23/07/02 物事が動き出した。

 7月1日に九章の連載を再開させました。

 もうマジ胃痛がヤバかったです。


 ただ、皆さんの温かい応援に励まされ、なんとか勇気を振り絞りましたとも!

 ええ。

 反応が気になって、昨日は全然何も手につきませんでしたよ。

 せっかく書き溜めてあるんだから、ハイラルウロウロすればいいのに、全然集中できなかった……


 ってことで。

 それはまぁいいとして。


 実は、それ以外にも色々と大きな動きがありました。

 私のTwitterを追っている人は、薄々勘づいているかも知れないですが。


 ええ、それ。

 それだよ、それ。


 なんか、匂わせみたいになってしまって申し訳ない。

 まだ打ち合わせも何もしていない状態なので、何も言えないんだよ。

 何がNGなのか、まだ判断できないし。

 マジで匂わせとかじゃないよ。

 そもそも、小説のプロットから仕事の愚痴まで、何から何までエッセイで公開している私が、時点で察してくれ。


 私は、特に小説において、隠し事などない。マジでない。もう少し隠した方がいいかも知れない、と途中自分で不安になるぐらい、ない。


 ああ、私自身のことで隠していることはたくさんあるけどね。

 これはネットの世界において、個人情報に繋がるものを垂れ流すのが怖いだけ。

 IT世界で働き始めて行く年月。

 ネットの怖さは知ってるからな。

 ……個人を特定できない事については垂れ流してるけどな。

 猫狂いで真性の下僕体質だとか、ワンコ様も飼ってるとか、元ブラック企業に勤めてたとか。そういうのでは個人は絞り込めないから、公開してるだけだし。


 って。

 そんな感じで話の方向を逃がしていますが。


 まだ、事が動き始めたばっかりで、本当に本当に第一歩? なので、何も報告できる事はないっす。

 Amazonでの販売の時みたいに、その苦労を色々つづっていきたいところだけれど、相手があることについては、なかなか簡単には公開できないからね。


 ……反応が、淡々としてるって、思う?


 そう。

 実は物凄く冷静です。

 何でだろう。

 本当であれば、小躍りして喜ぶべきところなのに。

 何とも言えないむず痒い気分にはなった。

 でも、浮かれる、という感じはなかった。


 むしろ。


 怖かった。

 自分では『何で声かけてくんないのさー。読まれてるのにィー』ぐらい言ってたのに、いざそうなると。

 喜びよりも恐怖が勝るって。


 どんだけヘタレなん???


 だからと言って、拒否はしていません。

 まぁ『現段階では』ってレベルですが。

 でも、かなり前向きに検討してるぐらいだよ。むしろ。かなり前向き。

 でも、怖いね。


 応援メッセージで粘着されたりとか、文句言われたりとか、そういう反応の怖さがね、あるよ。

 だからね、ワシはエゴサとかしないんだ。

 怖いから。

 傷つくから。

 例えそれが私個人の人格否定ではないとしても。


 私が、心を壊して2年間引きこもったのは、死にゆく母に寄り添いつつ、パートナーとなった仕事できない人間の尻拭いをしつつ、体壊しつつ頑張って作ったものを、なんて事ない感じでけなされたのが原因だった。

