10/4 小説の女神様はやっぱドSだった。

 タカナシさんから、悪役令嬢のネタのアドバイスを貰った。

 なるほど目から鱗。

 そうか。「転生」にも一応意味があったんだ。

 最近あんまりその意味を全面に出さない作品が多くて忘れてた。


 そこからちょっと深く考えてみようかな、と思った次第でございます。


 一万字作品にそんな力入れなくても……と思われるかもしれませんが。

 ワシ、この短編部門は漫画でいうところの投稿作品みたいな位置付けだと思ってる。

 もともと長編である作品の、面白い部分を抽出圧縮し、短編として完成させる。

 もし面白く思ってもらえるのであれば、それを使って長期連載する、みたいな感じですよ。まぁ、長期連載したいかどうかは置いといてさ。


 だから、たかが短編といえど世界観の練りこみとかは長編となんら変わらない、と。


 小説の練習するにはもってこいの長さだしね。

 起承転結をつけそれぞれ2500文字以内で、完全完結させる構成力の練習。

 長くダラダラなら誰にでも出来る。

 1万字なのに、1万字に思えないぐらいの濃厚さで書けるのが一番イイと思ってます。


 いいかい?!

 書けるとは言ってないからね!!

 これは理想論だよっ!!!


 と、いうワケで。

 短編、恋愛部門に投稿予定の1万自作品のネタを改めて考えるぞ!!


 ……恋愛部門?

 あー!!!

 そうか、この規定あるの恋愛部門なんだ!!

 恋愛部門だと!?

 鬼門じゃねぇかっ!!!


 小説の女神様がニヤリと嗜虐的に微笑んでるのが見えるゥー!

 そうか、ここ数日の小説の女神様の微笑みの理由はコレかッ!!

 全然、全然恋愛と絡んで考えてなかったッ!!!

 確かに溺愛、とか設定として考えてたけど、主人公側がどう思うかなんて1mmも頭になかった!!

 しくじってた!!!


 いかーん!!

 恋愛?! 恋愛だよ! 恋! 愛! ええと?! 恋愛もののテンプレとは!!

 あーとえーとえーとうーと……

 いや!? 鈍感系主人公という属性もあるではないか!

 という事は、主人公本人にその自覚がなくても、ええとほら、まわりがラブオーラ発していれば逆ハーみたいな感じで恋愛ものになるんじゃないかな!?

 ならない!?

 いや、そもそも逆ハー(周り全員が主人公を好き)って、果たして「恋愛部門」に入るんかな!? ラブコメではよく見る展開だけど(ハーレム)、女性向け部門でもそういうの、あるかな!? あるよね!?

 いや、でもなんかそもそも逆ハー展開って、どうなんだろ? 受け入れられる展開なん!? ちなみに私はギャルゲーやったら全員の好感度MAXを目指すけどどっちかてーとやり込み的な意味であって、ゼルダでコログ全部見つけようとしてるとか、モンハンで全クエスト一人クリアを目指すとか、そんな感じの延長でしかないんだけどね!?

 今は弓使いとして近接攻撃をマスターしようとしてるよ! 弓なのにねっ!!


 違った……話がそれた。


 ……あと。

 さんざん「読者と編集部に媚びに媚びて」とか言ってたくせに。

 どうしてもテンプレだけで書く、という事に気持ちが向かない。

 どこかに。

 何かを入れたい。


 今考えているのはね?


 中近世ヨーロッパ的世界ではなくてね。

 スチームパンク世界で考えてるんだ。


 その時点でなんか「悪役令嬢系」から逸脱しちゃってるような気がするけどねっ!?


 本来、悪役令嬢系って多いのは剣と魔法の世界やん?

 でも、私「魔法」が正当的に存在する世界の構築が、まだ上手くできていないんだよね。

 魔法がどれぐらい人類の文化・宗教・政治に関与しているか、それがどんな利益をもたらしどんな組織として続いているのか、そこらへんの考察がまだ出来てない。

 だから、魔法ナシで、その代わりSF的な世界観にしよっかなって。

 ……考えすぎかなー……

 でも、悪役令嬢系で、魔法が正当な状態で存在している話って読んだ事ないんだよね。ゲームのスキル的に扱われている事はよく見るんだけど、そんな危険な能力を普通にそこら辺の人たちが使えたら簡単に事件になるからね?

 しかも、城とかも対魔法とかの何か構造になってて、中近世ヨーロッパの城とかと絶対構造変わるからね!?


 ……いかん。

 考えすぎている。テンプレで書こうとしてるんだから、そこら辺の考察はいらんねんて。

 でもなー。

 考えちゃうんだよねー。どうしても。


 ふーむ。

 どうしたもんか。

 1万字に収める為には、余計な設定は排除すべきだ。

 兎に角勢いでゴリゴリ押していく、女主人公の話が書きたいのだ!

 強い女の物語が書きたいのだッ!!


 ……ともかくまず、登場キャラの雑な役割は決まっているから、それらを使っておおまかなストーリーラインを考えるか。

 起承転結で、どう終わるストーリーなのか。


 まずはそこから考えていかないとね。

 せっかくいただいたタカナシさんからのアドバイスももとにしてね!


 と、いうわけで今日はここまで!!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る