20/08/24 中年の危機。

 もーーーーう!!

 書ける気がしない!!

 書ける気がしないよっ!!!


「書きたい」欲求は強いのに、それってただ「キーボード打ちたい」熱なんじゃないかと自分を疑うよ!?

 間違っていないってところが、なんだかとっても複雑な気分!


 ハイ!!

 そんな事を嘆いていても、作品はできあがらずに、このエッセイの文字数が暴力的になっていくだけだから、サッサと作品の事を考えまッす!


 前回、ノートに頭に浮かんだ事を乱雑に書いていった時に、作品を形作る上で邪魔になる考えがある事に気づいたんだよ。


「今までエタった作品の設定が頭から離れない」


 これ。

 これが邪魔すんの。


 例えばキヨちゃん。

 出したいんだよ。

 でも、キヨちゃんと出すとすると、設定がもう既に決まってしまっていて、それが一部足枷になるんだよ。

 時代は大正時代で、30コンの異能設定を使う事になる。

 その延長でしか話が書けなくなるー!


 それでもいいじゃん、って思うかもしれないけどね!?


 もう1つ、エタらせて心残りがある設定があるんだよ。

 それは「長い詠唱文を唱えて魔法をドーーーーン!! っていう作品も書きたい」っです!!


 これ、30コンの設定と相反するんだよー。

 いや、深く考えれば辻褄を合わせる事ができるんだろうけど、そこを深く突き詰めると時間がかかる!

 まだ書きたいテーマの決まってないのに!!


 あと、「暑苦しい執事orメイドを出したい」って前に言ってた事ね。

 これが上手くキヨちゃんが出てくる設定と混ぜられない。

 やろうと思えばきっとできる。

 でも、時間がかかるから深く突き詰め(ry


 しかもさ。

 ここを考えている時点で「大正時代」って、時代が決まってしまってるんだよ。

 それでいいのかな?

 異世界ファンタジーとか、好きなのに考えなくていいのかな?

 現代ファンタジーも好きだし

 アンドロイドとかも好きだしさ、私。


 なんか、書きたい事が決まってないからか、1つの設定に絞って深く突き詰めるのが怖くて。

 時間を無駄にしたくないしさ……


 ああああああ!

 もう!!

 頭がこんがらがってきた!


 一番悪いのは、私が「書きたいテーマ」が全然浮かんで来ない事だよ!!

 テーマさえ決まってしまえば、それを表現する設定が自然と決まってくるのにさっ!

 決まらないから右往左往しちまうんだよ! まったくもう!!


 初心にカエレ!!

 私は何が書きたいのだ!!


 書きたい事!?

 それは前から変わってない!


 エンタメ作品だよ!

 年齢性別無関係で、私と同じニッチ層の人にブッ刺さる作品が書きたいんだよ!

 そして

 広がりを持たせられる作品がいい!

 あわよくば、既存作品の設定も利用できると嬉しい!

 映像化も視野に入れたい!

 というか、そもそも、色々考えてて「小説」という媒体に限らず、色々なメディアで展開可能な形式にしたいと思ってるんだよ!

 レンタルサイト借りてきて、そこに「〇×プロジェクト」とか「〇×制作委員会」とか適当にカッコイイ名称つけたサイト作ってさ! (できるとは思えないけど)コミカライズも並行させたり? 音声付のスピンオフ作ったり? 無料ゲームを公開してもいいじゃないか!


 兎に角、今は、試行錯誤して世界を広げられるものを作りたいんだよ!


 一人でできるかそんな規模!!

 仕事もあるのに!


 できるとは言ってない! でも! 自分に制限をつけて、他の出来ている人を妬ましく指くわえて見上げるのはもう沢山なんだ!

 何か! やりたいんだ!!


 ……ハッ!?


 も、もしかして……これが、俗にいう「中年の危機」……?

 ああ、思い当たる年齢だ。ドンピシャじゃないか……


 ちゅうねんのきき……

 とうとう……私にも来てしまったか……


 そうだよなぁ。

 人生も折り返しを迎えて終末の事とか視野に入り始めると、「このままでいいのか」って焦りがさ、沸いてくるよね……


 そうか……

 中年の危機だったのか……ははっ。


 まぁそれはいいや。

 焦りの原因が分かったところで、焦りが解消されるワケじゃないし。

 それに「焦り」というより「物足りない」という感じなんだよね。


「エモい感情を味わいたい」という欲求が満たされない。

 満たされたい。

 それを満たす為の手法が「作品を書く事」なんだ。


 よし。

 大丈夫。

 1つ1ついこう。

 いけるよ、私。

 必ずできる。やれば! できる!!


