序体 Rapuanleta ~ ラプァンレタ ~2

けたたましいアラート音が辺りにより一層、強く響き渡った。



鳴り続くソレに翻弄され、ある者達は慌てて原因を調べ、ある者達は冷静に人員を調べ、異常が無いかを調べた。


鳴り続けるアラート音の原因は分からず、調べた人員の中に不足の事態が発覚した。

この小さな惑星の、三つの大地の内の一つ──《問いかけの大地》で、仲間が消えたのだ。



行方が不明になった仲間は十数名。

突如鳴り響いたアラート音が何か関係しているのか。と、《問いかけの大地》の者達は動き出す。


《問いかけの大地》の、《ヤハトメイ》に属する者達が動き出したのだ。


行方不明になったのは、《ヤハトメイ》に属する者達ばかりで、中にはカグヤと呼ばれる者も居たからである──。

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