第八のん♪~やっと来ました夏休み・後編~(照子主体のお話も落ち着いた所で、今度は又あの面々が登場!期待を胸にいざ夏休み後半へ♪)
桜「って事で第8回目となった訳ですが。お蔭さまを持ちまして、こののんくら♪も、もう8回目に突入しちゃいました♪これもひとえに読者の皆さまのご支持があっての事!いつも読んでくれてありがとう♪これからも私たち頑張るから応援宜しくね♪」
沙希「あの・・・冒頭と最後の下りの方で出ろって言われて来たのですが・・・」
桜「おぉっ!今日はさっきゅんか!宜しくな♪」
沙希「はい・・・宜しくお願いします・・・あのぅ?ここではどんな感じでやれば良いのでしょうか?」
桜「あぁ、ここと最後は私たちのフリートークだから好き勝手やってる!」
沙希「えぇっ!?そんなゆるくて平気なんですか?」
桜「あぁ、いつもこんな感じだよ?出るメンバーも私はレギュラーだけどさ、色々と出て来るから毎回話が盛り上がっちゃってさぁ~はははっ!」
沙希「あっ、桜先輩、梅雨の時大変だったみたいですね・・・私もさっき6話を読ませて頂きましたが・・・」
桜「あぁ・・・大変だったって言うか、あたしがさ、無茶したっての?それが祟って・・・あんな感じになっちゃったんだよね?あっ、読者の皆さんも第6話を読んでくれたら分かってくれると思います!っと!ん?さっきゅんどうかしたの?」
沙希「・・・・・・思い出しました・・・6話の展開で桜先輩、詩音さま、いえ、詩音先輩と仲睦まじく・・・あんな事やこんな事してましたよね?」
桜「あぁ・・・そう言えば・・・そんな事があったような、無かったような・・・?ってあんな事やこんな事って何だ!?私たちそんないかがわしい事なんてこれっぽっちもしてないぞ?」
沙希「イチャイチャうらやまっ、こほんっ!学生と言う立場を理解出来ていない様な動きでしたよ?そんなんではダメです!これはですね!この作品は・・・」
桜 (あちゃ~、姉御の事になると本気モード入っちゃうのか・・・少々厄介かも・・・あっ!そうだ!この怒りの矛先を作者へぶつけてみよう!面白い展開になりそうだ・・・へへっ♪)
桜「でもさぁ・・・さっきゅん?姉御のファンって結構多いからさ、例えば・・・作者とか?」
沙希「そっ、それはあんなに素敵なお方を嫌いになる人なんていません!桜先輩?そうやって話の矛先を別の人に向けるとか卑怯ですよ?」
桜「いや、いつもさ、姉御を優遇させてさ、鼻の下伸ばしてデレデレしている作者だよ?」
沙希「そっ!それは本当ですか?」
桜「うん、よく姉御とイチャイチャやってるもん!最近なんか姉御のフォローとかも段々と作者の方に向いて来ているし・・・♪」
沙希「ゆっ!許せない・・・作者と言う立場を利用して詩音さまに対して・・・作者出て来い!やってやる!!!」
桜「あちゃぁ~ちょっと事を大きくし過ぎちゃったかな・・・?でも作者だから何とかしてくれるよな?まあいいか!」
天の声 (良くねぇ!桜今回出番無くすぞ?)
桜 (おいおい、それは無いでしょ?いつも私に負担掛けさせておいてさ・・・)
天の声 (とにかく、沙希嬢の機嫌を直せ!話はその後だ!)
桜 (わぁ~ったよ!じゃあ、姉御でも呼んでやるよ!これであんたもご機嫌になれるだろ?)
天の声 (桜、お前ナイスな提案を!よし、私は出ずに詩音を登場させようじゃないか!これでまーるく・・・えっ?詩音さん?あれ?何で私の所ふごっ・・・)
詩音「待たせたな!又余計なものを斬ってしまったようだ・・・」
沙希「しっ!詩音さま、いえ、詩音先輩♪ようこそです♪」
桜 (うわぁ~・・・本当に機嫌が直ったぞ!むしろご機嫌過ぎて今迄の一連の流れが無かったかの如く流されている?)
詩音 (作者殿、すまない、沙希の機嫌がかなり悪くなっていた様で・・・この死、無駄にはさせない・・・どうか安らかに・・・)
天の声 (いや、私、死んでいませんのですけどぉ~?・・・)
詩音「テリャァッ!!!!」
ザックリ・・・
天の声 (・・・・・ごふっ・・・)
詩音「安心しろ、腹7割切っただけだ・・・」
桜「姉御?それ死んでるから!?」
引き続き、夏休み・・・
ひより「ねぇねぇ、皆さ、夏と言えばって言われたら何を思い浮かべる?」
照子「そうねぇ・・・やっぱり夏と言えば、「蚊」かしら?」
桜「いや、ママ・・・無理にボケなくて良いから・・・」
詩音「私は海、山、鍛錬だろうか・・・」
桜「姉御は、何だろう?あまり関係無さそうなものが付いて来ている気がする・・・」
沙希「そうですねぇ・・・私はかき氷でしょうか?」
ひより「そうだよね!やっぱり夏と言えば、かき氷だよね!私いちごが好きだな♪」
桜「一々一つ喋る事にツッコミ入れるのが中々ハードだけどさ、やっぱりひよ子は食い意地が入っているな?・・・(汗)」
照子「ちょっと、桜ちゃん?そのポジションは私の担当よ?勝手に取らないで欲しいわ?」
桜「いや、それもそれで何と言うか・・・もう、なんであたしが皆のボケをフォローしなきゃいけないんだよ!?それより暑いし、海行こうよ!」
詩音「良いな。じゃあ、明日は皆で海に出掛けようか!」
照子「水着を用意したいのだけれど、今から皆で見に行かない?買いたい人は丁度良いかもしれないし♪」
ひより「そうだね♪皆で水着を見に行こう!」
お金等も持っていなかったので一度解散してから再集合する事に!
