第十九のん♪・・・高校2年の冬休み後編だけれど!?ここで大変、のんくら♪始まって以来の初のゲスト登場!!ゲストはあの2人だ!?さてそのゲストも登場の本編はお正月。お正月と言えば!?挨拶周り!・・・

桜「さて・・・のんくら♪第十九のん♪が始まりました!!・・・もうあたしらさ?見捨てられてるのかな?段々あたしですら弱音吐いてしまう流れなんだけど?」


詩音「そうだね・・・流石に前回から2か月半経過してしまっているとデータにはあるから・・・いっその事、作者殿を悩殺してみてはどうだろうか?」


桜「ダメッ!!!それだけは絶対にダメ!!!」


詩音「どうしてだい?・・・もうこうなってしまえば作者殿を釘付けにする手段は残されて・・・」


桜「汚れに進む気!?・・・姉御らしさが無いよ!そんなの・・・あたしもようやくここまでやって来たのに、ここでそっちへ転換するのは頂けない!!」


ひより「おぉ!!白熱の論議を繰り広げているね!!久しぶりでテンションが上がっているのかな?・・・2人共!?」


桜「まぁな!・・・茶番をこうしてやっておきつつ・・・実は今日はとんでも無いゲストが来てくれています!!」


ひより「嘘っ!?・・・ゲストなんて来るの!?・・・詩音ちゃんの従姉妹の!?」


桜「いや、作品の垣根を越えてらしいぜ?」


ひより「垣根を越えちゃうの!?・・・誰の作品のキャラクターなの!?」


桜「残念な事に別の作者さんの作品だと色々と問題があるだろ?だから今日は同じ作者が可愛がっている作品のゲストだよ・・・ってこれじゃまるであたしらは可愛がっていないって事になるんじゃ!?・・・なんて作者だ!!出て来い!!懲らしめてやるからっ!!!」


詩音「一先ず、18歳以上の方のキャラクターでは無いだろうか?」


桜「それはそれで同じ作者としても問題だよな?・・・だったら人気も全く無い一般作品から来てくれたのかな?」


詩音「いや・・・桜?・・・人気も全く無いと言ってしまうと、この作品も・・・引けを取らないぞ?・・・」


桜「それを言われると何も言い返せない程この作品も痛い状態だもんな・・・はぁ~・・・」


詩音「と言う事で、今日は小鳥遊 凛音殿の書く「転移少女百合魔界~魔界へ転移した彩花とクリスティア、そこには女の子しかいない新たなる世界~」から主人公の黒澤 彩花さんとクリスティア=カーマイオーネさんに登場頂きます!こんにちは・・・初めまして!」


彩花「あっ!!初めまして♪ここが作者さんの最初の一般向けシリーズ作品の、のんくら♪のお部屋なんだぁ・・・あっ!ごめんね・・・私は黒澤 彩花って言います。対魔師をやっています!今日はお招き頂きありがとう御座います♪」


