23/12/03 カクヨムコン9への突然の殴り込み

 悪役令嬢継母作品について、十章も進んでいないし、書籍化についても止まってんのに、なんで突然カクヨムコン9への殴り込みを行ったかっていう事について、

 言い訳──ゲフンゲフン、説明をしようと思いまして。


 ウソです。


 ただ深い事考えずに、やらかしてしまっただけでお、その言い訳をしようとしているだけです。

 ハイ。

 すみません……


「お前、年末の魔物に蹂躙じゅうりんされてる、とか言いながら、実は暇なんだろ??」

 とか思われそうですが。

 蹂躙じゅうりんはされています。

 蹂躙じゅうりんは、されてるんです。

 2回も言うな。


 ただですね。

 これはですね。

『期末試験前日に勉強しようと思ったら、何故か部屋の大掃除を始めてしまった』

 と同一現象なんですよ。


 そう。


 ザ・現実逃避。


『やらなければならない事』に向き合う事が精神的にキツイ時に発生する心理状態ですよ。

 ただでさえ、あの作品の十章は、これまでの溜めに溜めたツケを支払わなきゃならなくって、脳みそ雑巾絞りしなければならない程考える事が多く。

 かつ。

 仕事の方もよ。自分のビジネススキルを限界まで引き出して、脳みそ雑巾絞りしながら、客のニーズを引き出し調整し、かつ自分のコスパ最大限にしつつ、定時内で終わるようにアレコレやらなければならなくって。


 これ以上脳味噌絞ったら、脳組織がそのまま出ちゃう……


 ってぐらい疲れてて。


 疲れない事をしたかった……

 いや、そしたら小説自体を休めばいいじゃんって思われるかもしれないけれど、文字を羅列してく事自体は好きなんだよ。

 つか、それが好きだから小説書いてるようなモンだしな。


 で。


 それに適した作品が、あの

『乙女ゲームの中に転移してしまったんだけど、普通に嫌なのですぐ帰りたい。』

 だったんだよ。


 あの作品、もともと最初に書いたのは2020年5月だったみたい。

 で、その頃のこのエッセイを見ると、ちょうど「KAC2020」のチャレンジカップの直後で、このエッセイお休みしてたんよ。


 何故この作品を書こうと思ったのか、実は経緯がどこにも残ってないんだよ。

 こんなエッセイ書いてるわりに、残さなかったんだよ。

 で。

 残っていないって事は。

 本当に

『何も深く考えずに』書いたんだよ。


 正確には。

『考えては、いた』

 それは、同じテーマの作品が、スマホ内に残っているから分かるんだけど。

 同じテーマで、何度か書いてみて、試行錯誤した形跡はあったんだ。

 そのネタ。

 公開されているものよりも、もう少し尖ったネタで。

 少しニヒルな感じというか、捻った感じのものだったんだけど。


 詰まったんだよね。

 だって途中で終わってるから。


 で。


 どうしても上手く生み出せなーい!!

 って煮詰まった結果

「テーマ」だけを決めて、何も考えずに書きだしたのが、あの作品だったんですよ。


 だから

『勢いが凄い』

 そして

『勢いしかない』

 んです。


 ただ、その勢いが面白かった……

 たぶん、今の私には、ゼロからあの勢いのある作品を書く事はできなと思う。


 で。

 実はあの作品について、書き終わってから、登場人物キャラの性格とかが出来て、4コマ漫画とか自分で書いてニヤニヤとかしてたんよ。


 それはそれで満足してたんだけど。


 カクヨムコン9が開始になるよってなって。

 ここ数年は休んでたんだけど。


 ……やっぱり、何かしらでお祭りには参加したかったんだよね。


 あ。

 先に言い訳をしておくと。

 カクヨムロイヤルティプログラムについて、この期間だけ20%増量? っていうのもやってるんだけど。

 マジで、本当に、そっちの事は頭になかった。

 マジで全然なかった。

 普段あんまり下心は隠さないので、コレマジっす。

 他の方に言われて

「ホンマや!!」

 ってなったぐらいだしね。


 実は。


 書く事に飢えてたんだと思う。

 読者さんたちとの繋がりに飢えてたんだと思う。

 ストーリーを書く事に飢えてたんだと思う。


 でも、悪役令嬢継母の作品は、考える事が多くって気軽には書けない。

 しかも、微妙に煮詰まってて。


 だから気軽にアウトプットしたい&カクヨムコンのお祭りに出たい=『乙女ゲームの中に転移してしまったんだけど、普通に嫌なのですぐ帰りたい。』をリブートする、って感じだったんだと思う。


