第14話 新しい装備と休息

葉留「おじさん!ただいま!」


ゴルド「お!生きて帰ってきたか!2人とも

お疲れ!」


真矢「依頼どおり鉄鉱石を持ってきたわよ

♪あと買ったレイピア壊しました

(笑)」


真矢は刀身が折れたレイピアを見せた


ゴルド「派手に壊したな、修理してもいいがせっかくだから鉄鉱石で作る武器を2人分作ってやるよ!」


ゴルドは頑張ってる2人を気に入り持ってきてた鉄鉱石で2人分の武器を作ると約束した


武器の作製には時間がかかるためゴブリンロードの戦利品を売りギルド酒場でご飯を食べることにした


真矢「この世界のご飯って意外と美味しい

ね!!」


葉留「ゲームならご飯はステータス向上なん

だけどな(苦笑)」


真矢は隙をつき葉留のおかずを1つ食べた


真矢「このカエルの肉もなかなか美味しいわ

ね!」


葉留「あー!俺のカエルー!」


葉留はムッとした

それを見た真矢は笑っていた


真矢「しょうがないな〜食べかけだけど唐揚

げをあげます」


だが葉留は少し顔を赤くして


葉留「いやいやいや!いいよ、真矢が食べろ

よ」


なぜ断られたか分からなかった


真矢「???...もしかして、間接キスになっちゃうから?(笑)」


葉留は何も言わず横を向いていた


真矢(可愛いな〜葉留は(笑))


心の中でそう思った


2人は食べ終わりギルドの受け付けに冒険者の依頼がないか聞いてみることにした


ギルド受付「ちょうどよかったです!西にあるカンナ村から村の護衛の依頼がきていま

す。どうしますか?」


断る理由がないため依頼を受けた


ギルド酒場を出て2人は防具屋に向かった


ゴブリンロードの戦いは防具を付けていなかった

この先さすがに防具を付けないのは自殺行為だからである


とりあえず1番安い防具を二人分購入し武器屋に戻った


ゴルド「ちょうど武器出来たぜ!持っていき

な」


【アイアンソード】【アイアンレイピア】


葉留「ゲームの武器を実際に持つ日が来るな

んて、なんか感動する!」


真矢「そうだね〜、いつかゲームで私達が装

備してた武器が持てればいいね」


ゴルドは2人がなんの話をしてるのかわからなかった


ゴルド「とりあえずその武器ならカンナ村までの道中なら大丈夫だ!頑張れよ2人とも!」


最初の頃と違いゴルドは2人の成長を見るのが楽しみになっていた

そして無事に帰って来れる事を祈った


2人はゴルドに挨拶をして1度宿屋に帰った


真矢「明日も大変になりそうだし、今日は早めに寝ましょーねー葉留ちゃん(笑)」


葉留「ちょ、俺を子供扱いするな!同い年だ

ぞ」


真矢はお腹を抱えて笑った


葉留は若干イラッとしたが、つられて笑ってしまった


明日は早朝から向かうため2人は眠りにつく事にした




真矢「葉留〜、また襲おうとしないでよー(笑)」


葉留「襲った事ないから!っていうか俺たち付き合ってる訳じゃないし

そう言い発言を男に言うのはやめた方がいいよ」


真矢は少しムッとして布団の中に潜った


真矢(好きじゃない奴にこんな事言うわけないでしょ!全く鈍感なんだから)


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