クリスティア「初めまして・・・私はクリスティア・・・クリスティア=カーマイオーネと申します。一応、カーマイオーネ国と言う小規模な国の国王をやっています・・・」


ひより「凄~い!!対魔師?・・・それに王様なの!?・・・王様なのに女の子なんだね?」


桜「コラッ!初対面の人に向かって失礼だろ?もう少し落ち着いて対応しろよな!?のんくら♪がバカな奴ばかりだってバレるだろうが!?」


詩音「いや・・・バレると言う表現は些か非を認めている事に繋がるのだろうが・・・」


照子「お二人は、異世界へ転移して魔族たちの暮らす世界へ出向いて悪い魔族たちを倒しながら活躍されているのよね?」


彩花「うん!そうだよ♪私たちも高校生だから同じくらいの年齢だよね?宜しくね♪」


ひより「彩花ちゃんとは仲良くなれる気がするよ♪」


彩花「私もそれは感じたよ♪」


桜「おぃおぃ大丈夫かよ!?・・・うちのひよ子はかなり変わってるぞ?彩花ちゃんはもっとこう強い感じじゃないの?」


彩花「ん?・・・そうかな?私ってどうなのかな?クリスティア?」


クリスティア「うん・・・どうだろうね?・・・でも彩花は覚醒すればきっと・・・」


ひより「覚醒!?・・・凄いっ!!格好良い!!私憧れちゃうよ!!」


桜「お前の考えている以上に大変だと思うぞ?ひよ子はのんくら♪だもんな?」


ひより「のんくら♪だよ!この作品のタイトルは!!」


桜「のんくら♪って意味知ってるか?確か1話辺りに作者がちゃんと説明を入れてあったと思うけどさ?・・・」


ひより「のんびり暮らそうだよ!」


桜「良い風に持って行くよな?・・・残念!のんびりって所は合ってる!でも、くらってボンクラのくらなんだよな!だからお前がのんびりボンクラなんだよ!」


ひより「酷い!!私作者をとっちめて来る!!!プンスカ!!!」


桜「きょうびプンスカなんて単語聞かないぞ?」


詩音「えぇっと・・・すみません、私は凄く緊張をしています・・・」


桜「どうしてさ?」


詩音「いや・・・あの・・・クリスティア・・・さんは、ひょっとして・・・姫騎士なのでは無いかと!?・・・」


クリスティア「あぁ!一応その様に呼ばれるけれど・・・?」


詩音「あの・・・サイン下さい(>_<)」


クリスティア「サイン?・・・私ので良いのかい?」


詩音「はい・・・お願いします・・・」




クリスティア「じゃぁ、これで・・・」


詩音「大切にします・・・家宝にします!!寝る時抱いて寝ます!!!」


クリスティア「いや・・・そこまでしなくても・・・」


桜「すみません・・・姉御・・・いや・・・この詩音ちゃんは姫騎士に憧れていて・・・実はですね・・・進路希望になりたい職業に出そうとした程なんですよ・・・」


クリスティア「そんなになりたいのかい!?」


詩音「はいっ!!!姫は無理でしょうが女騎士は可能だと思うのです!!是非、私を・・・弟子にしては頂けないでしょうか?」


桜「ちょっと、そこまでは・・・流石に迷惑・・・?」


クリスティア「私で良ければ是非!」


詩音「ほっ!?本当ですか!?・・・ありがとう御座います・・・頑張って剣術の稽古も行います!!」


クリスティア「その腰に携えているのは日本刀かな?」


詩音「はい!!代々伝わる榊家の剣です!」


クリスティア「少し構えて見せてくれないだろうか?」


詩音「はい!・・・こうでしょうか?・・・はっ!!!!!!」


クリスティア「何っ!?・・・君は・・・いや・・・私と互角に戦えそうな気がするよ・・・」


詩音「そんな!?・・・恐れ多いです・・・」


桜「本当かよっ!?・・・今の構え方で分かるの!?」


クリスティア「あぁ・・・私は自分の国では騎士団を勤めていたんだ・・・勿論、団員の剣術の稽古も行って来た・・・なので構え方である程度の技量は見えてしまうんだ・・・良い筋をしているよ!今度手合わせを願いたいくらいだ・・・」


桜「良かったな・・・姉御・・・って姉御?どうしたの?って気絶しちゃってるよ?おい、大丈夫か!?」


照子「余程嬉しかったのね?詩音ちゃん・・・」


ひより「少し休んでもらって・・・そう言えば2人は元々あっちの方に出ていたってここに書いてあるけど・・・?」


彩花「あぁ・・・はい!元々あっちの作品に出てました!短編で私が最初に登場していて、その直後シリーズ化されたんだ♪・・・クリスティアはそのシリーズの後半の頃から登場して結構活躍したんだよね?・・・それから今は私たち2人が主役のシリーズにバトンタッチされたから私たちどちらでも動いているよね?」


クリスティア「あぁ・・・そうだね!・・・18歳以上の読者殿は是非そちらの方でも私たちの活躍を読んで欲しいな・・・18歳に達していない読者殿はすまないけれど、一般向けの私たちの活躍を楽しんで欲しい・・・」


ひより「引っ張りだこだね!!私も憧れちゃうなぁ・・・」


彩花「良かったら今度作者さんにお願いして登場させてくれる様にお願いしてみようか?」


ひより「えっ!?・・・良いの!?・・・」


桜「止めておけ!あいつの事だからきっと雑に扱われるか、18歳以上の方向けに飛ばされる事は目に見えてるから?」


彩花「あっ!?・・・作者さんがね?最近、桜ちゃんも実は好きなんだって言ってたよ?」


桜「えっ!?・・・嘘でしょっ!?・・・あんなに雑にあたしらの事扱っていた癖に!?・・・」


彩花「桜ちゃんって小麦色しててギャルっぽくて健康体で作者さん的にはかなり良い感じだと思うんだよね!!」


桜「そんな・・・今更おだてても・・・その・・・あたしは困るって言うか・・・」


クリスティア「なるほど・・・作者殿が気に入る訳だ・・・分かる気がするよ!」


桜「そんな・・・クリスティアさんまで・・・うぅぅぅ!!!!!」


ひより「だから言ったでしょ!?桜ちゃんは魅力的だからエロ作者からすればイチコロなんだよって!!」


桜「言ってねぇしエロ作者ってお前なぁ!!!」


彩花「そう言えば、クリスティアの事も凄く気に入ってるって言ってたよ?」


クリスティア「私の事をかい?・・・ふ~む・・・どう言う事だろう?」


桜「姫騎士大好きなんだよ!あいつは!!だから姉御・・・詩音ちゃんの事ね?・・・かなり気に入っててさ?のんくら♪スタートした頃からかなり執心だったんだよな・・・」


クリスティア「そうだったのか・・・どうりで私を主体にしたストーリーが多い訳だな・・・まぁ、悪い気はしないけれど・・・」


ひより「まぁ、これからものんくら♪及び対魔師の方のシリーズも宜しくお願いします!!と言う事で、今日は冬休み後編と言う事なので楽しいイベントが続きます♪・・・それから、今日来てくれたこちらのお2人にも本編の中で登場してくれているから楽しみに待っててね?」


照子「冬休みなのに?・・・何処で登場するのか見ものかもしれないわね♪」


桜「2人共引き続き宜しくお願いします♪」


彩花「うん!こちらこそ宜しくね♪」


クリスティア「そろそろ詩音が目を覚ますのでは?」


詩音「ん・・・はっ!!私は・・・そうか!あまりにも嬉しくて気絶を・・・何とも恥ずかしや・・・」


クリスティア「お目覚めかい?お姫様?今日は1日宜しく頼むよ?」


詩音「ふぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」




バタンッ!!!