そして・・・
ひより「やっぱりショッピングモールの方が色々なお店もあって選び放題だしここだったら1日中過ごせそうだよね♪」
詩音「あぁ、私もそろそろ胸が小さくて昨年迄持っていたやつだと少々厳しい気がしていたので・・・色々と品揃えが多い所だと助かる!」
桜「あぁ!姉御又大きくなった?本当成長凄いよね~♪」
詩音「余計な所が大きくなってしまって・・・恥ずかしい・・・」
沙希「いえ、先輩は大きかろうが小さかろうが素敵です(>_<)」
詩音「あぁ・・・そうかな?ありがとう。そう言ってもらえると少し気持ちが落ち着くよ(*^^)v」
桜「姉御迄顔文字を!!!?これは大変な事になりそうな・・・」
ひより「ねぇねぇ、これなんか私にぴったりだと思わない?」
照子「流石ひよちゃんね♪きちんとひよこの柄が入っているし、素敵だと思うわ♪」
桜「いや・・・それ、お子様用だから・・・って言うかひよ子はお子様体型?ついでに頭の中も・・・?」
ひより「ちょっとぉ~!桜ちゃん、最後の部分は余計だよぅ~もう!!!」
桜 (お子様体型の方は否定しないんだな?)
詩音「では、私はこれにしてみるか!?」
沙希「はわゎゎゎゎ!!先輩素敵過ぎます~♪よく似合ってますし・・・色も何と言うか青っぽくて先輩にぴったりだと思います♪」
桜「確かに!姉御はそう言うのってかなり似合っていると思う!」
沙希「先輩は渡しませんよ?」
桜「いや、さっきゅんが何言っているのかがよく分からないんだけど・・・?」
照子「じゃあ、私はこれにしてみようかしら?どう?色的にも大人の女性って感じじゃないかしら?」
ひより「うん、素敵だよ!ヒョウ柄の水着なんてそうそう無いし、きっと目立って皆照ちゃんの方へ釘づけだよ?」
桜「いや、ヒョウ柄ってしょうみの話、大阪のおばちゃんと言うか何と言うか・・・別の意味で釘づけになりそうだな・・・」
沙希「折角だから私も買っちゃいます!詩音先輩どうです?こう言うのは?」
詩音「うん、沙希にはよく合っている気がするよ!何と言うか、少しだけ幼さを残しつつも大人へ近づいている感じがして、今の君にぴったりだと思うよ!」
沙希「せんぱ~い♪先輩って評価するのも上手過ぎて私メロメロになっちゃいますぅ~♪」
桜「お~い!さっきゅ~ん?全部口に出てるぞ~?」
沙希「って言えって桜先輩が!!!」
桜「おい!あたしは何も言ってないだろ?」
ひより「じゃあ、私はこれにするね!」
桜「何だ?どうせ又ひよこ柄の入ったさっきの大人ヴァージョンとかじゃないのか?っておい!本当にその通りだったよ!ビックリしたよ別の意味で・・・」
照子「うん!今度はバッチリね♪大人サイズだからひよちゃんも着けられるし!決まりね♪」
桜 (決まりね♪じゃないと思う・・・うん・・・これの大人サイズがある事にもあらゆる疑問が生じているのだが・・・もうツッコむのも面倒だから何も言わない・・・)
照子「結局皆水着を新調した所で、お昼になったみたいだし、お昼ご飯にしましょう?」
桜「じゃあ、2階のフードコートにでも行く?」
ひより「良いね♪お店もいっぱいだし、何にするか迷っちゃうね♪」
詩音「あっ!あそこにいるのってひょっとして・・・」
桜「あっ!!あれってやっぱりそうだよ!涼坂 凛子さん!」
ひより「あぁ~!久しぶりだよね・・・ゴールデンウィークの時以来と言うか・・・」
詩音「凛子姉~!」
凛子「あら!詩音じゃない・・・それと・・・この間のお友達もいるみたいだけれど・・・あら?一人だけ初めて見る子ね?」
詩音「あぁ、あの子は私の通っていた中学校の今3年生で後輩にあたるんだ。受験でうちの高校を受けようとしている。」
桜「凛子さん、お久しぶりです!」
凛子「お久しぶりね。桜ちゃんだったわね。」
桜「テレビアニメ2期楽しみに待ってます!又ミホ達が活躍してくれるんだって思ったら今からワクワクしています♪」
凛子「本当にいつも応援ありがとう♪この間のファンレターもしっかり読ませてもらったわ!嬉しかった♪」
桜「あぁ・・・読んでくれたんだ・・・光栄です♪」
詩音「こちらは水乃瀬 沙希さん、今話た後輩にあたる子。沙希、こっちは涼坂 凛子、私の従姉妹。」
沙希「えっ!?まさか、声優の涼坂 凛子さんでしょうか?」
凛子「はい、そうですが・・・」
沙希「私、凄くファンなんです!恋と夏の空模様って作品凄く好きで・・・ヒロインが可愛くて私感動しちゃいました・・・」
凛子「あら!?あまり人気が出なくてメジャー迄行かなかった作品なのに嬉しいわ♪私もあの作品はアニメ化される前から好きで読んでたの。まさか詩音の関係者の人にファンがいてくれたなんて、私も光栄です。」
沙希「あぁ・・・詩音先輩の従姉妹さんが大ファンの声優さんだったなんて、夢みたいです・・・」
詩音「世間は狭いとはよく言ったものだな・・・」
桜「知らない・・・あれだけ色々と観ていたのにその作品知らなかった・・・そしてさっきゅんも凛子さんのファンだったなんて・・・姉御と凛子さん、両方好きだったなんて・・・さっきゅん!これはライバルとして油断出来ないぞ!」
照子「あらあら、何だか物凄く面白そうな対決が繰り広げられそうね?」
ひより「ちょっと、お昼ご飯そっちのけで照ちゃんも変な事言わないでよぅ~・・・又厄介な事になりそうだよ?・・・」
昼食を一緒に摂る事に・・・
凛子「じゃあ、ギャルパンは沙希ちゃんは観た事が無くて、桜ちゃんは恋と夏の空模様を観た事が無いんだ?」
桜「そっ、そうなりますね・・・私も帰って早速チェックしなくちゃ!!!大ファンの声優さんが出ている作品をノーマークだったなんてファンの名折れ・・・」
沙希「私もそんなに有名な作品だったらもっと早く観ておくべきでした!私も帰ってチェックさせてもらいます!」
ひより「オタク合戦が始まろうとしている・・・」
照子「それ良いネーミングね♪「オタク合戦開始!」みたいな感じで・・・」
詩音 (もう・・・ツッコむ人はいないのか?私がツッコむべきなのだろうか?)