 もうさ、とりあえず書きたいもの、書けそうなもの、やりたい事、思いつくあらゆる事を羅列していこうよ。

 整理せずにさ。

 前回は、天啓だと思ったオチシーンの方に寄り道しちゃったから出来てなかったけどさ。

 今度こそ、やるぞ!! 横道にはそれないぞ!!


 まずは……


 ・30コン作品の設定を横展開させたい

 ・魔法詠唱してドーン! っていうのを書いてみたい

 ・暑苦しい執事orメイドさんを出したい

 ・キヨちゃん出したい

 ・強い女性を主人公で書きたい

 ・複雑な物事を単純化させて「理解した気になっている」事にアンチテーゼを叩きつけてみたい

 ・理不尽が報われる話が書きたい

 ・「特別な出自」ではなく「普通の人が問題を解決」する話が書きたい

 ・「待ってましたァー!」っていうカタルシスを感じるシーンを書きたい

 ・カッコイイ老女や老人を書きたい

 ・ドSで可愛いキャラを書きたい

 ・テンポ良い会話劇を繰り広げたい

 ・シリアスな中にコミカルを混ぜて緩急つけた話を書きたい

 ・文庫本1冊程度でちゃんと完結する話が書きたい

 ・仲間全員で脅威に対抗する話が書きたい

 ・映像化前提で話を作りたい

 ・懐古主義ではなく、温故知新的な話を書きたい

 ・年齢性別ではなく、好きな人は好き、という話を書きたい

 ・現代異能バトル書いてみたい

 ・読み終わった時に最初から読み直してみたくなる作品を書いてみたい


 ──ちょっと待て。

 羅列したヤツ、概念的な話が多すぎる。

「不労所得で暮らしたい」ぐらいフワフワしすぎてる。

 違う、もう少し、ネタ的な事にしないとダメなんじゃないか?

「サスペンス書いてみたい」って、ここで羅列して意味あるっけ??

 違う気がする。


 いや、でも、一度頭の中にあるモヤモヤしたものを全部吐き出す事の方が重要なのか?


 分からん……

 分からんから……

 続けよう……


 ・宝くじ当てたい


 ……いかん。一度思考が切れてしまうと、全然関係ない事が浮かんでくる。

 例で「不労所得で暮らしたい」とか書くから! もう!!

 宝くじ当てたいならまず買え! そして祈れ!! ハイ! 終わり!!!


 ええと……。


 今一番悩んでいるのは


 ・30コン作品の設定を横展開させたい

 ・魔法詠唱してドーン! っていうのを書いてみたい


 この2つが、相反するからなんだよね。

 やっぱり。

 ここが解決できると、私はこの「自分で考えた世界観」を横展開して色々深く考えていける気がするんだよね。

 未来でも、過去でも、異世界でもさ。この設定をベースにできるから。


 うーん……


 いっそ「それらは別世界で交わらない。完全に別次元の話」って考えちゃいえばいいんだよ。

「ドラクエの世界」と「FFの世界」が交わらないのと一緒。


 でもなぁ……


 できれば、自分の中には特別設定の世界は1つであって欲しい。

 2つの世界を別で考えられるほど、脳コストに余裕はないから。

 でも、無理なモンは無理じゃね?


 本当に無理なのかな……

 もう、いっそ、しっかり深く考えてみたらいいんじゃない?

 気が済むまでさ……


 えー。面倒くさいなぁ。

 面倒くさいけど……


 やるしかないのかなぁ……

 やってみるか。

 取り敢えず。


 ホント、他の人って「相反する世界観」があったとして、それをちゃんと「別として」「両方大事にする」ってできるの? 自分がそれの生みの親だとしてさ……

 できる人は凄いよ……羨ましいなぁ。


 よし。

 取り敢えず頑張ってやってみよう。


 頑張る。

 頑張るぞ。

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