クリスティア「これは!?・・・かえって状況を酷くしてしまった様だね・・・すまない・・・」


ひより「大丈夫だよ!その間に本編の方をそろそろ始めるからね♪じゃぁ、皆さん、冬休み後編が始まります!!」











ひより「さて、お正月と言う事で、新年、あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします。」


照子「あらあら・・・これはこれは、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。」


ひより「と言う事で、新年早々、ご挨拶周りに出掛けたいと思います!!」


照子「いつもにも増してやる気に満ちているわね!」


ひより「先ずはのんくら♪鬼のツッコミ役、相楽 桜ちゃん!」




ゴツンッ!!!




ひより「いでっ!!!」


桜「誰が鬼のツッコミ役だっ!!ツッコミ入れさせてるのは誰のせいだよ!?」


ひより「あぁ・・・こんな所に丁度良かった・・・桜ちゃん、新年あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします!!」


桜「あぁ!新年あけましておめでとうございます!こちらこそ本年も宜しくな・・・」


ひより「今日は新年のご挨拶周りです!!桜ちゃんもこの後、私たちと皆の家に周ってご挨拶をして行きます!」


桜「あたしもかよ!?・・・って、何で勝手にスケジュール決められてんの!?」


照子「一応最終的には詩音ちゃんの家でゴールインを目指すわ?」


桜「よしっ!乗った!!」


照子「うふふ♪」




と言う事で私たちは友達の家に順番に周って行くいわゆる新年のご挨拶周りをしているのです!!

次に訪れたのは、沙希ちゃんのお家です!!




♪ピンポーン・・・




♪ピンポーン・・・




♪ピンポンピンポンピンポンピンポーン!!!!!




沙希「五月蠅いぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!」




ゴツンッ!!!!!




ひより「いだっ!!!」


桜「小学校の子供かお前は!!!!!流石のさっきゅんだって怒っただろ!!!」


ひより「だってぇ・・・出てくれないから・・・」


桜「出てくれないからやるのかよ!そんな下らない事を!!」


沙希「あぁ!!先輩方でしたか・・・新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします。」


桜「ごめんね?このバカが新年早々、余計な事をしてしまったよ・・・」


沙希「いえ、偶然今、私1人だったので特に影響はありませんでした!」


ひより「はい・・・ごめんなさい・・・余計な事をしでかしてしまいました・・・」


桜「反省した・・・って言うかさせたから今日の所は許してやってくれないかな?」


沙希「いえ!大丈夫です!・・・それより皆さん、新年の挨拶周りですか?」


ひより「そうなんだよぅ!!全員のお家へ挨拶して最後に詩音ちゃんの家へ行ってゴールインと言うあそ・・・企画なんだ♪」


桜「お前、今・・・遊びって言い掛けてたか?・・・」


ひより「ううん!そんなはずないよ!?新年のご挨拶は大事な事だよ!?皆もきちんとしようね!?」


桜「まぁ、いいけどさ?・・・次はじゃぁ・・・」


ひより「真希ちゃんの家に行こう!!」


沙希「あぁ・・・では、私がご案内します!!」


ひより「助かるよぅ~!!まだ行った事が無かったから!!」


照子「あらあら・・・いつも企画だけが先だってしまって肝心の中身の方が無いってパターンかしらね?」


桜「まるで自分の頭の中身みたいな奴だな!?」


ひより「桜ちゃん、酷くない?それ・・・」


沙希「って話しながらだとあっと言う間ですね・・・ここですよ?」


ひより「じゃぁ♪・・・(キラキラ☆)」


桜「おっと、させねぇ!!」




♪ピンポーン




ひより「ちょっとぉ~!何で横取りしちゃうの~!?」


桜「さっきみたいな事今度やったらただじゃ済まないだろうが!?さっきゅんは偶然1人だったけどな、今度は家族の人たちもいるかもしれないだろっ!?」


真希「あぁ・・・沙希たちだ!!新年、あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願いしますね!」


ひより「あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願いします・・・今ね、新年のご挨拶周りをしててね・・・詩音ちゃんの家がゴールインなの!一緒に・・・」