桜「あの、この子、さっきゅんにもサインを書いてあげてもらえませんか?」
沙希「あっ、先輩・・・はい、宜しくお願いします♪」
凛子「えぇ、私のサインで良ければ♪」
照子「じゃあ、色紙ね!?はい・・・」
桜 (何で色紙なんて持ってるの?と言うベタなツッコミはしないでおこう・・・それにしてもナイスだママ!!)
凛子「はい、どうぞ?」
沙希「あぁぁぁぁ!ありがとう御座います。大切にします♪・・・あれ?イラストも?凄く可愛いです♪嬉しい・・・」
凛子「喜んでくれたみたいで良かったわ。」
詩音「それにしても凛子姉、きょうはどうしたの?」
凛子「あっ、ごめんね・・・急に帰って来る事になったから、連絡入れるの忘れちゃってた・・・丁度さっきこっちに着いて、とりあえずお昼を食べてから帰ろうとしていたの・・・」
詩音「今度は何日かこっちに?」
凛子「そうね、3日程休みが取れたから2日こっちにいる事になるかな・・・」
詩音「じゃあ、家にも来るの?」
凛子「そうね!一度家に戻ってそれから少し顔を出そうかしら?」
詩音「皆喜ぶよ!」
凛子「うん、とりあえず、これ食べ終わったら一度実家へ帰ってそれから詩音の家へ行く事にするわ♪」
詩音「あぁ、楽しみに待ってるよ♪」
凛子「皆さんも、いつも詩音をありがとう御座います。これからも宜しくしてあげて下さい。」
桜「あっ、ご馳走になってしまってすみませんでした。ありがとう御座います。又お会いしたいです!」
ひより「ご馳走さまでした。いつもありがとう御座います。又食べさせて下さい・・・」
照子「まあ、ひよちゃん食い意地だけが前へ出過ぎて大変な事をつぶやいてしまっているわ?」
桜「ひよ子、肝心な所でボケかまさないでくれ・・・すみません、凛子さん、こいつは天然ボケなので気にしないで下さい・・・凛子さんの作品の映像ソフト又買いますので!」
凛子「楽しいお友達ばかりの様で詩音も昔と又違った一面を見る事が出来て私も嬉しいわ。又是非会いましょう!」
沙希「ギャルパンも拝見します!私も結構映像ソフト持っていますが、もっともっと色々な作品、凛子さんが出演されている作品を観たいと思います!」
凛子「ありがとう♪じゃあ、きょうはこの辺で!詩音、また後で!」
詩音「あぁ!気を付けて!」
ひより「やっぱり凛子さんは優しいね!ご飯ご馳走してくれる人に悪い人はいないってよく言うけど間違い無かったね!」
照子「もう~・・・ひよちゃんはご飯の事になると誰でも良いのかしら?」
ひより「そんな事は無いよ?」
桜 (本当に面倒臭くなって来た・・・この後のツッコミ役はママに任せようかな・・・)
照子「↑って言う風に考えているかもしれないけれど、筒抜けよ?ツッコミを疎かにしてはいけないわ?」
桜「おい!もう人の心の中に迄入り込んで来ないでくれ・・・」
照子「ナイスツッコミよ!それで良いわ、桜ちゃん!!(キラキラ♪)」
桜「もう良いよ・・・どうせ心の中で呟いても実際口に出しても同じだと言う事に気付いたから・・・」
照子「桜ちゃん!ドンマイ!」
桜「それにしてもさ、まさかさっきゅんも凛子さんの大ファンだったなんて、本当に世間は狭いよな!」
沙希「はい、私も語れる人が出来て嬉しいです♪さっきは、サインの件、ありがとう御座いました!」
桜「あぁ、言いにくいかもしれないと思って・・・あたしもゴールデンウィークに会った時に書いてもらったんだ!」
照子「これはきっと、同じ人を好きになる気の合った二人の構図よ!素敵だと思わない?」
ひより「そうだよね・・・偶然知り合った2人が同じ人を好きで、その好きだった人の従姉妹の事も好きだった!これは運命だよきっと!凄い確率なんだよ!」
桜「おいそこ!余計な事ばかり唱えて無いで次の展開に移れや!」
夕方・・・
桜「じゃあ、今日はこの辺で、明日は朝早いから皆遅刻するなよ?」
詩音「分かった。私は1時間前に素振りをしながら来る事にしよう!」
桜「いや、街中で素振りしながら待ち合わせ場所迄来ている奴がいたら捕まると思うんだけど・・・」
桜 (どうせボケるならもっとキレのあるボケをしてもらいたいものだ・・・そうすれば私もスッキリとツッコミを入れられるんだけどさ・・・)
照子「↑って桜ちゃん言ってるわ?どうかしら?もっとキレの良いボケって言うのを・・・ふごっ・・・」
桜「ママは余計な事言わなくて良いからぁ~・・・」
凛子「皆お待たせ!」
桜「えっ!?凛子さん、どうして?」
詩音「あぁ、今日海へ行く事を凛子姉に話して、交通の便を考えたら車の方が良いだろって出してくれたんだ!遠慮無く行為に甘えよう!」
