23/12/21 本腰入れて十章を考える。(※ネタバレ注意

 カクヨムコン9になんぞ手を出した為、もれなくヒーヒーいう事になり、

 やっぱり自分の首絞めるの大好きなんやな、と改めて気がついたら師走半ば。


 皆様はどうお過ごしですか?


 タイトルの通り、本当に十章に本腰入れないとマジヤバい。

 って事で、カクヨムコン9作品の方はちょっと置いといて、十章の方に本腰をそろそろ入れようと思います。


 ぶっちゃけ、カクヨムコン9の方は、精神が追い詰められている時の方が筆が進む、ある意味壊れた作品だからヨシ。

 ま、ストックないのはこっちも事実なんだけど、なんとかイケる気がするから。


 十章の方だよ問題は。


 実は、舞台は主人公の実家、ベッサリオンである事はもうほぼ本決まり。

 つか、他の舞台考えるの面倒だから……


 それはいいんだよ。


 問題は、私毎章ごとに仕込んでるテーマについてなんだよ。

 九章は『他人からの評価と価値』そして『選択』でした。

 十章に仕込みたいものが、まだ全然思いついてない。

 ネットの海は相変わらずの荒波で、ネタには事欠かない。取り上げたいネタは腐るほどあるんだけれどォ。


 この作品はエンタメなのだよ。

 エンタメに昇華出来なきゃ面白くないんよ。


 エンタメへの昇華方法が、まだ見つかってないんだ。

 ここが一番難しいんだけどさ。


 そしてもう一つ。


 実は、毎章ごとに、私は主要キャラに言わせたい言葉をいくつか仕込んでます。


 七章では主人公の

『母には待つという選択肢しか許されていないのであれば、私は母でなくていい!!』

 八章ではアティの

『ほんものって、なぁに?』

 九章では主人公の

『勝手に私に値段をつけるんじゃないッ!!』

 でした。


 そういう、ここぞ! って時にぶちかまされる言葉。

 私はこの言葉を最高のタイミングで言われるように、場を盛り上げ話を肉付けしてくんですよ。


 つまり。


 セリフが一番大切なんです。


 なのに、まだそのセリフが全く思いつかない。

 どうしたもんか……


 基本、ハッとする言葉とかがいいんだよなぁ。

 どんなのがあるかなぁ……

 昨日、寝しなに考えてたんだけど、なぁーんにも浮かんでこない。

 とうとう脳みそ枯れたのか……


 いや、多分だけど、章で取り上げるテーマの方向性とかがボンヤリとでも決まらないと、セリフが浮かんでこないんだと思う。

 だから、まずはやっぱりテーマを考えないとね。


 ネットの海を平泳ぎしてると、ボンヤリと問題の根源が同じものだと思われるモノが見えてくる。

 ただァ……

 その輪郭がボンヤリしすぎてて、本質を捉えきれない。

 だからエンタメ昇華も出来ない。

 それが面白いのかもよく分からんしな。

 どうしたもんか。


 気になってるネタはいくつかある。


 ① 女性が痛みに強いからという理由で使われない麻酔問題

 ② 女性がずっと声を上げてて無視されてきた問題が、男性に降りかかった途端、社会問題として扱われる現象

 ③ 痴漢冤罪と痴漢問題

 ④ 何か問題があると、加害者側ではなく被害者側を諭そうとする問題


 これ、多分、根本は同じ問題が隠れてそうなんだよ。

 でも、それが上手くエンタメ昇華出来ない。

 そもそも、面白く出来なきゃ取り上げる意味がない。

 一応補足としてこの『面白い』は『笑える』という意味ではなく、水戸黄門や暴れん坊将軍のような『エンタメ的な面白さ』って意味ね。


 うーん……

 偏見が入る事を承知しつつ、もう少し深掘りしてみっか。

 もしかしたら、不快に思うかもしれないから閲覧注意だよ。



 女性が痛みに強い、婦人系の検査の時に痛い検査でも麻酔が使われなかったり、痛くない方法は保険適用外である問題。

 これ。

 女の人が『痛い!!』って言ってるのを『痛くないだろ!!』って黙らせてる行為なんだよなぁ。

 何で痛みを感じてない方が『痛くないだろ』って決めつけんのかなぁ……


 マンモグラフィの検査とか。解説見てて意味が分からなかったよ。

 例えばよ。

 ケツに出来る特有のガンがあるってなったときにさ、がん細胞を見つける為に、ケツの脂肪をギュッと縦や横に挟んで圧縮して検査する、とかだったら、嫌じゃね?

 私なら嫌だよ。

 無理だよ。

 ケツの肉千切れるよ。


 普通に考えて痛いだろって分かるのに、何でその方法が推奨されてんの??

 もっと違う、痛くない検査にアップデートしようや。つか、あるって見たよ。でもなんで保険適用外なんだ?

 女性たちに乳ガンになって欲しいん?

 それとも、その痛みを毎年一度繰り返しながらも検査するのが義務とでも??


 怖いよその考え方!

