《 第四の射殺事件 》 1・2・3

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 八月三日 午後八時


 片側一車線の道路の歩道を歩いていた西島雅之さん(三十一歳)は、ふと、スマートフォン片手に操作をしながら、車道の左側を自転車を漕いでいた女子高校生くらいの女の子に目をやった。

 まったくこの頃の女の子は、スマートフォンを手放すことはできないのかと思っていた瞬間。




 右側を通り過ぎて行った自動車から明るく光る閃光を見て、びっくりした


 びっくりした瞬間、前を走っていた女の子は、自転車ごと倒れた


 そして、その自動車は、止まらずに通り過ぎて行った




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 西島は、自転車ごと倒れてしまった女の子のそばに駆け寄り

「大丈夫ですか?」

 と、声をかけた。


 倒れた女の子は

「大丈夫です。」

 と、返事をしたが、女の子の背中が赤く染まるのが見えた。


 すぐさま、119番通報をして、救急車を呼んだ




               3


 救急車が到着をするが見えたら、女の子は、安心をしたのか気を失ってしまった



 救急隊員は、西島さんにいままでの状況を聞いていた

「なにがあったのですか?」

「自動車が通過した時に、何かが光って、女の子が倒れて、救急車呼んで。」

 救急隊員は、西島さんが興奮状態で、これ以上、話をすることは難しいと判断をした。


 搬送先の手配をしている最中に、警察官が到着した。西島さんを警察官に託して、救急車は、出発して行った。




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