真希「行きますっ!!行かせて下さい!!(キラキラ☆)」


ひより「う・・・うん!その為に皆に声を掛けていた所で・・・」


桜「じゃぁ、次は唯香ちゃんの家に。」




真希「ここです!」


ひより「結構大きい家なんだね!!じゃぁ・・・」




♪キーンコーンカーンコーン・・・




ひより「はひ?・・・えっと・・・今、チャイムが鳴った気がしたんだけど?・・・」


桜「気のせいじゃないのか?もう一度押してみれば?」


ひより「うっ・・・うん!もう一度押します・・・」




♪キーンコーンカーンコーン・・・




ひより「やっぱりこれチャイムだよぅ~!!!」


桜「変わったインターホンだよな?・・・何故にチャイム!?」




唯香「あっ!皆さん・・・こんにちは!!・・・新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします♪」


ひより「あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願いします・・・それよりどうしてチャイムなの?」


唯香「あぁっ!!すみません、驚かせてしまいましたか!?私の趣味なんです・・・全国各地の学校のチャイムの中から私のしっくり来る学校のチャイムを採り入れています!」


桜「何っ!?・・・そんな趣味が唯香ちゃんにはあったのか!?・・・」


唯香「えっ!?・・・あっ・・・音が結構好きなのですがチャイムって電子的な音から本当に鳴らしている様な重い音まで多種多様で使われているのですが・・・あのいかにもベルを鳴らしている様な重い感じの音が体全体に響き渡って素敵なんですよね~♪」


桜「ベルオタ?と言うか音オタなのかな?この部類は?・・・」


ひより「上には上を行く人が!?」


照子「ひよちゃんの上を行く人はこの世には存在していないと思うわ♪」


ひより「そんな満面の笑みで言われると私も流石にこの場で泣いちゃうよ?」


真希「先輩たちが新年の挨拶周りで詩音先輩のご自宅でゴールなんだって!一緒に来る?」


唯香「楽しそうな企画ですね!私も参加しても?」


ひより「勿論だよ!!次がそのゴールだから良かったら一緒にどうかな?」




と言う事で全員揃っていざ敵陣へ!!




ゴツンッ!!!




ひより「冗談だよ・・・そんな心のセリフにまでツッコミ入れなくても良いでしょう?」


桜「お前は油断も隙も無いからな!!私が監視していないと何をしでかすのか分かったものじゃないっ!!」


ひより「うぅ~・・・主人公をないがしろにしたらとんでも無い目に遭うんだよ?」


桜「ないがしろになんてしてねぇよ!?お前がむしろこの作品をないがしろにしようとしてるんだろう?」


照子「まぁまぁ・・・新年早々喧嘩はダメよ?仲良くしなきゃ!?」


ひより「そうだよ?皆仲良くしなくちゃ・・・えぇっと・・・2月14日・・・?今日はバレンタインデー・・・あまりチョコは作らないけど、今年は特別♪・・・詩音ちゃんの・・・」


桜「あぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!さぁて!!姉御の家だな!ゴール地点まであとちょっと~!皆~?張り切って行こうぜ!?」


照子「ひよちゃん!?・・・乙女の大切な日記を皆の前で読んじゃいけません!!」


ひより「うぅ・・・照ちゃんに怒られちゃった・・・もうしないよ?・・・はい、桜ちゃん?返すよ・・・ごめんね?」


桜「えっ!?・・・ママに言われてあっさり?・・・あぁ・・・分かったよ・・・受け取っておく・・・」


ひより「家にスキャナ掛けたの持ってるから大丈夫だよ!!(・ω<)」


桜「ひ~よ~り~?・・・ちょっと裏へ来い!もう許さねぇ・・・あたしを本気で怒らせたな!?」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~!!!!!!!!!!!




ひより「あの・・・?・・・桜ちゃん?・・・冗談だから・・・スキャナとか掛けて無いから・・・落ち着いて?・・・本当にそれはマズイよ?いくら私でも桜ちゃんのを受けちゃったら死んじゃう・・・」


桜「大丈夫だ!!お前は主人公だから何されても死にゃあしねぇよ?・・・ほらさっさと来い・・・ゴールまで後少しだからな・・・その前にお前を・・・」


ひより「うわぁぁぁぁん・・・ごめんなさいぃぃぃ・・・もうしません・・・こう言う事は今後一切しませんからぁぁぁ・・・許してぇぇぇ・・・ゆるじでぇぇぇぇ・・・」




沙希「あの・・・照子先輩?大丈夫なんですか?」


照子「う~ん・・・ま、大丈夫でしょう♪」


真希「ですが、今回は少し危険な気が・・・」


照子「ひよちゃんも最近少~しばかり図に乗っている所があったから丁度良い機会だったのかもしれないわね♪」


唯香「随分と嬉しそうですね?・・・照子先輩?」


照子「あら、そう?・・・この後の展開が楽しみと言うのはあるかもしれないわね?」




10分後・・・・・




照子「戻って来たわ。どうなったのかしら?」


ひより「うぅ・・・しゅみましぇんれしたぁ・・・もう・・・じまじぇん・・・もう・・・じまじぇん・・・ごめんなじゃい・・・ごめんなじゃい・・・」


照子「あらあら・・・少し手荒が過ぎたかもしれないわね?・・・」


桜「いや・・・こんな状態で皆の前に立たせたらあたしが一体何しでかしたんだよってなるから落ち着けって説得したんだけど・・・ダメだったよ・・・」


照子「恐らく注意される前からトラウマが発動してしまったのかもしれないわね・・・?」


桜「トラウマ?・・・何かあったのか?」


照子「えぇ・・・遠い昔にね?・・・」


桜「ちょっと気になるな・・・」


照子「幼少の頃、同じ様に調子に乗って木のてっぺんまで登ったんだけれど・・・降りられなくなっちゃって、私がひよちゃんのご両親を呼びに行って、お父さんが無事に降ろしてくれたんだけれどね・・・その後、直ぐに忘れたみたいに何も無かったかの様に今度は別の木の上に登ろうとして・・・その後こっぴどく注意されてしまって・・・以後何か思いきり怒られるって悟ったらこんな風になっちゃうのよ?・・・」


桜「それはまた・・・自業自得だよな?・・・」




照子「やっと到着したわね!・・・でも・・・詩音ちゃん今いるのかしら?」


桜「あぁ!いるよ!」


照子「あら?既にアポを?」


桜「いいや!今日は自宅にいるってさ!」


照子「そう言う事か・・・ふ~ん♪」


桜「何?その嬉しそうな表情?」


照子「じゃぁ、桜ちゃんに呼び鈴を鳴らしてもらいましょうか?」


桜「何であたし?・・・まぁいいけど・・・」


ひより「そう言いながら満面の笑みになってるよ?桜ちゃん?」


桜「うるさいなぁ・・・別にいいだろ!?・・・」




♪キーンコーンカーンコーン・・・




桜「はい?・・・今、チャイムだったよな?」


唯香「はいっ!!間違いありません!こちらの音も私が聴いて来た中でもベスト3に入るくらいの音色です!!迷ったんですよね・・・こちらの音と家の今の音が・・・」


桜「そ・・・それは大層、趣(おもむき)のある音色だったんだろうな?・・・」


詩音「は~い・・・あっ!皆!丁度良かったよ!今、誰もいなくて退屈だったんだ!入って来てくれないかな?少し歩かなければいけないけれど・・・」


ひより「うん!お邪魔します!!ちょっと待っててね!」




数分後・・・




詩音「すまない・・・今日は本当に誰もいなくて、出迎えが出来ず・・・」


桜「いいや・・・あたしたちも突然押しかけてしまったから・・・ごめんね?」


詩音「いや!むしろ丁度良かったよ!・・・それはそうと、皆、新年、あけましておめでとうございます。本年も変わらぬご愛顧宜しくお願い致します。」


ひより「きょうはね?皆で新年のご挨拶周りをしていたんだけど、詩音ちゃんの家がゴールなの♪」


詩音「私の家がゴール?・・・ここがゴールで良かったのかい?」


ひより「うん!じゃぁ、無事に皆ゴール出来たからこれにて新年のご挨拶周りは終了で~す♪」


照子「あらあら、これにて一件落着って事ね?・・・特にこの後の展開は無いのかしら?」


ひより「考えて無かったぁぁぁ!!!」


照子「ねっ!?・・・言った通りでしょ?」


桜「そうだな・・・ひよ子さ?もっと深く考えて結論付ける所まで頑張ろうな?」


ひより「う・・・うん・・・次からそうするね?」


詩音「じゃぁ、折角だから皆で初詣にでも出掛けようか?」


ひより「それ良いね!!うん!行こう行こう♪」




こうして皆で初詣に近くの神社へ出掛ける事になりました♪




ひより「やっぱり人がいっぱいだね・・・皆?はぐれない様に気を付けよう!!」


桜「実はお前が一番はぐれてしまう候補の1人だろうが!?」


ひより「大丈夫!皆の匂いで直ぐに追いつくから!!」


桜「お前は犬かよっ!?」


詩音「それにしても今年は例年に比べ更に人が多いみたいだね・・・」




ゴツンッ!!!




詩音「すみません、ぶつかってしまったみたいで・・・お怪我は?」


「いや・・・私の方こそすみません・・・おや!?その剣?・・・」


詩音「これは、私の大切な代々受け継いで来た日本刀です・・・あなたのその腰から下げている物は・・・まさか!?」


「あぁ・・・これも似た様な物だよ・・・私は外国人だから日本刀では無いけれど、大切な母国を守って来たソードだよ!」


詩音「もしや、あなたは・・・騎士なのでは!?」


「そう言うあなたももしかして武士では!?」




ひより「どうしよう?・・・どこぞと知れない国の綺麗な女の子と仲良く剣について交流しているよ?・・・これって第1話の展開と似ている気がするんだけど?」


桜「いや、1話はまだお前だけだったから良いけど、あたしら全員あの2人に置いてけぼり喰らってるしさ?・・・」


「あの・・・私もその仲間に加えてもらえませんか?」


ひより「え!?・・・あなたは?・・・」


「はい・・・今交流している外国人の子の方の仲間です・・・」


ひより「お互い大変だね・・・」


「はい・・・あっ!ごめんなさい。私は黒澤 彩花って言います。あの子がクリスティアって言うとある国の王様で・・・」


ひより「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!?王様!?・・・って凄いぃぃぃぃ!!!!!!!!!」