 リブートについての苦労を書いちゃうよ!!


 ネタバレ注意もなにも、あの作品のおおもとは3年前に公開してるから、今更だと思うので隠さないよ。

 っていうか、隠すほどのネタがないと思うんだよね……


 まず、問題は文字数だった。


 あの作品、1本目と2本目を合わせても、1.7万字しかなかったんだよ。

 ビックリだよ。

 短編として出したってツマラナイので、長編用に短編連作形式に、膨らませようって思った。


 が。


 あの作品、勢いが大切なので、下手にストーリーの肉付けできないんだよ。

 つまんなくなるのが目に見えていた。

 じゃあどうするかって考えて。

 あの勢いだけで10作の短編を書くのは無理だな、とは思った。

 全部同じ勢いじゃつまんないじゃん。同じ展開のアニメを10本見せられても面白くないっしょ?


 だから、まず、7000文字弱しかなかった1本目を、1万字以上になるようにボケツッコミ応酬を増やした。

 で。

 せっかく、4コマ漫画書けるぐらいまで、各キャラに性格付けを行ったので、その性格が出せるように

『ファンディスク編』を追加する事にした。


 公開済み作品は、乙女ゲームに転移して、帰ってくるまでのお話じゃん?

 で、結構みんなから「この後どうすんだよwwww」って言われてたんので

 そのご希望にお応えして(?)、現実世界に帰って来た後の話を書く事にした。


 勿論。


 ストーリーなんて、あってないようなモンでございますよ?

 すごくね?

 特に「こういう流れです」って説明できるような事が何一つ起きないのに、それについて2万字強書いたよ!!


 何も考えずに書くって楽しィーーーー!!!


 って事で。

 これを、2本目もやる。


 で、もう1回、乙女ゲームに転移してアレコレやって戻ってきて、その『ファンディスク編』と称して、その後のアレコレ書けば……


 10万字超えるんじゃね!?


 という。

 皮算用。

 今の所……なんとかうまくいっている……


 あとは、どう「長編」としてのオチをつけるかって所だな。

 いや、3本目の内容もまだマッサラやけどな。


 ま、どうとでもなるんじゃねー?

 ぶっちゃけ、完結できなかったら「できなかったゴメーン★」ってやるつもりだし。

 あんまり深く考えながらやりたくないんだよ。

 ただ、キャラの会話の応酬を書きたかっただけだしさ……


 あと、ダメ元でお祭りに参加したかった……

 みんなで「カクヨム楽しんでるゥー!」っていうのを、共有、したかった……


 あとあとついでに。

 書かないと、「書く」って部分の腕が鈍るんだよねー。

 それは、1年間休んでたので嫌って程実感した。

 びっくりするぐらい上手く書けなくって、悪役令嬢継母の九章は、何度も何度も書き直したもんよ。

 いや、「上手く」っていうのは、じょうず、って意味じゃなくって、表現に詰まらず書けるって意味で。上手じょうずかどうかは別問題や。


 だから、腕が鈍らないように、何かしら書こうと思って。


 って事で。

 まぁ頑張って10万字書ききるつもりではあるけれど、未来はどう転ぶか分からないカクヨムコン9参加作品、これからよろしくねー。


 目指せ!! GETした賞金でボイスドラマ作成!!

 いや、プロの技術であのボケツッコミ応酬してるのを、聞いてみたいなぁ、と思って。

 楽しそうじゃん?


 って事で。

 今回はここまで。

 以上!!

 それではね!!

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