9/9 エロい表現について考えてみた。
エロ──ゲフンゲフン、恋愛ネタエピソードが、思った以上に皆さんからの反応があり、嬉しくも複雑な気持ちになる今日この頃。
皆さまはいかがお過ごしですか?
……みんな、大人の恋愛表現・エロ表現に悩んでるんだと(勝手に)親近感を抱きましたよ。ふふっ。
なのでね。
ちょっと考えてみたんですよ。
あまり具体的な直接表現を使わず、如何にエロさを醸し出すのか。
そう、それは自宅の自分の部屋に隠したエロ本を如何にカモフラージュするかに知恵を絞るかの如く。
単語単語は普通の表現なのに、合わせると間接的なエロ表現になる、的な?
……私は、少ない脳コストを一体何処に消費しようとしてるんだ……
例えば30今作品の中に、こんなやり取りを入れました。
状況
主人公の盗撮写真が路上にバラまかれたのを、変態男はせっせと拾ってポッケに大切にしまう。主人公は、その写真がどんなものだったのか盗撮した本人に聞きます。
***
「お前がスコーンを頬張ろうとしてる時とか、コーヒーをストローで啜ってる時とか──」
遠い目をしながら写真の種類を挙げていく筋肉ダルマ・
そこへすかさず
「官能的だったよ。そう、全て拾わずにはおれないほど」
「キモい!!」
被せ気味にそう
「これでしばらくは困らない」
「何に?!」
「それは当然独りで──」
「やっぱナシ言うな言わないで聞かせないで!!」
***
これ……直接的には何にも表現してませんが、物を食べたり飲んだりしてる女性の顔写真を、拾った奴は独りで……何に困らないのか。
ええ。明言はしてませんよ。何もね。
唯一『官能的』って言葉は出てきたけどね。
伝わる人に伝わればいいと思って書いてみた。伝わらなかったら……いいんです。私の表現力不足だから、そのまま読み流して下さいね……
それが何を意味してるのかいちいち解説するのは……ボケたのに伝わらず、ボケの内容を解説させられてるようなハイレベル羞恥プレイになるから……さ。
こんな感じで、伝わる人にだけ伝わればいい表現として入れてみたんですよ。
稚拙でごめん!!
私は、官能小説でないのなら、この程度のほんのり表現でいいと思ってるんですよ。
ラッキースケベで女の子の上に倒れ込み、キスしちゃったりとか胸鷲掴んでしまったりとか、間違って着替えを覗いちゃってキャー⭐️ なんて、そんな中学生が想像してドキドキするような分かりやすいものではなく!!
(ピー)で(ピー)を(ピピー)るとか、直接的な表現も使わず!!
大人だから分かる『……ああ、それって。ハイハイ』な表現の方が、むしろニヤリとするんじゃないかって思ってるんですよ!
なんなら、少し離れたところに座る愁いを帯びた表情の女性が、紅い唇をほんのりと開け甘い吐息を吐いた──ぐらいの間接表現でいいんだよ!
私は全世界に向けて一体何を発信してるんだ?!
……一旦落ち着こうか。
私、官能小説って実は読んだこと無いんですよね。
ただ、聞く評判は比較的良くて、表現が稚拙ではなくあの手この手いろんな言葉で、そのシチュや状態、心理を表現してるらしいですね。
読み手を飽きさせず、かつ分かりやすくも単調にならず、様々な手法で表現するので、表現力の参考になるとかなんとか。
……ただ私には、官能小説ってサラリーマンのおっさんが、新幹線や長距離バス、私が通学に使ってた遠くから来る通学電車内で、ひたすら黙々と読んでるというイメージがね。
ほら、キヨスクでも売ってるし。
だから、実はあまり良いイメージがなくてね……
……買うか。こっそり。Amazonで。
……相方に見つかったらどう言い訳しよう……
あ、でも、今は電子書籍でも買えるよね?
そっちに……しようかな……
とりあえずできることは、web上で無料公開されてるR18作品を読む!
と、いうわけで。
奈月沙耶さん(https://kakuyomu.jp/users/chibi915 )の小説のR18バージョンを読んでみた。(カクヨムR15?版はこっちね。『隷属少女は断れない』https://kakuyomu.jp/works/1177354054890789292 )
わあ! 凄かった!! 凄さは実際に読んで確かめてくれ!!
そして、なるほどこんな風に書くのかと学習して、いざ!! 我の番!!!
と、いうわけで、練習がてら書いてみることに。
兎に角まず書いてみないと自分の良し悪しも分からんからね。
設定があると楽なので、30コン作品のその後if、主人公・
かいて……みる……ことに……。
……。
……。
ええと。
なんか。
自分の親子供のエロシーンを覗いてるかの如き抵抗感が。
自分の生み出したキャラも自分の子供って事か? ははっ。笑えない……
そんなん言ってたら書けへんよ!!
振り幅の大きな作家にはなれへんよ!!
ならんて!
私、しがないシステムエンジニアだからっ!!
ああ、そしてあとね。
心理的抵抗以外の致命的欠陥を自分に見つけたよ。
パーツや部位その他、関連する事や物の名前や呼び名、例えが分からない。
殆ど官能小説を読んだことのない私は、人体の部位とか感覚とかあとええと、エロさに関わるワードをね、殆ど知らないって事に気付いたんだよ。
正式名称はググれば出てくるけどさ。
それってどんな解剖学?
色気!!!
ねェ!!!
……ああなるほど。
官能小説系で重要なのはこういう事か。
正式名称とかでは雰囲気ぶち壊しだ。
『彼女の腹直筋が』
とか表現してもさ。どこだよそれ、ってなるよね。
多分、官能小説系ではそれらの名前がある程度テンプレ化されてて使いやすく、また読み手にもイメージしやすくなってる筈だ。
なるほど……だから、やっぱり他の方の作品を読んで『この表現イイ!』って調べないとダメなんだ。
けど、同じ表現を使ってばかりでは飽きられてしまう。そのうち自分なりに新しく、官能的でありつつも分かりやすくイメージしやすい表現を考えなければならないのか。
難ッ。
『ちょっと書いてみよう』な世界じゃなかった!!
深すぎて底が見えない世界だった!!
……大人しく、間接表現だけ研究しておこうかな……
いや、練習はしてみるよ。
でも、100%公開はしません。
できひん!!
やめて!
これ以上の羞恥は流石に耐えられない!
いくらドMの私でももうライフゼロよ!!
……さて。
私のように、今までエロ表現の扉を開いてこなかった人達よ。
私は頑張った……あとは……あなたの番です。
稚拙ではない、官能的で情欲的で淫猥な話を頑張って書いて……私の朽ちた骨を拾って、仇を取っておくれ……
……ぐふっ。
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