彩花「確かに言われてみるとそうだよね・・・」


照子「そして私たちも置いてけぼりね?桜ちゃん?後輩ちゃんたちも?・・・」


桜「何だよ、今日?」


沙希「まぁ、私たちは楽しいですし・・・別に構いませんが・・・」


真希「じゃぁ、クリスティアさんって言うあの綺麗な人は姫騎士なんじゃ?」


唯香「じゃぁ、詩音先輩が飛びつくのは分かる気が・・・」




そして、ようやく状況が落ち着いた頃・・・




詩音「先程は失礼致しました。私の名前は榊 詩音と申します。」


クリスティア「私はクリスティア・・・クリスティア=カーマイオーネです。」


詩音「気高き女騎士・・・私が長年憧れて来た存在です。」


クリスティア「私も日本の武士道の志を持っている人と出会いたかったけれど、まさかその武士道を背負っている人物が君の様な可憐な乙女だったとは・・・私も増々この日本と言う国に愛着を感じています・・・」


彩花「クリスティアは、カーマイオーネ国と言う国の王様を時期継承するんだよね?」


クリスティア「と言っても本当に小さな誰にも目に止まらない程の国なのだけれど・・・」


詩音「では、あなたは姫騎士なのでしょうか!?・・・だとすれば、私は!!・・・」


クリスティア「まぁ・・・一応その様な形になるのだろうか・・・」


詩音「あの・・・サイン下さい(> <)」


クリスティア「えっ!?・・・サイン?・・・」


桜「あぁ・・・ごめんね?・・・この子、姫騎士になりたいって進路希望調査にも出すくらい憧れてて・・・」


クリスティア「私なんかのサインで良ければ・・・」


詩音「はぁぁぁぁぁ♡ありがとう御座います!!」




ひより「ねぇねぇ、今詩音ちゃんの表情が凛々しい→うら若き乙女に変わったよね?」


桜「良いんだ・・・姉御があんなに幸せそうな表情を見せたんだ!クリスティアさんには感謝だよ・・・」


彩花「私は対魔師でクリスティアにも能力があってね・・・」


ひより「何々!?対魔師ってあの・・・魔物とか退治する人の事だよね?」


彩花「知ってるの?・・・そうだよ!?悪い魔族たちを退治しちゃうの!!」


ひより「退魔と対魔って表現するけど、基本的には同じなのかな?」


彩花「私もあまり詳しくは知らないんだけどね?多分同じじゃないかな?退治するって言う点では同じだから!」


ひより「サイン下さい(> <)」


彩花「良いの?私のサインなんかで?・・・特に価値も無いよ?」


桜「結局お前もかぃっ!!!」




そして色々と話をしている内に夕方になり・・・




彩花「きょうは色々とありがとう♪おかげで楽しかった♪また会えると良いね!」


ひより「うん!私たちも凄く楽しかった♪また会おうね?連絡先も交換したし!」


桜「やる事はきっちりとやるんだな?のんくら♪の方もきっちりとまとめてもらいたいものだが?」


ひより「♪ピュ~ピュ~・・・さぁ?何の事でしょうか?」


桜「口笛吹けないなら無理に吹こうとするなっ!!」


クリスティア「私も久しぶりに心の底から笑ったよ!本当にありがとう・・・また会おう!」


詩音「あぁ!絶対にまた会おう!私も今日は凄く楽しかったよ!」


沙希「詩音先輩があんなに夢中になっちゃうなんて・・・本当に好きなんですね!姫騎士が!!」


真希「でもクリスティアさんは本当に綺麗な方ですね!私たちも憧れちゃう♪」


唯香「今度はクリスティアファンクラブでも発足するの?」


クリスティア「君たちも・・・そんなに言われると・・・恥ずかしいよ・・・」


彩花「こう見えて凄くシャイだからね♪」


クリスティア「彩花まで・・・からかわないでくれないか?」


彩花「ふふっ♪・・・あっ!クリスティア?今日はママお手製のお雑煮だよ?お節料理もあるし早く帰って皆で食べよう?」


クリスティア「そうか!?・・・うん!そうだね!じゃぁ・・・皆、また会おう!!」




こうしてどこぞの誰かさんたちは笑顔で帰って行った・・・

いや、本当に綺麗な人だった!それに姉御が夢中になるのも分かる・・・分かるが・・・




照子「悔しいのよね?・・・寝取られちゃったみたいで?」


桜「ひぃぃぃぃっ!!!!!勝手に人の心の中に入って来ないでよっ!!!・・・まぁ・・・あれだけ綺麗な姫騎士さんなら・・・それに相方の彩花ちゃん?・・・彩花ちゃんってひよ子と似てる気がするよな?」