 多分、そのトラウマは、治らないだろうなぁ。


 だから私は、例え個人攻撃じゃなくっても、作ったものをけなされるのが怖いんです。

 だからエゴサしない。

 誤字脱字報告とか「意味合い的に使う言葉が違うよ」ってう報告はウェルカムだよ。直したいもん。

 あと、応援メッセージでネタとして色々書いてもらえるのも面白いから好き。読者さんが、勝手にキャラにあだ名つけたりするの、めちゃくちゃ面白かった。


 ただ「つまらない」という感想はいらない。私は面白いと思って書いている。合わないのなら無言で離れて欲しい。


 でも。


 物事が動き始めた。

 そりゃそうだ。行動する人間には、必ず何かに影響を及ぼす。

 ポジティブな反応からネガティブな反応まで。

 動き始めてしまったものを、止めるのか進ませたままにするのか、今その判断の瀬戸際にいる。


 私は止める気はない。

 なるようになる。

 なるようにしかならない。

 ただ流される気もない。


 私はクッソ面倒臭い人間なので、捨てられないコダワリがあるから。


 ……。

 サバコンに応募するために小説を書いていた時だったか、その前後辺りに。

 私は浅草寺へ行って、おみくじを引いた。

 サバコンの結果を占うような気持ちだった。


 それには、以下と書いてあった。


 ***


 鯤鯨未變時

 且守碧潭渓

 風雲興巨浪

 一息過天涯


 ***


 意味。


 1行目

 鯤鯨こんげいとは、いつか大きな鳥に変化する魚の事。でも、まだ変化してないよ。


 2行目

 しばらくは、みどりに見える渓流に留まって、時が来るのを待とう。


 3行目

 そうすると、時が来て大きな鳥になる時が来るよ。だから、それに向けて一生懸命に努力しようね。


 4行目

 そうすれば、一気に空の果てまで飛べるよ。出世の道を辿って、世間に良い名前を広げるよ。


 だ、そうです。

 5年近く前なのになんで明瞭に覚えてるかって、覚えてるんじゃないよ。

 そのおみくじは、財布に入れて肌身離さず持ち歩いているからね。

 今、そのおみくじを見ながら書いてる。


 私はそのおみくじを見て、衝撃を受けたんだよ。

 こんなに今の自分に合うアドバイスある!?

 って。

 これで、サバコンの事はスパッと諦めた。


 コンテストに応募する時は「これがその時か?」なんて思いながら書いてたし、もしダメだったとしても「ああ、まだだった。これじゃないんだ。もっと先か」って、比較的簡単に諦められていた。


 コンテストをやめたのは、コンテストに応募しなくっても、書く事をやめなければ、書き続けていれば、結果が出るんだって、思っていたから。

 だから、筆を折る選択肢だけはなかった。


 んで。

 コレよ。

 もしかして、今がその時??


 分からない。

 これも、違うのかも。

 まだ、今じゃないのかも。


 おみくじで「努力なさい。続けなさい」と書いてあったから、続ける気はある。

 今後も、私が出来る事を出来る範囲で、ずっと続けていくよ。


 ……しかし。

 おみくじって、結構先の未来までアドバイスしてくれるんだねぇ。

 5年て……しかも、まだまだ先かも知れないし。

 でも確かに、神様とかそういう人からすると、5年って、秒だよね。

「ちょっと待ってな」の単位が、下手をしたら十年単位かも知れないよね。

 神様からしたら、「もうちょっとだよ。気が早いなぁ」って思ってるかも知れない。


 怖いよ。

 ネガティブな反応は本当にトラウマだから。

 でも。


 自分で作中に書いてるんだよね。


「変わりたいなら行動を起こせ。反発を恐れるな。反発はあるものだ。敵もいるが、味方もいるんだから」

 って。


 そう、これ。

 自分に言い聞かせてるんだよ!


 しかも。

 応援メッセージでももらってるんだ!

 友達からも言われた!


 流されるな。

 自分の良さを捨てるな。

 好き勝手に行け。

 我々も勝手についていく。

 ※牧野意訳


 って。


 今がその時なのか。

 違うのか。

 もっと先なのか。


 それは分からん。分からなくていい。

 分からないからこそ、私は努力を続けられる。

 元々私は怠惰たいだな人間なので、「ここまで」って分かると、手を抜いてしまうタイプの人間だから。可能な範囲で努力は続けたい。


 って事で。


 まだ、全然エッセイに書ける事はないのだけれど、連載再開とほぼ同時に、が動き始めました。

 皆さんに良い報告ができるように、日々謙虚にチミチミと努力を続けていこうと思います!


 今後とも、お付き合いよろしくお願い致します!


 それではね!!






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