22/05/27~06/02 初心に帰る
カクヨム上でのファンである、木沢さん(https://kakuyomu.jp/users/k1sh )が、カクヨムコン短編賞で入賞した。
文字で見ると冷静に見えるかもしれませんが、
これは落ち着いてから書いてるだけであって、それを知った日は眠れなくって、木沢さんとの思い出を思い出していました(←キモイ
物凄く嬉しくって。
そんで、木沢さんが書いたエッセイを読んで。
※エッセイはこちら↓↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139554825859939
そこには、過去の木沢さんとのアレコレが軽く書いてあって。
それを読んで。
ふと。
私は立ち止まった。
私はエッセイで、自分の思考の変遷を書き残しています。
今読み返すと、悪役令嬢継母作品には、そのエッセイで「こうしたい」「これがあるといいな」「結局コレしかできない」が全てぶちこまれていました。
つまりエッセイは、予言のような状態になってるんですよ。怖っ。
やっぱり、今の自分の思考や出力した作品っていうのは、自分が色々試行錯誤して四苦八苦して、地べた這いまわった結果、その上に培われているものだと知った。
『私は何も変わってない』
これは、悪役令嬢継母作品がバズりはじめた時に書いたエッセイに書いてあった。
私自身、そう思ってた。
でも違ったね。
私は知らん間に、色々成長していたようでした。
悪役令嬢継母作品は、その集大成だったんだね。
今なら納得。
勿論、その成長を促してくれた、読者の人たちのおかげでもあるけどね。
特に。
このエッセイや他のエッセイで絡んでくれる人たちとかね。
で。
昔の自分のエッセイをぬるっと読み返していて、ふと気づいた事があった。
今、私、自分が散々『書きたいのに書けない』と苦しんでいた状態に、戻ってる。
悪役令嬢継母作品は、本当に、マジで、何も考えずに書きだした。
それが、功を奏した気がする。
今は?
なんでこんなめっちゃ事前に考えてんの?
『駄作を書け』
って言ってくれた人がいたこと、忘れちゃった?
どんだけ自分が崇高な人間になれたって勘違いしてんの??
恥ずかしっ!!
私は崇高な人間じゃなかった。
勿論、待ってくれている読者さんを楽しませたいっていうのはある。
でも。
私は私の作品を、既に自分の中に培われた知識や知恵が、勝手に滲み出てくる事を期待して、書き殴ればいいんだよ!
だってそれしかできないんだからっ!!
と。いうワケで。
九章、1文字も書かずにぐっだぐだこっちで考えるより。
九章をまず書いてみる事にしました。
初心に帰るって本当に大事。
しかも。
マジで忘れちゃうもんだよね。怖い。
あれだけ「忘れないようにしないと!」と思って、気合を入れて自分に言い聞かせていたのに。
綺麗にワスレタ。
怖っ。
とにかく、まずはやってみるよ。
そこから考えるわ。
では、ちょっと行ってきます。
***
というところで、第九章の冒頭をとりあえず書いてみた。
うん、やっぱり『取り敢えず書いてみる』っていうのが一番大切なんだっていう事を、改めて思い知った。
というか。
これ、散々、何回も何回も、繰り返してきてなかったっけ?
ホント、初心にかえるの、大切。
なんで忘れるかな。
ただ、まだ三話目のところで右往左往。
何故かというと。
今回、前回の敵だった綺麗な顔の敵間者・ディミトリさんが仲間として登場してるんですが、彼の性格が未設定だった。
盲点。
なんで性格未設定だと困るかって、口調が決まらないんだよね。
今回の登場人物は、二重人格少年ニコラ&テセウス、養子予定だったベネディクト、家庭教師兼執事サミュエル、幼馴染狙撃手アレク、綺麗顔諜報員ディミトリ。
とりあえずこの5人が確定中。
でね。
全員同じような年齢で、同じくみんな貴族ではない為、口調が似たり寄ったりで混ざるんだよ……
ホントは、主人公も男装しているので口調が男っぽくなるんだけど、そうするともう誰が何喋ってんのか分からなくなる。
仕方ないので、とりあえずまず、主人公はいつも通りの丁寧語。
他のメンバーの口調が困った……
なので、性格をある程度固めてから喋らせないとマズイな、となりました。
しかも。
今回、実はちょっと色々考えていて、今まで日陰者だった第一章からの登場人物、サミュエルさんに頑張ってもらいたくって。
一番最初に第九章を書き始めた時は、ディミトリさんの紹介を兼ねて、主人公との掛け合いがありました。
しかしそうすると、サミュエルさんが霞む……これ以上霞んだら、霧より存在感が希薄になるよ!! 雲よりフワフワになるよ!!!
と、いう事でじゃあ書き直そうってなったんだけど。
今度は、ヤツとサミュエルさんの距離感が必要になった。
……もう!!!
これだから登場人物増やすの嫌いなんだよ!!
ま。
でも、これでワチャワチャ書き直すのが楽しいから、それでいいんだけどね。
んで、色々書いていってみたら。
当初、俺様&女好き設定は、これから登場させる予定の弟伯爵に付与しようと思っていたのに、ディミトリさんがそうなった。
……ま、いいよね。
自分の指がそういう風に動いたって事は、たぶん正解なんだよ。自分では意識できていないけど、無意識ではきっと何かあるんだ。
自分を信じろ!!
一年以上連載続けられた自分を信じるんだ!!
きっと大丈夫! きっと大丈夫!! きっと大丈夫!!!
自己暗示は、これぐらいでいいかな……
と、いうワケで。
なんとか書き進んでいっています。
細かいところ、全然考えてないから、このままいっても大丈夫なのか不安しかないんだけどさ……
でもよくよく考えてみると。
八章までも、ずっとそうだったよね。
細かいところまで考えてた事って、過去、あったっけ?
なくね???
だからきっと大丈夫。
という事で、頑張って続きを書いていきます。
今回はここまで!
取り敢えず九章を頑張るよ!
それではね!
以上!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます