応援コメント

1/16 『探偵はサウナで謎をととのえる』を読んだよ……」への応援コメント

  • 小学校の図書館に並ぶシャーロック・ホームズを全巻読み終えた私は、次にその近辺に並んでいたシリーズ物の推理小説に手を出しました。
    それは、リユパンという強盗紳士が出てくる話で、庭園で歌っていたオペラ歌手がパーティーの最中何者かに撃たれて死んでしまうのです。

    終盤まで読んで幼い私は衝撃を受けました。いったい誰が何の目的でオペラ歌手を殺したのか、それがこの小説のメインテーマのはずなのに、実は彼女は、地球に落ちてきた隕石が頭に直撃して死んだのだなどと言い出したのです。流石にこれは読者を真犯人から逸らすため、ミスリードを誘うトラップに違いないと思って読み進めましたが、「地球には毎日、何千何万の隕石が降り注いでいるのだ。だからもの凄い偶然の結果、そういうことがあってもおかしく無いのだ」と締めくくられていたので、こいつはきっと馬鹿なんだなと気がついてその他のシリーズには手を出しませんでした。

    なので、牧野さんがミステリーが難しいと思うのは全くの誤解だと思います。そのシリーズは世界中で凄く売れてるミステリーだからです。
    ミステリーを書いていて、最後にどうしてもトリックに困ったら、心臓麻痺かなんかで勝手に死んだことにしてしまえばいいのです。「もの凄い偶然の結果、そういうこともあるのだ。」とでも言っておけば完了です。隕石が当たるのに比べたら絶対心臓麻痺で死ぬ確率の方が高いです。
    トリックが云々言ってる間は売れる物は書けないのです。西村京太郎の犯人は必ず電車の乗り換えを使って殺さないといけないので、そっちの方がトリックを考えるより遥かにハードルが高いと思います。

  • なるほど!
    確かにそう考えると受賞作品に納得できますね!

    作者からの返信

    タカナシ様

    コメントありがとうございます!
    遅くなりました……

    そうなんですよ。この30コンって、カクヨムコン等とか基本的というか根本的な方向性が違ったようで。

    なので、タカナシさんの作品も……って気がするんですよ。
    土俵が違った。
    相撲だと思って参加したらレスリングだった、ぐらいの違いかと。

    なので、ヘタらずへこたれず、引き続き頑張っていきましょう!!

    コメントありがとうございました!