ひより「えっ!?・・・そうかな?・・・でへへ~♪」


桜「いや、やっぱ気のせいだったわ!ごめん、彩花ちゃん・・・」


ひより「ちょっとぉ!!どうしてそんな酷い事言うの!?・・・似てるよね?ね?彩花ちゃんとそっくりだよね?私って?」


照子「そうね~?もう少しだけしっかりとした感じになれたら似ているかもしれないわね~?」


ひより「今日の照ちゃんも何気に酷くない?・・・」


詩音「まぁまぁ・・・今日は私も少し執心し過ぎてしまったよ・・・次からはその様な事が無い様に気を付けるから・・・今日は許してくれないかな?」


桜「サイン抱き締めながらニヤニヤ顔して言うセリフとは思えないけど・・・?」


詩音「桜?・・・もしかして妬いてくれているのかい?・・・後で家に来てくれないかな?」


桜「あの・・・サインくれたら・・・」


ひより「あっ!ずる~い!詩音ちゃんのサイン私も欲しいよぅ~!!」


沙希「あぁ~っ!!ひより先輩ずるいです!!私も欲しいです!!」


照子「はいはい・・・じゃぁ、こうしましょう?それぞれがサインを全員分書いて渡すの・・・これで皆が皆のサインが手に入るわよ?」


真希「流石照子先輩です!!良い思い出にもなりますし♪」


唯香「じゃぁ、早速色紙買って皆に渡す準備をしましょうか!」




こうして今年の冬休みも楽しくあっと言う間に過ぎて行くのでした・・・











桜「と言う訳で、本編終了!!」


ひより「凄い展開だったね・・・無理矢理登場させちゃった感じが・・・」


詩音「袖振り合うも他生の縁・・・実に良い出会いだったと思うけれど?・・・」


桜「どうしても登場させたかったみたいなんだよな・・・ま、楽しかったしこう言うのも新鮮だよな!?」


照子「私は楽しかったわ♪また是非来て欲しいわよね!」


彩花「あの・・・ありがとう・・・皆も今度はこっちへ登場して・・・って本当は言いたいんだけど・・・転移モノだと中々難しいよね?・・・」


クリスティア「それに我々は戦っているから君たちをそこへ登場させては身の危険が・・・」


桜「まぁ、気持ちだけ受け取っておく事にするよ・・・ありがとう・・・」


クリスティア「あぁ!そうだ!詩音だったらきっと活躍の場があるかも・・・」


彩花「ダメだよ、流石に詩音ちゃんでも魔族と戦わせるのは危険だよ・・・」


クリスティア「あの構えは本物だと私は見込んでいるのだけれど・・・やはりダメかい?」


彩花「ダ~メ!!ちょっとモデルのスカウトをお願いするのとは訳が違うのよ?」


クリスティア「分かったよ・・・詩音・・・残念だけれど、他の場でまた・・・」


詩音「うん・・・」


桜「姉御、本当にショックみたいな表情してる・・・まぁ、流石に剣が使えてもクリスティアさんとはまた違った強さかもしれないし・・・サインも貰ったし連絡先も交換したんでしょ?それに認めてもらえる程の実力な訳だし落ち込まなくても大丈夫だって!」


詩音「あの・・・クリスティア?良ければ18禁の方で・・・」


桜「止めてっ!!!それだけは私が心の底から止めて欲しい!!」


詩音「桜!?・・・本当にダメかい?」


桜「本当にダメ!!ダメったらダメ!!」


詩音「分かったよ・・・そうまで言われては私も無理にとは言えない・・・」


ひより「と言う訳で、ここで折角なので今日のゲスト2人が活躍する作品のお知らせを主人公の彩花ちゃんからどうぞ♪」


彩花「えっ!?・・・こんな所でお知らせやっても良いのかな?」


ひより「大丈夫だよ♪私がこの作品の主人公だからこれは、主人公の特権だよ!」


桜「余計な事は言うな!」


ひより「えへへ・・・じゃぁ、どうぞ!」


彩花「うん・・・じゃぁ・・・私、黒澤 彩花とクリスティア=カーマイオーネが活躍する「転移少女百合魔界~魔界へ転移した彩花とクリスティア、そこには女の子しかいない新たなる世界~」は、現在不定期で投稿中です。異世界へ転移した私たちは、魔族たちが住む世界へやって来た・・・でもそこは全員が女の子だった!?・・・良い魔族たちもいれば悪い魔族たちもいて、悪い魔族たちは悪さを企み私たち人間界へやって来た・・・そういった悪い魔族たちを倒すべく私たちは仲間も増えて来たりしながら魔王の城へ進んで行く・・・


こちらの、のんくら♪作者と同じ小鳥遊 凛音が描く転移異世界百合小説です・・・ってあまりアクセスを頂けていないみたいなので、良ければ読んでくれると嬉しいな・・・」


クリスティア「退魔師や対魔師、そして姫騎士などの女騎士、百合作品などが好きな方には入り込みやすいかもしれないね・・・あっ!それから「洗脳」や「催眠」系の作品が好きな方にもお薦め出来るやもしれない・・・」