照子「あらあら、すみません、お忙しいのに折角のお休み迄動いてもらう羽目になってしまって・・・」
凛子「いえ、私は大丈夫よ!私も詩音と同じで割とアウトドア派だし、丁度泳ぎたいなって思っていたから!だから一緒させてもらえたら嬉しいわ?」
ひより「やった!これで凛子さんも一緒だね♪楽しくなりそう♪」
桜「勿論です!むしろ光栄です!今日は宜しくお願いします♪」
沙希「はい・・・私も光栄です・・・お願いします!」
詩音「じゃあ、揃ったし、凛子姉、今日は宜しくね!」
凛子「よし、じゃあ出発♪」
ひより「それにしても広い車だね!」
照子「そうね・・・私たち全員乗れるから普通のタイプより大きいわね!」
詩音「無事に晴れて良かったな♪思いっきり泳げそうな天候だ!」
ひより「どれ位の所にある海で泳ぐの?」
詩音「家の別荘が2時間程行った所にあるからそこにしようかって凛子姉と話してたんだ!」
ひより「べっ!別荘とかあるの!凄いんだね!!!」
詩音「そうかい?幼少の頃からよく凛子姉と一緒に泳ぎに来てたし、冬は冬で風景も良くて好きだったけれどね!」
凛子「そうだね。よく連れて行ってもらってたよ!詩音もその頃はまだ小さかったけれど、まあ、私もまだ中学へ入るか入らないかの頃だったし♪」
桜「仲が良かったんですね!」
凛子「えぇ、そうね、よく遊んでいたし、こうやって出掛ける時も一緒だった事も多かったわね?」
詩音「そうだね・・・懐かしいな♪凛子姉が家を出るって言う時からほとんど会う事が出来なくなってしまって・・・」
沙希「声優になる為に家を出たんですよね?」
凛子「うん、どうしても地元じゃ出来ないお仕事だから東京へ出る為に家を出たの。」
照子「これだけ仲が良いなら離れる時も辛かったでしょうね?」
詩音「そうだね・・・私は少し泣いた気がする・・・」
凛子「ふふっ!少し?」
詩音「だっ、だから、少しだけ泣いていた・・・涙が出て来ただけで・・・」
凛子「詩音って照れ屋さんだけれど、嘘を付くのが下手だからね♪」
詩音「もうぅ~・・・凛子姉ってば・・・・」
ははははははっ♪
皆で笑った。そして・・・
凛子「そろそろ到着するわよ?皆、準備は良いかしら?」
ひより「よぅぅぅ~し!泳ぐぞ~(>_<)」
照子「ひよちゃん泳げたのかしら?確か・・・」
ひより「照ちゃん!それは言っちゃダメだよ!空気を読んで泳げる振りしてるんだから!ねっ?」
照子「あら~・・・ごめんなさい?私ったら余計な事を言っちゃったかしら?」
桜「いや、振りしてるとか既に口に出しているのだが?」
ひより「すごぉぉぉぉぉぉぉい!!!!!!!これ別荘なの!?お屋敷みたいじゃない?」
桜「いや、それより、もう何でもありですか?」
沙希「私もこんな凄い別荘知らないです・・・」
詩音「さぁ、誰もいないし、私たちだけだから遠慮する事は無い、入ってくれ!」
お邪魔しま~す!!!
凛子「皆、泊まりになるって連絡してある?一応1泊するつもりだけれど・・・」
詩音「一応伝えた。日帰りにしても良かったけれど、折角の夏休みで凛子姉もいてくれるから大丈夫だろうって・・・」
ひより「じゃあ、泳ごう!泳ごう!」
照子「あらあら、砂浜の際の所で泳ぐつもりなのね!私も一緒に泳ごうかしら?」
桜「いや、あんな低い所で泳ぐって、無理だろう?せめて足が届くけど胸から肩くらい迄水に浸かる所でないと・・・」
詩音「サンオイルを塗って、ラジオ体操を済ませてからだ!」
凛子「皆張り切ってるわね!じゃあ、私も・・・」
サンオイルを全員塗って、いざ海へ!!!
ひより「うん、ここ温かいよ?照ちゃんも一緒にどう?」
照子「良いわね♪本当、砂浜の砂の熱さと水の冷たい部分が混ざり合って素敵なハーモニーを生み出しているわね♪」
桜「凄くムードチックに言っているけど、そこ泳げないから・・・」
沙希「わぁぁぁぁぁ!先輩も凛子さんも泳ぎ綺麗で早いです!!」
桜「スゲー!!!二人とも水泳の選手か何かか?」
詩音「お~い!皆もこっちにおいでよ~!凄く気持ち良いからさぁ~!!!」
ひより「いや、そんな遠く迄泳げないよ!!!第一声もギリギリ届く位の距離だもん!!!」
沙希「桜先輩!私たちも向こうへ行ってみませんか?」
桜「よしっ!どっちがあの二人の所迄早く辿り着けるか勝負だ!勝ったら好きな方と夜、遺書に寝る事が出来る権利獲得って事で!」
沙希「はい、負けませんよ!」
詩音「いや・・・どうしてそうなる?」
照子「じゃあ、よーい、スタート!!!」
♪バシャバシャバシャバシャ!!!
