殺りづらい相手

私はとある国の暗殺者、今回のターゲットはB国要人の息子。しかし、なかなか殺りづらい。奴の近くに行くと胸が痛い、緊張からか恐れからか…。

「待った?」奴が来た。私は首を縦に振った、すると目の前に花束が差し出された。「待たせてゴメン、これはお詫びと誕生日プレゼント。この花知ってる?カスミソウっていうんだ。」私は今度は首を横に振った。「花詞は[永遠の愛]だよ。…結婚式してくれるかい?」また胸が痛い。コレだからコイツは殺りづらい。

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