彩花「と言った所かな?・・・ごめんね?大事な場所を私たちの宣伝の為に使わせてもらっちゃって?」


ひより「ううん!大丈夫大丈夫!いつも駄弁ってるだけのコーナーだからここは♪」


桜「自分たちの大切な場所をそんな風に言うか?」


ひより「と言う事で、今日は特別ゲストに黒澤 彩花さんとクリスティア=カーマイオーネさんに来て頂きました!皆、拍手で送り出してあげましょう♪」


彩花「ありがとう♪またね~♪」


クリスティア「ありがとう!ではまた!」




♪パチパチパチパチパチ~




ひより「楽しかったね♪・・・またゲストとか呼ぼうよ!」


桜「予算が・・・いや、ただだけどさ?製作費は・・・それより作者の脳内の問題だよな?」


照子「凄い事言っちゃうのね?・・・作者の脳内の問題!?・・・何か作者の脳内が問題みたいな言い方に聞こえるわね!?」


桜「いや・・・別にそう言う意味で言ったんじゃ・・・いや、言ったけどさ?」


ひより「のんくら♪の投稿される間隔がどんどん広くなって来ちゃってるし・・・これはきっと作者の脳内に異変が生じたんだよきっと!!!」


天の声「誰が脳内が腐ってるだって?」


桜「いや、誰もそこまで言ってないし?・・・ってか今頃現れてももう終わりだぞ?」


天の声「いやはや、私も久々に楽しかったですよ!!彩花ちゃん、それからクリスティアさん・・・いやぁ・・・あの2人は素直で可愛い!うん!」


桜「何だよ?あたしたちは可愛くないって言う意味か?」


天の声「いやいや!!相当な美少女・・・と言う設定のはず・・・」


桜「何だよ!?最後の「設定のはず」って!?・・・」


天の声「まぁまぁ、次回は遂に3学期・・・こののんくら♪早いものでもう少しでシリーズ第一回目より1年が過ぎようとしております。ここまでやって来られたのも読者の皆様のおかげ・・・この天の声作者に成り代わりまして心より厚く御礼申し上げます。」


桜「おい待て!?・・・お前は作者じゃなかったのか?」


天の声「えっ!?・・・私?・・・嫌だなぁ・・・あんな脳みそ沸いてる奴と一緒にしないで下さいよ!?私は作者代行企画より来ている者で・・・これ名刺です・・・」


桜「はぁ・・・えっと・・・有限会社 作者代行企画 代表取締役社長 作野辺 代里 (さくのべ だいり)・・・じゃぁ、第一話から登場してたあんたって・・・?」


作野辺「はい!全て作者代行でやって来ました!!」


桜「あたしらどうすれば良いの?」


作野辺「いやはや、私はあくまで作者の代行ですのであなた方のお気持ちは作者の元へきちんとお届け致しておりますとも!!そしてあなた方の熱い想いもちゃんと私が作者の代行として受け取らせて頂いております!ですので今まで通りどうぞ私を作者と思って色々な怒り、憎しみを投げつけて頂ければ幸いで御座います。」


桜「いや・・・もういいや・・・あなたには何も言いません!それより本物の作者をここに出して欲しいのですが?・・・」


ひより「そうだよぅ~!!作者だとばかり思っていたのに別の人だったら私たちが今まで言って来た事が台無しだよぅ~!!!」


照子「まぁまぁ・・・作野辺さんも色々と大変なのよ?きっと・・・」


詩音「と言うかと思ってここへ連れて来ておいたよ?」


作者「あっ・・・どっ・・・どうも・・・皆様、お初にお目に掛かります・・・私が作者の・・・」


作野辺「いや・・・私の仕事が・・・」


作者「作野辺さん・・・すみませんでした・・・強制連行させられて来ましたので・・・これにて・・・今までありがとう御座いました。」


作野辺「いや・・・安定したお仕事があるって言うからここへ来たのに・・・私どうすれば?」


詩音「すみません、私が作者を連れて来てしまいましたので・・・あなたはもう・・・」


作野辺「分かりました・・・良いお仕事だったのですが・・・残念です・・・小鳥遊さん・・・別の作品には?」


作者「ごめんなさい・・・私の作品全く売れないので他を当たって頂けた方が・・・」


作野辺「そうですね♪いやぁ・・・実は他の作者様にも色々と頼まれちゃってまして・・・では、私はこの辺で・・・今までありがとう御座いましたぁ♪」


詩音「ふふふ♪・・・さぁ、これで思う存分・・・いや?最後に何か言いたい事は無いか?」


作者「あの・・・初めてここへ来て私もパニックになっちゃってまして・・・一体何がどうなっているのでしょうか?・・・」


桜「さっきの代行の人に色々と今まで辛く当ったりしていたし・・・先ずはそれと同じ事を受けてもらおうか?」




♪バキッポキッ




作者「いや・・・今物凄い指とか鳴る音がしたのですが?・・・一体僕は何をされちゃうのでしょうか?・・・」


詩音「大丈夫だ!直ぐに済む!目を閉じていれば直ぐに終わるから・・・」


桜「きっと癖になると思うぜ?あたしらの技喰らったらさ?」


作者「いや、私も体が弱くてですね?・・その・・・」




ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!




その後、作者を知る者は誰1人いなかったと言う・・・
































第十九のん♪ 終

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