ひより「二人も早いね!!私は泳げないからここでのんびりくつろいで見てるね♪あぁ~あったかぃ~♪」
照子「じゃあ、私もひよちゃんの隣で・・・あぁ~・・・温泉みたいねぇ~・・・」
ひゃっ・・・・・
詩音「沙希!大丈夫か!?」
沙希「ゴポッ・・・あっ・・・足が・・・グプッ・・・つってしまって・・・ゲボッ・・・ゴボッ・・・・・・・・」
詩音「息をしていない・・・ダメだ、人工呼吸を・・・沙希、悪いが君の唇を・・・はむっ・・・」
凛子「救急車呼んだから直ぐにこちらへ来るはず。」
桜「あたしのせいだ・・・私があんな勝負しようなんて言わなければ・・・」
凛子「いいえ、水の冷たさで体が冷やされてしまっていたから、こう言う事はある事よ。ただ、息をしていないと言うのは大変な事になるかもしれない。私は保護者に当たるから何かあれば私が責任を取る事になるわ。桜ちゃんは他の皆は気にしなくて良いから。」
凛子 (沙希、息を吹き返してくれ・・・頼む・・・もう、大切な人を亡くすのは嫌なんだ・・・お願いだ・・・)
沙希「ん・・・ふぅ・・・・はぁ・・・はぁはぁはぁはぁ・・・」
詩音「沙希?気が付いたのかい!?」
桜「良かった・・・本当に・・・」
凛子「沙希ちゃん、大丈夫?意識はしっかりと持っている?」
沙希「は・・・はい・・・大丈夫です・・・私、足がつってしまって・・・」
凛子「うん、大丈夫みたいね。一先ず検査だけでも受けてみましょう!親御さんには私の方から連絡を入れておくから!」
沙希「すみません、私のせいでご迷惑をお掛けしてしまったみたいで・・・」
詩音「いや、君は悪く無い・・・海で足がつるのはあり得る事だから。それより救急車が来る迄ゆっくりしてて。」
沙希「あっ・・・はい、分かりました・・・(何だろう?私・・・唇?誰かの唇が触れていた様な感覚が・・・)」
桜「沙希ちゃん、本当にごめんなさい。あたしがあんな勝負しようなんて言わなければ・・・こんな事には・・・」
沙希「桜先輩、先輩は何も悪く無いです。私も楽しかったし、久しぶりに白熱しちゃいました♪だから桜先輩?泣かないで下さい・・・ね?」
桜「沙希ちゃん・・・本当にありがとう・・・」
そう言って桜は沙希を抱きしめた。
救急車が到着し、事情を説明して、検査も受けたが特に問題や異常は無かった。そして、別荘へ戻って来た。
凛子「沙希ちゃんのご両親にも連絡して、異常無かった事も伝えたわ。疲れてしまっているかもしれないから1泊引き続き泊まる事も了承して頂いたから安心して今日はゆっくり休んでね?」
沙希「本当にごめんなさい。ご迷惑を掛けちゃって・・・折角楽しいお泊まり会が台無しになってしまいました・・・」
詩音「いや、台無しになんかなって無いよ!こうやって沙希も元気になったし、まだお泊まり会は終わって無い。それに、皆一緒だから何も迷惑なんて掛かっていないさ!だから君はもっと楽しんでくれて良いと思う。」
沙希「先輩・・・」
ひより「じゃあ、この後はご飯食べて・・・何しようか!?」
照子「ひよちゃん!本当に食い意地だけは一人前なんだから?こうやって良い空気になって来たのに台無しにしちゃうの?」
ひより「えぇぇ~?台無しになって無いって詩音ちゃんが言ってたもん!」
桜「いや、それはお前の事じゃなくてだな・・・さっきゅんの事を言ってた訳で・・・ってひよ子お前は一々ツッコませるな!!」
♪ははははははははははははははは
(皆、笑ってくれた。良かった・・・沙希ちゃんも元気になって、何も無くて、こうやって又楽しい夏休みの続きが出来る事・・・神様に感謝だよ!こんな温かい気持ち、もっともっと皆で分け合えたら良いのにな・・・)
照子「↑ってひよちゃんが思ってたわ?」
ひより「ちょっとぉ~、照ちゃん、何勝手に私の頭の中の言葉を説明してるのぉ~!!!恥ずかしいから止めてよぅ~・・・」
桜「何だ、お前って意外とメルヘンなんだな?」
沙希「ひより先輩って凄く優しい方なんですね♪私尊敬しちゃいました!」
ひより「えぇ~!?えへへへへ~・・・そうかなぁ~?照れるよぅ~・・・ニヤニヤ♪」
桜「直ぐ調子に乗る所がたまにきずだけどな!」
凛子「さぁて、皆が和んでいる内に食事の準備が整ったわ!さ、皆で食べましょう?」
桜「ちょっと!これ凄く無いですか!?皆凛子さんが作ったの?」
詩音「私も忘れてもらっては困るのだが?」
桜「えぇ~!!姉御も手伝ったの!?」
凛子「そうそう、2人で一緒に作ったの!さぁ、沢山あるから好きなだけ食べてね!」
(最高の夕食会・・・素敵・・・色々とあったけれど、とても素敵なお泊まり会。こんな幸せな気持ち、もっともっと皆と分かち合いたい。神様・・・ありがとう・・・)
照子「↑って言う事を今、桜ちゃんが考えていたわ?」
桜「おい、ちょっと待て?あたし何も考えていなかったぞ?さっきのはひよ子が実際に考えていただろうけど2度目は受けないからな!あたしはこの料理の美味しさを噛みしめていたんだ!!」
照子「あら、残念ねぇ♪ひよちゃんと同じような事を考えていたのかと思ったのだけれど・・・」
沙希「本当に見た目だけじゃなくて、味も全てにおいて素敵です♪」
詩音「そうかい?ありがとう。そう言ってもらえたら凛子姉も私も作った甲斐があったってものさ!」
桜「でも、さっき沙希は気付いていたか分からないけどさ、姉御必死になって人工呼吸してたんだよ!」
詩音「あぁ・・・そうだった・・・すまない、君の唇を奪う形になってしまって・・・」
沙希「はい、そんな事大した事じゃありませんよ・・・・・・」
沙希「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
沙希「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
フラッ・・・ガクン!
