オーバー30歳主人公コンテスト

6/19 オーバー30歳主人公コンテストが開かれるってよ!

 半月音信不通ですみません。


 仕事の忙しさ+プライベートの忙しさで、心に余裕が1ミクロン(※)もなく。

 折角、オーバー30歳主人公コンテストが発表になったってーのに、ネタを考えるゆとりもあったものではありません。


 誰か私に1000万円ぽんっとくんねぇかなぁ。

 仕事休みたい……3年ぐらい。


 さて。

 中高生向け作品は書ける気がしないけど、こっちのオーバー30歳主人公なら書いてみたい。


 なので、このコンテストについて色々考えてみることにした。

 そんな事よりお前のネタはって声が聞こえてきそうですが、ネタがないのは前からなので今更ツッコミはなしで!!


 この『オーバー30歳主人公コンテスト』(https://kakuyomu.jp/contests/over30_main_character/detail )、審査主体は富士見L文庫さんのようですね。


 富士見L文庫さんは、主に20代以上の女性向けっぽいものを既刊してるみたいです。

 ジャンルは『キャラ文芸』。

 ま、つまり。ファンタジーやSFなどのジャンルはないって事ですな。


 傾向としては女性向けのようですが、明示的に『女性向け』とは言ってないので、女性向けに固執する必要はなさそうですが、女性読者を全く無視した作品が大賞を獲るのは難しそうだな、といった印象です。

 逆にコッテリ女性向けっていうのもなんか違うような気がするのは気のせいか?


 あくまで読者選考はカクヨム上で行われる。

 カクヨムではコッテリ女性向けよりは男性向けの方が好まれるし……うーん、どうなんだろうね?


 今回は多分、性別よりは読者対象年齢の方が重要なのだろう。

 なので、このコンテスト用の事を考察するにあたっては、そっちの方に重きを置いて(※)考えていこうと思います。



 まずは。

 審査部門である富士見L文庫さんの好む傾向だけれども。


 ぶっちゃけ、あってないようなものの気がする。

 ちょうど、富士見Lノベル大賞の要項があったのでそれを抜粋すると……


 +++++++

 求めるものはただ一つ、「大人のためのキャラクター小説」であること!

 キャラクターに引き込まれる魅力があり、幅広く楽しめるエンタテインメントであればOKです。

 恋愛、お仕事、ミステリ-、ファンタジー、コメディ、ホラー、etc……。

 今までにない、新しいジャンルを作ってもかまいません。

 次世代のエンタメを担う新たな才能をお待ちしています!

 +++++++


 漠然としすぎてて何が何やら……

 兎に角。重要なのは『大人向け』である事。


 うーん……読めない。


 編集部の心に当てに行けないのであれば。

 他の作品との差別化を図る(※)必要があるのかもしれませぬな。


 それでは。

 まだ募集開始されてもいない大賞の他の作品との差別化ってどうやんだよって話なんですが。

 私が今簡単に考えて思い浮かぶネタについては、掃いて捨てるほど出てきそうな気がするので、それを除外する方向ではどうでしょうか?



 ・サラリーマンが異世界転移して、カフェ開いたりご飯屋やったり領地経営したり農地開発したりダンジョン潜ったりする

 ・サラリーマンがある日美少女を拾う

 ・OLがある日イケメンを拾う

 ・ゲームの中に転生転移

 ・逆にゲームの中からキャラが出てきて一緒に生活する

 ・社畜が異世界転移したら何故かヤル気を爆発させて世界を救う

 ・田舎に篭って村人としてコツコツレベル上げしてたら都会ではあり得ない程高レベルになってて無双する

 ・行き遅れ田舎令嬢が何故か王族とかの近辺に行くことになり、あーだこーだあって最後に見初められる

 ・中華風の後宮で成り上がる


 ※例外編※

 ・もともと30歳オーバーだったけど、死んだタイミングで過去へと戻り、ピチピチ(死語)の体で運命改変する。

 ・もともと30歳オーバーだったけど、死んで異世界に何故か十代ぐらいのピチピチ(死語)な体で転生して(もしくは記憶を取り戻して)あーだこーだする。



 さらっと考えてみた。

 私如きがさらっと考えて出てきたネタ(というか設定?)なので、恐らく他にもこういった話は沢山出てくるでしょう。

 既存作品にもあるものなので、大賞を獲るには

 よっぽど上手い人じゃないと難しいんじゃないのかなぁ……


 しかし。

 今、もしかして私は、自分の首をキュッと締めた?


 上記に挙げたネタは被りそうだからって、書かないんだよね?

 え? じゃあもう書くネタ思いつかなくね??

 自ら手詰まりにした?


