、居合出来ないですね』って言われて、収納魔法を改良しまくったよな…ん、表向き?
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