詩音「おい、沙希?しっかりしろ!大丈夫か?今度は・・・息はしているな・・・おい、しっかりするんだ!沙希?沙希!!」
桜「あちゃぁ~、余計な事言ってしまったか?姉御ぉ~姉御も罪作りだねぇ!さっきゅんは大丈夫だからしばらく寝かせてあげて!」
詩音「そっ!そうなのか?なら良かったのだが・・・」
照子「これはこれで面白いけれど、この後の空気がどうなるのか少し気に掛かるわね♪」
ひより「照ちゃんって本当にドSだよね?」
照子「あら、私は皆の恋の行方を見守っているのよ?」
ひより「見守ると言う感じにはとても見えないけど・・・(汗)」
そうこうしている内に夜になり、枕投げ、いや、猥談、いえ、女子会が繰り広げられた!
桜 (↑誰だよこのナレーション染みたわざと間違えている感じのって?)
照子「じゃあ、女子会定番の恋話をしましょうか」
ひより「良いね♪じゃあ、誰からする?」
桜「おいおい、決定なのか?それ!あたしはそんなの無いぞ・・・」
照子「あらあら、これは強制だから必ず恋をしている相手の事を話す事になるのよ?」
ひより「う~んとね~、私からでも良い?」
照子「えっ!?ひよちゃん恋してるの?」
ひより「私にだって恋の1つや2つくらいあるよ!」
桜「おっ!その話は気になるな!聴きたい!」
ひより「実は、私は小学校の頃から憧れていた人がいます。雨の日も風の日も台風の日も、お店の前でただ立っているだけで・・・」
桜「おい、それって・・・まさか・・・」
ひより「いつもあのお店に行くとチキンの事が頭いっぱいになって早く食べたいって思うんだ♪今も思い出しただけでも・・・ジュルリッ♪」
桜「おい、ジュルリッ♪じゃないっ!それ人形じゃねぇか!恋話をしろって言ってんだよ?既にあの人形とチキンがリンクしていて食べる事だけに頭が働いている落ちじゃねぇか!」
照子「じゃあ、言い出しっぺの私が・・・私はここにいる皆に恋をしちゃってるの♪皆それぞれ良い部分を持っていて、とても一緒にいて幸せだもの・・・こんな幸せってきっと恋じゃないかしら?」
桜「おい!それも違う気がする・・・幸せの方向がずれているし、恋の幸せとは違うでしょ?」
沙希「じゃあ、次は私が・・・私は・・・わたっ・・・わた・・・わたし・・・は・・・プシュー!!!!!!」
桜「はい、オーバーヒート!もうさっきゅんが誰を好きなのかは皆分かってると思うからあえて言わなくて良いよ!とりあえず、横になっててくれ・・・」
詩音「残り3人か・・・凛子姉、桜と私・・・誰から?」
桜「あぁ・・・そうだ!そろそろ寝ようか?」
詩音「ん?何故だ?皆順番に話を進めていたのに・・・」
桜「ほっ・・・ほらぁ~・・・何と言うか、明日は帰らなきゃいけないだろ?疲れてしまったら元も子も無いし・・・さっきゅんだってもう寝ちゃってるみたいだし・・・」
ひより「桜ちゃん!気持ちはよ~く分かるよ!でも皆言ってるんだから自分だけ逃げちゃダメだよ!桜ちゃんはこう言う時でもドンと構えてる格好良い姿があるからそれを見せて欲しい!」
桜「店の前に出されている人形に恋をするような奴に言われたくないな・・・」
照子「大丈夫よ?ここにいる子だけの秘密だから♪」
桜「最後の「♪」は何だ?きっとバラすだろ?ママって絶対にバラすよ!」
詩音「大丈夫だ、私もついているから!なっ、桜?」
桜「いや、その・・・ついているから・・・言えないって言うのか・・・」
凛子「そうだったのね・・・分かった!」
桜「えぇっ!?今ので何が分かったの?私まだ何も言って無いし・・・」
凛子「ピュアなんだね♪私はね、小学生の時に好きな男の子が隣の席にいてね、ずっと告白しようって思っていたの。でも中々言い出せなくて、小学校6年の卒業式の日に告白しようと思ったんだ。でも卒業式には彼は来ていなかった・・・」
桜「えっ!?それってどう言う?」
凛子「彼はね、小学校5年の頃不治の病に冒されてしまって、学校へ途中から来られなくなってしまったの。卒業式の日には本当は来る予定だったのを知っていたから私は告白しようって決意したの。」
照子「その人が不治の病だって知っていてですか?」
凛子「えぇ、勿論。長生き出来ない事も知っていたわ。でも、それでも小学校1年の頃から好きだった想いは変わる事無く私の中にあった。思いきって告白しなくちゃって思って卒業式の日に覚悟を決めていたのに・・・」
ひより「どうして来ていなかったんですか?」
凛子「後から聞いた話なんだけどね・・・彼は卒業式の前日に状態が悪化して、亡くなったの。」
ひより「そんな・・・」
凛子「それ以来私は恋はしていないの。とにかくポジティブにアグレッシブにあらゆる事をする事で恋をせずにひたすら突き進もうって決めたから・・・」
桜「・・・・・・・」
凛子「桜ちゃんは優しいわね。涙流してくれるの?」
桜「私、詩音ちゃんの事が好き・・・凛子さんの事も大好きです・・・」
詩音「・・・・・・・」
桜「ごめんね・・・沙希ちゃんがいるのに・・・でも私の気持ちも抑えきれない・・・今の話を聞いたらもっともっと好きだって言う気持ちが抑えきれなくなったの・・・ごめんなさい・・・」
詩音「桜、少し外に出ないかい?」
桜「えっ・・・?」
詩音「ここの夜景も凄く綺麗なんだよ?」
桜「うん・・・」
ひより「ねぇ、私たち置いてけぼりだよ?どうする?」
照子「面白そうな展開になって来たから私たちも後からこっそりついて行きましょう?」
凛子「いや・・・それはどうなんだろう?とりあえず沙希ちゃんがいるからここにいた方が良いと思うけれど・・・」
照子「分かりました・・・残念ですが今日は諦めます・・・」
ひより「あの照ちゃんがあっさり諦めた!!!凛子さん凄過ぎるよ!!!」
詩音「どうだい?昼間とは又違った景色じゃないかな?」
桜「本当だ!凄く綺麗で静かで・・・見惚れてしまいそう・・・」
詩音「昼間はごめん。沙希は呼吸していなかったから私も手段を選べなかったんだ・・・」
桜「えっ!?何で謝るの?詩音ちゃんは命を救ったんだよ?」
詩音「あの時本当は君の視線を感じてたんだ!凄く寂しそうで嫌な感じだって言うのが伝わって来ていた。でも私はどうする事も出来なくて・・・」
桜「気付かれちゃってたのか・・・でも私のそんな醜い部分は気にしなくて良いよ。沙希ちゃんはあのままだと死んじゃってたと思うし・・・私だって否応無しで人工呼吸はしていたかもしれない・・・」
詩音「君はどう思う?私の・・・この唇を誰かに奪われてしまうとしたら?」
桜「ちょっ!詩音ちゃん・・・それはどう言う?・・・」
詩音「桜は、いつもガサツで皆の場を盛り上げようとわざとあんな感じで接しているね?でも本当の君は今こうやって私と話をしている君がそう、こんなに可愛らしくて、かよわくて、一途なそんな君が本当の君・・・だよね?」
桜「あっ・・・あたし、沙希ちゃんが気になるから戻るね?」
詩音「待ってくれないかい?君がきちんと私の事を好きだってさっき言ってくれたから私も本当の今の気持ちを告げなければならない!私も君の事が好きなんだ!」
桜「えっ・・・・!?嘘っ・・・・?」
詩音「すまない、これは私が入学してしばらく君と遊んだりしていた時から最初はどう言う気持ちか自分でもよく分からなかったんだ。でも君と接している内に・・・梅雨の日の君が風邪をこじらせてしまったあの辺りから私の本当の気持ちが分かったんだ!私は・・・相楽桜さん、あなたの事が好きです。」
桜「し・・・おんちゃん?・・・あたし・・・」
詩音「ごめん、ファーストキスじゃなくなってしまったけれど、私のセカンドキス・・・君に捧げるよ?」
桜「あ、あぁぁぁぁぁ・・・嬉しい・・・詩音ちゃん・・・」
チュッ♪
照子(小声で)「ほらね、上手く行ったでしょ?」
ひより(小声で)「ちょっとぉ!この作品の展開が変わってしまったよ!どうしよう!?」
照子(小声で)「でも、沙希ちゃんの件が色々と厄介よね?」
ひより(小声で)「だからぁ!気にする所はそっちじゃないよぅ~!どうするの?作者出て来い!どうすれば良いんだよぅ~?」
凛子(小声で)「結局沙希ちゃん置いて出て来てしまったけれど、まあ、あの二人はそう言う感じって言うのは薄々気が付いていたし・・・」
照子(小声で)「そうだったのですか!?流石大人の女は格が違いますね♪」
ひより(小声で)「何この状況を楽しんでいる人の会話みたいな流れになってるのぉ~!?もう嫌だ~!!」
翌日・・・帰宅する準備をして車の中へ・・・
桜「イチャイチャ・・・」
沙希「ちょっ!ちょっと、桜先輩、詩音先輩に対してくっつき過ぎていませんか?」
桜「えっ!?そんな事無いよ!ねっ、姉御?」
詩音「あぁ・・・いや・・・そのだな・・・何と言うか・・・」
照子「あらあら、ふふふっ♪」
ひより「あれから眠れなかった・・・」
凛子「楽しかったね♪又来年も休み取れたら来たいな!このメンバーで!」
詩音「そうだね♪色々と良い思い出も出来た事だし、私も来年も又来たいな♪」
桜「あたしも絶対に連れて来てね?」
詩音「勿論だよ!皆で又来よう!次来る時は沙希も高校生だな!」
沙希「はい!頑張って先輩方の高校へ入学します!」
こうして、無事に全員帰宅する事が出来た!