 ……ね。 (微笑み


 うーん。どうなんかなぁ。最近、何かを構築するより色々調べたり新しい知識を入れる方が楽しいんだよね。

 今はイギリスの歴史をザックリ調べてる。

 その中でケルト文化とゲルマン文化をググってたり。

 もともとスチームパンクを書こうとしてたから調べ始めたんだけど……

 どうしても産業革命頃の知識が必要になって、そうなるとそこの歴史背景が必要になり、歴史背景を知るには文化と宗教が自動的にくっついてくるからキリがない……


 特にイギリスなんかは、キリスト教がメインと思われるかもしれないけど実はキリスト教よりも土着信仰(※)が民衆文化と深く結びついていて、むしろそっちの方が小説を書く上では重要になりそうなのさ。

 日本は仏教がメインに見えるけど、実は土着信仰である土地神様や神道の方が重要であるのと同じでさ。


 ストーリーの世界観を構築しようとすると、その世界の文化や宗教をどうしても意識したくなって、そうなるとそもそも現存する文化や宗教について知らな過ぎるとなり、結果調べ始めたら小説を書き出すことすらできない……


 なんてこった。


 そんなら日本のサスペンスとか書けばいいじゃんとか思うかもしんないけど、そうなると今度は心理学が気になる。

 サイコパスとソシオパスの違い、何故洗脳されるのか、民衆心理、集団心理、犯罪を犯す心理の背後の理由と環境要因、etc……

 無理ィ!!


 じゃあ日本の現代人間ドラマで、となると。

 こっちの方がより微妙な心理学が必要になる。

 何も知らずに書くと、全て自分の延長にしかない人間になって面白味がないものになっちゃうし。

 私自身は雑な人間であり、人の感情なんて脳内麻薬とシナプスの繋がり具合による物理現象の賜物だと思ってるから、ある意味冷めててツマンナイ人間なので、

 浮気する心理も、ガチャに数万溶かす心理も、アイドルの追っかけをする心理も分からない。

 分からないから調べるしかない。

 境界性パーソナリティ障害スレスレな男、ウェンディ症候群に苦しむ女、ストックホルム症候群やリマ症候群とか、云々カンヌン……

 無理ィ!!


 私……物書きに……向いてないのかな……


 いや! そんな事はない!!

 書くのが好きだ!

 三度の飯より好き書くのが好きかと言われると三度の飯の方が好きな気がするけど!

 ゲームと書く事どっちかを禁止されてしまうとされたら悩みに悩んで苦渋の決断でゲームを取りそうだけど!!

 しかも、沢山の読者が欲しいとか書籍化されたいというよりも、大賞賞金の方がモチベ上がるけど!!!



 ……書けるのかなぁ。

 考えてみるだけ考えてみるで、いいかな……


 思いつくかどうかは分からないけどな……

 ははははは……



 ***


【ミクロン】

 1ミリの1000分の1。μ。

 ここでは長さの意。1mm=1000μm。

 大体日本人の平均的な髪の毛の太さが80ミクロン程なので、髪の毛一本入る余分も、私の心にはないという……

 若さか……若さが枯れたせいなのか……


 ついでに言うと冬になると抜け毛も酷くなる。

 微妙なお年頃なのに……


 さらにどうでもいいが。

 1kmは1000mだが、

 1kbyteは1024byte。計算めんどくさっ。

 ザックリ考えるときはそんな端数は意識しないんだけど、データ量チェックの時は厳密にやらないといけないんだってばさ。めんどくさっ。



おもきを置く】

 重要と考える。重点的にする。

 この、いかにも『和語』っぽい感じが好き。

 なのに、一人称の小説の地の文でこの言葉が出たら……なんかスカした野郎だなって思うのは同族嫌悪なのか? そうなのか??



はかる】

 この場合の『はかる』は計画を立てる事。

 この『はかる』は、同じ音でいろんな意味を示す漢字が沢山あるからタチが悪い。

『はかる』に漢字をあてる時は調べた方が無難だね。

 測る……長さや面積などを測定する。

 計る……時間や気持ちなど、目に見えないものを調べたり予想したりすること。

 量る……重さや容量を調べる。

 謀る……人を騙そうとする。

 それ以外にもあるみたい。

 日本語めェ……



土着信仰どちゃくしんこう

 土着…狭い範囲でその土地に長く居座る事

 なので、地域独自の信仰の事。


 日本にも実は多種多様な土着信仰がある。

 お地蔵様を大切にしたり、お稲荷様を大事にしたり、龍神様だったり水神様だったり山の神様だったり。

八百万やおよろず(※)の神』と十把一絡じっぱひとからげ(※)にされてるけど、実はそれぞれが独立した信仰の対象だったりする。



【八百万】

 やおよろず。

 八百でやお、万でよろず。『万屋よろずや』が『何でも屋』という意味があるように、ホントに800万という意味ではなく、すっごい沢山、という比喩表現。


【十把一絡げ】

 じっぱひとからげ。

 いろんな種類の沢山のものを雑にひとまとめにすること。

『把』は『たば』であり、そのまままとめたもののこと。

 なので『十把一絡げ』は10個の束を更に一括りにする、という事になる。

 10束に分けてあるのに更に一括りにしちゃう、つまり雑に纏める、ということだよね。

 まるで引っ越しの時の最後の詰めの作業の時みたいだ……

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