編集済
お手数おかけして恐縮しています。なんだか牧野さん謎の組織の人に監視されてるみたいでかっこいいですね。「至高の一遍」は、ボケといい擬音といいスピード感といい、まさに牧野節の至高でした。
私もちょっと前に「俺の何とかかんとかは間違っている」みたいなタイトルのやつで、流行りの一人称をお勉強しようと何冊か買って傾向を見たのですが、作者のブログなどと見比べると素の文体がやはり近いものだったりします。これはつまり、「その作者が得意な領域で勝負した結果」だと言えるんじゃないでしょうか。
「至高の一編」で私が特に面白いと感じた部分についても、基本的には似たことが言えるのではないかと思います。何気に酷いことを言う天然毒舌キャラのバーグさんと語り手である素の主人公との会話のギャップの面白さは、先の書籍の例においても王道です。本来会話だけでこのギャップを生成するのは難しく、独白の部分でも発揮できる人なら必然的に一人称の方が有利ということなんでしょうね。
ちなみに、ターゲットの読者層についてカクヨム側ではこのように考えているようです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882661944/episodes/1177354054882661985
「第三回カクヨムユーザーミーティングで教えてもらったこと」
作者 甲斐はじめ
大まかな男女比として8:2、年齢層の中心は男性20代前半。女性は30代中盤。これはカクヨムのユーザーでは若干修正が必要なデータだと私は考えていますが、誤差は10%以内です。重要なことは、それぞれのクラスター毎に好みのストーリーがあり、人気の要素を単純に混ぜると双方から拒否される恐れがあることです。
今回30歳のコンテストでは、上記のキャラ文芸の辺りが参考になるかも知れません。それを踏まえて、ユーザー層がここ数ヶ月でシフトしたので無ければ、男性層と女性層の中間を狙っているか、若しくは将来を見越した開拓の意図が感じられます。
あれ? これを書いてる最中に牧野さんから絨毯爆撃が…。
えーと、あとなんだっけ。そうそう。Bとの繋がりを保ったままDを…についてなのですが、牧野さん既に会話劇の中で連続して使われてますので深く考えなくてもいいんじゃないかなと思いました。他の人に説明するため無理やり転生部分を例に出して頂きましたけど、手垢のつきまくった展開は多くの人が弄り回した後なのでかなり難しいですよね。
ちょっとコメント書かないといけませんのでこの辺で。
PS.今各社が求めているライト文芸との違いは、あまり追いかけない方が無難だなと判断しました。
木沢師匠は早く「三十路女を守ろうとするアンドロイドが、お父さんや先生を殺そうとする話」の作成に入って下さい。
作者からの返信
須藤監視者S様
コメントありがとうございます!
マジすか!
牧野節! 感じていただけたなら嬉しい!
……というか、自分では全然分かってないんですがね。
自分を客観的に見るって、本当に出来ないですね。
恐らく、須藤さんが読み取って下さった部分が自分の得意フィールドである筈なんですが、意図して書いてないので……自分の能力不足ですね。意図してそれが出せるようにならないと。難しい……
ターゲット情報ありがとうございます。記事も読んでみました。
正直、編集部と自分の熱の差とギャップを感じて、『コンテスト系の作品は自分には向いていないのかも』も感じてしまいました。
散々自分でも『カクヨムはビジネスだ』と言っていたけれど、自分がそのビジネスの土台に乗る資格がないと……まざまざ感じてしまいました。
なんだろう? 編集部の方々と自分の見てる世界が全く違う、というか。きっとどっちが合っててどっちが間違ってて、って事はないのだろうけれど……
クラスタ毎の好みは混ぜるな危険、っていうのもその通りですね。住み分けは、喧嘩が起こらないようにされているものであって、下手にやるとどっちよクラスタからも反感を買って──になりそう。
今回のコンテストの意図は、恐らく須藤さんが感じてる通りかと。富士見L文庫さんが、女性向けなのにカクヨムでコンテストを開いた時点で、多分その通りなのだと。
と、いうことは。私が書こうとしていた作品では編集部の目には止まらないって事か。
頭……なんてこった。
絨毯爆撃すんませんww
つい。そういえば、須藤さんは私の作品を色々読んでくださったのに、私はあんまり読んでないなぁと思って。結果、須藤さんの作品の幅の広さに愕然としました。
まさか、あんな作品まで……とは。ええ、何とは言いませんが。
なんか、須藤さんからのメッセージを読んでいると、無駄に頭で考えた作品より、自分が自然に書ける作品を書けばいいだけ、そう感じてきました。
ちょっと、その方向で考えてみます。
コメントありがとうございました!
追伸
木沢師匠のこのネタの作品を読んでみたいですねwww
タカナシ改め、高梨どん兵衛ですw
個人的にこのエッセイの面白いところは、こんなのどう? というボケに対してセルフで、いやダメだろとツッコムところにあると思っています!
用語説明もそんなパターンになっているのでかなり面白く毎回読んでいますw
異能は実際のエンジニア関係の能力でも面白そうですね。
パッと思いつくのがハッキングでしたが、少佐みたいに相手を操れるとか。
真の社畜エンジニアだけが異能に目覚められるとかw
私は自分のアイディアが過去にないと喜ぶのですが。
誰も読んだことがない作品を書けるチャンスなんですよ!!
自分が道を作れるのですよ! 最高じゃあないですか!!
作者からの返信
タカナシ改め高梨どん兵衛様
コメントありがとうございます!
高梨どん兵衛様の言葉にはいつもネタのキッカケを頂いています。
成る程! そういえば一人ボケツッコミみたいな事を書いてましたね。
完全に頭の中の自分のやり取りを書いただけでしたが……そこを面白いと言っていただけるのは本当に嬉しい!
また、解説の方も面白いと言っていただけて……書いててよかった。
またタカナシさんからのアドバイスを受けてネタを考えてみましたよ! これを発展させたら面白くなりそうです!
まだ未開の地であればいいんですけど、単純に『需要がないから供給されてない』可能性もあるじゃないですか……ま、それが大当たりするニッチ層である可能性もありますが。
ちょっとこの方向で頑張ってみたいと思います。
コメントありがとうございました!
ニッチもサッチもって面白いですね!
勉強になりました。電車が爆発、に一票! 面白そうです。時が止まる、はちょっとありきたり的な感じがしてしまいました。
電車が爆発って色々展開できますよね。
爆発させた目的が主人公を攻撃しようとして電車に当たったのか、主人公を助けようとして爆発させたのか、(代償は何十人もの罪のない乗客……でもそれでも主人公を助けちゃおうとする存在もなかなかいいキャラかもしれないですね。
あるあるパターンですが、女子を守ろうとするアンドロイドが、お父さんや先生が怒りだすとそれを攻撃とみなして殺そうとする、的な?
すみません、自分の中で勝手に盛り上がってしまいました。
楽しみにしています!
作者からの返信
木沢様
コメントありがとうございました!
『ニッチもサッチも』は私も調べてて目から鱗でした。知らなかった!! ちゃんと調べるっていうのも、時には面白い出会いになりますね。
電車が爆発なら、その後の展開も沢山思いつきますね!
まぁ、被害者が沢山出るのは頂けないけど……被害者がいなくて電車を爆発させるには……うーん。考えてみます。
木沢さんが思いついたネタ、須藤さんが書いてくれっていってますよ! 私も楽しみにしていますww
アンドロイドネタも……私のツボなので考え始めたら妄想が止まらないので。やば。今回のネタに混ぜさせていただきますね!
コメントありがとうございました!