 私は痛いのは苦手なので、ケツのガン検査の為に毎年受けろとか言われても行きたくないよ!!

 苦手意識を持ってしまうのも分かるよ。


 あと見たのは、子宮系のガンの調査? 悲鳴をあげて痛がったのに、麻酔されなかった、というものを見た。

 いやコレそんなん普通に医療事故だろ。


 例えば大腸ポリープ取る手術。大腸内膜には痛覚がないので全身麻酔はないらしいが、それでも内視鏡手術時に「軽い麻酔をかけます」って書いてあるやん。


 なのに。


 いや、今子宮頸がんの検査についてググったら一発目に

「痛みはありますが、麻酔は使いません。 検査後に出血することもありますが心配はありません」

 て。

 すっげえ怖い事書いてあるんだけど!!

 痛みあるって分かってるし出血するレベルなのに麻酔しないの!?

 意味わからんのだけど!!


 何で痛いのに麻酔しないの?!

 なんで?!

 論理的な意味が分からないよ?!


 例えば傷を縫う時も局部麻酔するじゃん?!

『痛いし出血するけど問題ないから麻酔しない』とか聞いた事ねぇよ!!!

 私は歯茎を縫った事あるんだけど、それ麻酔されなかったら大暴れする自信あるよ?!


 その後も少し調べてみたんだけど『少し痛みがある』とか書いてあった。

 いや、痛む可能性があるんなら麻酔したれよ。

 つか、出血あるレベルなのに『リラックスしましょう』じゃねぇわ。痛いのにリラックス出来るかドMか。

 少しでも痛みがある可能性があるなら麻酔使いなよ。

 一度でも痛みがあったらもう二度と検査してくんねぇぞ?

 なんで歯医者嫌いの人間が多数いるのか知っとるやろ。


 こんなアホな事が普通に罷り通ってるとか、本当に意味が分からないんだけれども……

 何故なのだろうか……?


 もうこの問題の疑問だけですげぇ文字数いってもーたわ。


 なんで痛みが多少あるって分かってるのに麻酔を使う事が少ないのか。


 ……。

 ……?

 面倒臭いんかな?

 麻酔って合う合わないがあるから。

 合う合わないのを確認すんのが面倒臭いから、『ナシで行っちゃえ⭐️』的な事なんだろうか……?

 違うとしたらなんだろう。

『ちょっと痛いぐらい我慢せぇ』って事?

 大腸ポリープの検査ですら麻酔や鎮静剤あるのに?

 大腸の時は鎮静剤使って、子宮の時は『リラックスしろ』の根性論。

 ふむ。

 オカシイ。


 まぁ、大腸の方は腸の動きを抑える為、とかそれらしい言い訳があったけど、いや、子宮も内臓やらか勝手に動くモンじゃねぇの?

 そっちも鎮静剤使って動き等を抑えてやりーや。


 ……ん?

 今気づいたぞ?


 もしかして、権威主義の人間の中には、痛みを与え、そして我慢させる事に美徳を感じてる人間がおるのでは……?

 無痛出産が日本では稀過ぎるのも、もしかしてその一つなんじゃ……

『お腹を痛めて出産して初めて愛情が持てる』とかいう言論も、その一つなのでは……?


 あ。

 なんか、見えてきたぞ?

 なんか見えたぞ??


 いや、コレもTwitterで見たんだけど、『つわりを薬で軽く出来ないか』みたいな意見に『子を持つための自然発生する現象を薬で抑えるなんて』とか、アホな事言ってた人もいてな。

『苦痛を伴わせないとその後の成果の方が下がる』っていう根性論──いや、これは根性論だけとは思えない。

 他人に苦痛を与える事を『是』とする感覚が潜んでそうな気がするぞ。


 その元は何なのだろうか……?


 我慢が美徳

 痛みが美徳


 そんな言葉がネットから出てきたが、それは本当だろうか……?


 違う。

 違うと感じる。


『我慢させる事が美徳』

『痛みを与える事が美徳』


 そっちじゃねぇか?

 患者は痛みを感じたくないのに、医者が『麻酔なんぞ不要』と言ってるんやもん。

 痛みや我慢は本人がするのに

 痛みを与えてるのも我慢させてんのも他人や。


 それだ。

 それだよ。

 それは、何でだ???


 コレ……ステップファミリーの件を調べてた時に似てる感覚だなぁ。

 が。

 ステップファミリーよりも明確に本質が見えない。

 自分が感じる『これが本質ではないか』で、書くしかないのか……?

 それで、果たして本当にエンタメに昇華出来るんだろうか??


 ヤバい。

 難しい問題に片足突っ込んでもーた。


 いやでも、せっかく見つけた糸口だから、この方向で考えてみたいなぁ。

 いやでも、十章の流れに、ソレ、合うんか?

 分からん……

 分からないからこそ、ちょっと頑張って考えてみようっと。


 まずはネットで色んな意見を集める事からだな。

 頑張る。


 今回はここまで!

 以上! それでは!!

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