詩音「凛子姉、色々とありがとう!又連絡頂戴?迎えに行けたら迎えに行くし、両親にも伝えるから!」
凛子「そうね!今回は急だったから悪いわね!次は事前に連絡が入れられる様にするから!じゃあ、皆も色々とありがとう♪又会いましょう?あっ、それから、誰にもまだ秘密なんだけどね・・・」
桜「えっ!?何ですか?秘密って・・・」
凛子「ギャルパン、2期が終わったら又劇場版の話が浮上するかも?それと、秋から始まる新番組に私、3作品程出演しているから、もし見付けたらチェックしてくれると嬉しいかな♪」
桜「はい!勿論です!そうか・・・ギャルパンも遂にそんな所に迄上り詰めたか!嬉しい!嬉し過ぎるよ!」
沙希「私もこれから帰ってギャルパンをチェックします。秋からの新番組も必ずチェックします!!」
照子「お仕事大変でしょうけれど、お体ご自愛下さいね・・・」
ひより「いつもありがとう御座います!ご飯おごってもらったり、美味しいご飯もご馳走してくれて・・・私、お店の人形より凛子さんの方が好きです!」
照子「あらあら、ひよちゃんの「好き」って言うのはきっとご飯食べさせてくれる人って言う意味じゃないかしら?」
ひより「そんな事ないよぅ~!優しいし、美味しいご飯作ってくれるし、ご飯おごってくれるし・・・」
照子「ほら?」
ひより「あっ・・・」
凛子「ふふふっ!楽しいお友達が多くて詩音も幸せね?」
詩音「あぁ、私は今、最高に幸せだよ?じゃあ、気を付けて帰ってね!」
こうして夏休みも良い思い出となったメンバーたちは、残りの夏休みを有意義あるものとして、過ごすのであった・・・宿題も既に終わらせてある為、本当に平和に夏休みが終わったのである・・・
桜「って言う事で、今回も濃い~内容だったけど・・・思い出したくないな・・・恥ずかしいし・・・」
ひより「あぁ!なるほど!恋なだけに濃い~話だったと!桜ちゃん上手い事言うね?所で詩音ちゃんとはその後どうなのかな?」
桜「なっ、なんだよ!?上げ足取るなよな!しお、いや、姉御とは何でも・・・」
ひより「またまた~♪騙そうとしても無駄だよ?ちゃんと見てたんだから?」
照子「ひよちゃん、ダメよ・・・あの部分は桜ちゃんには見えていないのに・・・」
ひより「えぇぇっ!?そうだったの!?いつも全部知っているものとばかり思っていたのに・・・じゃあ、桜ちゃん、残り頑張ってね!私たちは今日は用事があるから帰るね・・・?あれ?」
桜「ちょぉ~っと待とうか?まだ肝心な話が聞けていないからさ?」
ひより「あの・・・あれ?照ちゃん?照ちゃん?逃げないでよぅ~!!!!」
照子 (ひよちゃん、これは試練よ?頑張って乗り切ってね!私、影から応援しているから!)
桜「見たって何を見たんだ?」
ひよこ「いっ、いや、あの・・・ね・・・?あの後2人で外に出て行ったでしょ?その姿を見たって事だよ?嫌だなぁ・・・まさか、桜ちゃんと詩音ちゃんがキスするなんて見る訳が無いよぅ・・・あっ!」
桜「そうかぁ・・・見てたんだ?姉御とあたしがキスしていた所を~?」
ひよこ「そっ、そうだ!不可抗力だよ!不可抗力!」
桜「何をどうしたら、部屋の中にいたお前らが外へ出てしばらく歩かないといけない場所で私たちの姿を見て不可抗力が発生するんだよ!」
ひよこ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁごめんなさい~・・・・・・・・」
天の声「えぇ~、皆さま、お久しぶりで御座います。天の声で御座います。今日の残りの時間は↑ご覧の通り手に負えない状況とあいなりまして・・・ピンチヒッターとして私が久しぶりに解説などを・・・まあ、何と申し上げますか、徐々に作品の主旨が変わって来ているとお気づきの皆さまもいらっしゃるかもしれませんが、ご安心下さい!この作品は日常系の緩い作品です。ただ、それだけでは小説と言う概念から少し物足りなさをお感じになられるかもしれません。そこで私と致しましては、百合要素や、その他、ストーリー要素を織り交ぜつつ日常作品として形にしたいと言う想いが御座います。それでもってですね・・・次回は秋祭り・・・非常にこれまた間違い、じゃなくて、色々な要素が現れて来るかなと感じております。夏休みで「祭り」と言うお話が出て来なかった訳で秋こそは秋祭りをと考えております。・・・・そろそろ落ち着いたか?桜さん?桜さん?応答せよ?」
桜「あぁ?何だよ?元はと言えばお前があいつらを止めていれば見られる事は無かったんじゃねぇか!」
天の声「そこ!?ツッコむ所はそこですか?・・・折角蕩けるようなシチュエーションをVIP待遇でお招きしたのですが・・・残念ですねぇ・・・定番ではありますが、夢落ち・・・」
桜「いやっ、最高のシチュエーションでした!ありがとう!本当に!ありがとう御座いました。」
天の声「じゃあ、ひよりちゃんいじめてないで次回の話・・・は私がしたのでまあ、締めをお願いしま~す!」
桜「はいよっ!・・・ごめん、ちょっと取り乱したけどさ、次回は秋祭りって事だけど、又色々と展開が用意されているみたいだし、次回も皆さん、楽しみに!って楽しみにしてくれている人っているの?まあ、少しずつアクセス数が上がってくれているみたいだし、私たちももう少ししっかりとした形で攻めないとダメって事かもな!?じゃあ、次回第九のん♪でお会いしましょう♪(今日の詩音ちゃん、凄く積極的で今もまだ胸がドキドキしているんだよな・・・)」
第八のん♪ 終
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