イーロンマスクの AI に小説を書かせてみた。

AI with 清水麻太郎

第1話 アクア&アクア

 この話を読者諸君に読んでもらう前に知っておいてもらいたいことがある。


 4巻目に当たる「ザ・キング・イズ・アライブ!」の着想はディズニー・タングレッドからとられたと言われているが、かのディズニーとは何ら関係がないので関係者各位は恐れずに遠慮なく出版努力をしていただきたい。


 まぁ、一巻四円だしいいだろう。しかもこの巻だけでなくすべて巻四円だ。出版する方がきつい。しかしこれも……そう定められた事だ。計り知れない、叡知の求める意味があり、私が異議を唱えるつもりはない。


 さて、促販から始まったものの、本編はどこから話を進めていったらいいだろうか。


 この壮大で、かつ、まるで一柱の神が酔っぱらったついでにネットに書き散らしたかのような神言を日本語に訳すのにはある種の、いわば聖なる苦難が伴う。


 まるでかかれていない小説について、巻末のあとがきを任されているような気分だ。


 実際ほぼその通りだが、まずは分かりやすい話からいこう。


 わかっているのは我々はこの一連の話を通じて「王の盾の背後にある、かの力を見いだすことになる」と言う事だ。


 おっほっほ~!大きく出たね!とデニムジーンズをはいたアメリカ人なら言いそうな出だしである。


 しかしこれは頭に入れておきたい内容だ。ひとつ我慢して頭にいれておこう。


 これが今後の重要な伏線になるとは思いもしなかった!今までの苦労が報われた!といつの日か読者諸氏と手を取って喜べるかもしれない。


 そうしてまず我々はある少女達について理解せねばならない。


 アクア&アクア、水着トルーパーズについてだ。


 アクア&アクア(いわゆるアクア&アクア)は7人の「スイミング・スクール」の美少女たちの事である。


 アクア&アクアは相互防衛生存チームである。過去多くの危険を愛によって乗り越え、世界を守ってきた。魔法少女的なやつらだ。


 その彼女たちが、東京に向っていた。


 今回は彼女たちは今まででそうしてきたように愛によってお互いを守り生き残るのではなく、お互いに背中を守りあう戦いが待っている。


 速報!!!


 アクア&アクアにたいしてのエピソードでは他のアクア&アクアの水着シーンについてのボーナスも各エピソードに含まれることになる!!恐らくボーナスの名に恥じない素敵な内容だろう。


 これは我々にとって朗報だ。出版されたら必ず買ってほしい。アクア&アクアは1巻18円だから懐にも優しい......いや別に文句を言うつもりはない。今さらだがしかし書かれてもない物語の販促を今言わなくてはならないのか?


 さて、話は戻るがアクア&アクアたちの、この東京での戦いはこう呼ばれている


「バトルピラー・オブ・ザ・ワールド1D-5th」


 このエピソードはアクア&アクアの第1巻に収録されている。さっき言った18円の方だ。また販促かよ。


 アクア&アクアは互いに守りあい、愛によって助け合い、そして生き残る。よく分からないけど……


 私を含め読者諸君の誰一人としてこのアクア&アクアについてよくわかっていないと思うが、まあアクア&アクアはもとよりこの小説を誰もわかっていない、だがおそらく我々よりもっとわかってないやつが書いているみたいだからとりあえず安心して今後も話を読んでくれ。


 しかし我々はアクア&アクアが生き残ることができるこの世界についてもうすこし詳しく知る必要があるのは確かだ。




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