第21話 裏切り
ゴブリンロードの巨大な棍棒を受け続ける剣士は限界が近づいていた
剣士男(はあはあ、そろそろ頃合いだな)
剣士男は弓士の男にアイコンタクトをとった
弓士は頷き攻撃の手を緩めた
真矢は力の限り攻撃を仕掛けるがなかなか致命傷を与えれずにいた
するとヘイトが真矢に移った
真矢「ちょっと!こっちに攻撃がきてる...」
「あれ...?剣士は?」
あたりを見渡すと出口付近に剣士と弓士がいた
剣士男「わりーな、俺たちはそろそろ退散しまーす(笑)」
弓士男「悪く思わないでくれ、これも国王か
らの依頼なんだ。お前はここで死んで
くれ」
そう言うと2人はボス部屋から逃げていった
真矢は絶望した
真矢「うそ...いくらレベルの上がった私でも1
人じゃボスは倒せないよ...」
「1人で決めないで葉留に相談したらよ
かった」
自信喪失した真矢はゴブリンロードから逃げるしか無かった
自分も脱出しようとした時、出口には低級魔族のゴブリンが何匹もいて道を塞いでいた
真矢はゲームでいう詰んでしまった
ゴブリンロードは攻撃の手を緩める事無く
何度も巨大な棍棒で襲いかかってくる
真矢は必死で避けたり、レイピアで攻撃を受けていたが、力負けしてレイピアが飛ばされてしまった
真矢「しまった!このままじゃ」
真矢がよろけた時、ゴブリンロードの蹴りがモロに入ってしまった
部屋の隅まで飛ばされてしまった
そして、そのまま気絶してしまった
真矢「葉....留....たすけ...て...」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます