売れっ子官能小説家は超絶美少女JK(Job Known)だった?
第十一巻・・・1001回目の告白!?・・・愛華&穂希のショッピング後に!?・・・色々とありつついつもの様に無事に解決に至る!?のかな?後、愛華のモデルの話に更に追い打ちが!?
第十一巻・・・1001回目の告白!?・・・愛華&穂希のショッピング後に!?・・・色々とありつついつもの様に無事に解決に至る!?のかな?後、愛華のモデルの話に更に追い打ちが!?
新しく私たちのクラスに転校して来た陸上系の女の子、須久里 穂希 (すぐさと ほまれ)ちゃん。転校して来て早々私にモデルにならないか?と誘って来た。
その時は断った上に穂希ちゃんを私の官能さんのヒロインにオファーを掛けてしまった。
快く許可をくれた穂希ちゃん・・・本当はモデルに誘ってくれた以外にも理由が?・・・
家へ帰り、お姉ちゃんに穂希ちゃんの話をすると、自分の頃にも似た様な境遇があった事を告げて来た。
お姉ちゃんと政樹とで話をしているとお姉ちゃんに電話が・・・
どうやらその同級生の女子生徒からの様で、私たちは更に驚く事実が発覚!?
お姉ちゃんの同級生は私たちのクラスに転校して来た穂希ちゃんの父方の従姉妹、須久里 舞 (すぐさと まい)さんだった!?
事実はそれだけに留まらなかった・・・
更に穂希ちゃんが誘って来たモデルの話は雑誌編集部兼カメラマン、プロ格闘家としても活躍している舞さんの事だった!!
そして舞さんは担当編集である秋月さんの母方の従姉妹と言う衝撃の真実も発覚したのだった!?
穂希ちゃんに雑誌のモデルのお誘いを断わってしまった私だったけど、改めて舞さんから今度はオファーが掛かり、断るつもりだったけど、政樹が背中を押してくれた・・・
ちゃんと私の事を考えてくれての「チャンス」なんじゃないのか?と言う形で・・・
私はその政樹の言葉でやってみる事を決意し、モデルのお仕事もこれからやって行く事になりそう・・・
お姉ちゃんが舞さんから学生時代想われ人だったと知り、きっと穂希ちゃんも舞さんの背中を見てここまで来ているんだろうなと感じた。
そんな穂希ちゃんから電話が来て休みの日にお洋服を買いたいけれど、あまり着た事が無い服を買いたいから付き合って欲しいと言われた。
そしてその約束の日になった・・・
愛華「はぁ~・・・緊張しちゃうな・・・夏葉ちゃんと遊びに出掛けた時は凄く楽しみだったけど・・・」
時間前、私は歩きながら公園へ向かう途中でこの様に口に出していた・・・
うん!楽しみじゃなかった訳でも行きたくない訳でもなく、ただただ、緊張している。
穂希ちゃんが転校して来たあの日、私は至って冷静に受け答えをしていたけど、本当はドキドキが限界突破しておもら・・・ううん!気絶しちゃいそうなくらいだったのに・・・
ってあれ?私って最近夏葉ちゃんの影響を受けつつあるのかな?・・・
そう言う事を考えながら待ち合わせの10時より15分ほど前に到着したのだった・・・けれど!?・・・
穂希「やぁ!おはよう!愛華ちゃん。」
公園の中の時計の下で穂希ちゃんは私の方に気付くと大きな声で挨拶をしてくれた・・・
やっぱり、紳士的な一面があるのだろうか?・・・きっと私が「待ったかな?」と言うと「いいや!たった今来た所さ!」とキザなセリフを吐いて私の目を見つめながら何も気にしていない振りをするのだろうな・・・でも裏では・・・「15分前か・・・私は9時半に来ていたよ?けれど10時待ち合わせだから別に遅れている訳でも無ければ、私が好きで早く来ているだけだよ♪」とキザなセリフを吐くのだろうな・・・あぁぁぁ!!!どっちにしてもイケメンだよぅ~!!!
穂希「おや?・・・どうかしたのかい?考え込んだ面持ちをしている様だけれど?」
愛華「へっ!?・・・あっ!ごめんね?私、ちょっと考え事を・・・」
穂希「愛華ちゃんは感情豊富な感じできっと私の見えない部分を沢山持っているのだろうな?」
愛華「えっ!?・・・ううん!そんな事ないよ!ごく普通の女子高生だから!!」
うん!平常を保つ・・・これが一番!今日はなるべく壁側には寄らない様にしないとね・・・
穂希「じゃぁ、早速行こうか?」
愛華「そうだね!行こうか!」
私だけだろうか?今から決戦にでも出撃する様な感情で挑むのは!?・・・ってただの買い物なのにどうしてここまで緊張しなくちゃいけないのだろうか?
穂希「硬いね?」
愛華「えっ!?・・・何が!?・・・」
穂希「表情だよ・・・そんなに私といると緊張するのかい?」
愛華「えっ!?・・・それは・・・その・・・」
穂希「私が転校して来た日の事・・・もしかしてそれが引き金かな?」
愛華「そっ!!・・・それは・・・」
穂希「私は、幼少の頃からこの前君の家にお邪魔させてもらった時に一緒にいた舞・・・従姉妹のあの人の背中を見ていたんだ・・・」
愛華「うん・・・」
穂希「私から見た彼女も恐らく他の女性から見た彼女も似たように見えていたかもしれない・・・私も舞お姉ちゃんみたいになりたいなって・・・」
愛華「うん・・・それは分かる様な気がするよ・・・」
穂希「そして彼女が高校生の頃だった・・・少し様子が変わったんだ!」
愛華「うん!・・・どう言う感じに?」
穂希「それまではただ凛々しく、前向きで一直線だった彼女で、私はそんな彼女に尊敬のまなざしを向けていた・・・けれど、ある日を境にして彼女は女の子になっていた・・・」
愛華「それって・・・」
穂希「うん・・・恋をしたのだろうね・・・薄々気が付いていたよ・・・」
愛華「そうか・・・舞さんも・・・恋を・・・」
穂希「それからの彼女は変わり果ててしまうと思うでしょ?・・・でも違った・・・更に磨きが掛かった様になり、女としての彼女、そして今までの凛々しく芯の強い彼女もそこにはあって・・・私は更に彼女を手本としたくなってしまった・・・」
愛華「うん!」
穂希「そして・・・私も彼女と同じ様な経緯に・・・」
愛華「えっ!?・・・」
穂希「なんてね?冗談だよ!大丈夫!今日は本当に洋服を探したくて・・・こんな服装ばかりだから少し女の子もやってみたくなってね?」
愛華「うん・・・素材が完璧だからきっと何着ても似合うと思うよ!」
あえて触れなかったけど、舞さんが恋をした相手って・・・やっぱりお姉ちゃんの事だよね!?・・・そして「私も」・・・的な流れだった所を考える限り・・・
穂希「バレちゃってたみたいだね!?・・・」
愛華「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
穂希「ははははは♪・・・いや、あの話の流れから考えるにその様に解釈しても仕方が無いよ!」
愛華「心の中を読まないで!?・・・」
穂希「半分口に出ていたよ?」
愛華「嘘でしょ!?・・・・・私、口に出してたの!?・・・」
穂希「ふふっ♪・・・さぁ時間も丁度良い所で着いたね!この辺りの洋服店で良いかな?」
愛華「そ・・・そうだね!じゃぁ・・・」
お店の開店時間辺りに丁度到着した私たちは早速穂希ちゃんに似合う様な可愛らしい服を探して行く事にした。
穂希「これは流石に・・・」
愛華「大丈夫!穂希ちゃんは割と幼少チックな感じでも釣り合いが取れると思うからこっちの方も似合う気がするな♪」
店員「そうですね!確かに・・・お客様お目が高いですね!」
愛華「そうですか?・・・それ程でも・・・」
穂希「じゃぁ、これも頂こうかな・・・」
そうして何軒かの洋服店を周りお昼になったので・・・
愛華「お昼になっちゃったね!どうしようか?この辺りのお店で摂る?」
穂希「そうだね!パスタとかどうかな?」
愛華「いいね!じゃぁ・・・」
穂希「ここだよね?」
愛華「うん・・・知ってるんだね!?」
意外だった・・・あまり土地勘とか慣れていないのかと思ったけど、私がお薦めしようと思っていたお店を先に把握していたんだ!?・・・
愛華「そう言う事か!!・・・どうりで詳しいと思ったよ♪」
穂希「うん!」
そう・・・舞さんとお姉ちゃんが同級生で舞さん自身、この界隈の事は詳しく、幼少の頃から舞さんの所へ出向く事の多かった穂希ちゃんはこの界隈を小さい頃から見て育って来ていたらしい・・・
穂希「けれど、当時からしても10年くらい経っているけれど、あまり変わらなくて私は嬉しかったな♪」
愛華「そうだよね・・・この辺りってあまり変わっていないよね!?・・・隣街とかガラリと変わっちゃったけど・・・」
穂希「でも・・・私は変わらない街並みの方が好きだな・・・」
その様に口にすると穂希ちゃんはお店から外の方に目を向け少し切なそうな横顔を見せた。
愛華「私も・・・一緒かな・・・」
穂希「君もかい?・・・」
愛華「うん・・・私も政樹もお姉ちゃんも皆そう願ってる・・・」
穂希「そうか・・・なら良かった・・・」
絵になるな・・・こうして向かい合って表情を見ているだけでも楽しいかも・・・
って何考えてるんだろう?私は!?・・・
穂希「綺麗だね・・・」
愛華「えっ!?・・・」
突然穂希ちゃんは綺麗だねと言った・・・
穂希「絵画・・・あんな綺麗な作品があるんだね!」
愛華「あっ!?・・・あの絵画の事!?・・・うん!そうだね・・・結構有名な・・・ってえぇぇぇぇぇぇぇぇ!?・・・・・・・・・・・・・」
穂希「どうしたのだい?」
嘘でしょ!?・・・あれって・・・あの絵画って、政樹のじゃ!?・・・
愛華「まさか・・・私の勘違いだと思う・・・」
穂希「ん?・・・何か心当たりでも?」
愛華「えっ!?・・・ううん!気のせいだよきっと・・・」
食事を終え会計を済ませようとした時・・・
店員「2500円になります。」
穂希「はい・・・どうぞ!凄くお洒落で気に入ったからまた来ます。」
店員「は・・・はい・・・宜しくお願いします!またのご利用心よりお待ちしております!!」
穂希「あっ!ごめんね?忙しいのに・・・1つだけ教えて欲しい事があるのですが・・・」
店員「はい・・・どうされました?」
穂希「店内に飾ってあったあの素敵な絵画・・・どう言う人物が描いた絵画なのか分かりますか?」
店員「あぁ・・・あちらの水の流れている絵画ですよね!?・・・あちらは確か店長が絵画展で物凄く気に入ったと言って購入された・・・名前は・・・加賀谷さんとか言っていたと思います・・・」
政樹だ!!政樹で確定だよ!!!
穂希「加賀谷?・・・もしかしてまだ私たちと同じくらいの年代の?」
店員「あぁ!!はい!確かにまだ若くて学生さんだって言っていましたよ!!店長絵画を見る目には長けている様で結構有名な画家の絵画も自宅にあるって言っていました!お客様もお目が高いのでしょうね!」
穂希「そうですね・・・私も幼少の頃から色々な作品を見て育ちましたから!・・・あっ!失礼・・・話が長引いてしまいました。また寄せてもらいます!」
店員「はい!是非お待ちしております。ありがとう御座いました!」
そう言って穂希ちゃんが外へ出た瞬間後ろをついて行った私に・・・
店員「もしかして彼女さんですか?・・・凄く素敵な方で羨ましいです!!」
愛華「どっ!!・・・どうしてそんな事に!?・・・ただのクラスメイトですよ!!」
店員「そうだったのですか!?・・・これは失礼致しました・・・テーブル席に座っている時、あの方の目が恋する乙女だったもので・・・絶えずその視線があなたの方へ向けられていたのでてっきり・・・」
愛華「そっ!?・・・そうだったのですか!?・・・それは聞きたい事を聞いた様な聞きたく無かった事だった様な・・・」
店員「?・・・あぁ!すみません、外でお待ちの様です・・・引きとめてしまい申し訳ありませんでした!またお立ち寄り下さいね?」
愛華「あっ!!はい!!店長さんに「ありがとう御座います」とお伝え下さい!」
店員「えっ!?・・・店長にですか?・・・」
愛華「あの絵・・・私の恋人の作品なので!」
店員「あぁ!!!そう言う事だったのですね!これは随分と無礼な振る舞いを・・・かしこまりました、しっかりと店長へは伝えておきます!では、また!・・・出来れば次回はその恋人さんとご一緒に♪」
愛華「はい・・・是非♪」
そう言って店を後にした・・・
穂希「楽しいお店だったね!また来よう?」
愛華「うん!そうだね!また来ようね♪」
少し緊張感が取れた私は穂希ちゃんと少しこの街を堪能すべく歩く事にした。
歩きながら住宅街や少し大きめの道路沿い、色々と歩いている内に急に狭くなった道路を歩いていると・・・
愛華「危ないっ!!!」
穂希「えっ!?・・・」
トラックがスピードを出してこちらへ突き進んで来たのだ!!
道路側を歩いて私をガードしてくれていた穂希ちゃんがトラックに轢かれそうになっていた!!一体この後何が起きたのか私には分からなかった・・・
穂希「愛華ちゃん!?・・・愛華ちゃん!!しっかりして!?・・・大丈夫かい?愛華ちゃん!!!」
愛華「ん・・・ん?・・・あれ?・・・私どうなったの?」
穂希「良かった・・・愛華ちゃん・・・無事だったんだね!!怪我は無い?」
愛華「・・・・・ん・・・・痛みとか特に衝撃は無かったけど、どうなったの?穂希ちゃんは?平気?・・・」
穂希「うっ・・・うぅぅ・・・良かった・・・すまない・・・私が君を助けなければいけなかったはずなのに・・・君が咄嗟に引っ張ってくれて君の方へ倒れ込んでしまったんだ・・・本当にすまない・・・うぐぅ・・・」
愛華「泣かないで?・・・そうか・・・私が無意識に穂希ちゃんを引っ張ったんだね?・・・それで・・・でも良かった・・・穂希ちゃんが無事だったなら・・・それで・・・」
まだ会ってから間もない私たちだった・・・けれど、穂希ちゃんの泣いた顔を初めて見た私は、穂希ちゃんも1人の女の子なんだと悟った・・・とても可愛くて優しい幼気な少女の様に私は見えた・・・
穂希「とりあえずナンバーは見えたから警察に・・・それから病院で一応検査を・・・」
やっぱりしっかりとした所はこう言う所でも表れて来るものなのだろうな・・・
無事にそのトラックの運転手も見付かり、事情聴取を受け、私たちも念の為に検査をして結果も異常は無く、事なきを得たのだった。
政樹「おい!本当に大丈夫なのか!?・・・2人共!?・・・俺・・・何かあったら・・・」
愛華「もう~・・・政樹は心配性だね!?可愛いな♪」
政樹「愛華!!・・・頼むから・・・もう・・・もう・・・」
お姉さまから少し話を聞いていた・・・
加賀谷君は過去に・・・
そして愛華ちゃんが・・・
そうか・・・この2人は決して切れないほどの深い絆で!?・・・
なら私が入る余地は無さそうだ・・・
穂希「あぁ・・・もう大丈夫だろう・・・私が愛華ちゃんに助けてもらったから・・・愛華ちゃんは・・・」
愛華「もう・・・それは言わないでって言ったでしょ?」
政樹「まぁ、2人共無事だって分かったから・・・相手も捕まったみたいだし!」
その後落ち着きを取り戻した私たち・・・
私の家で少し休憩をとる事にした・・・
穂希「それはそうと、さっき愛華ちゃんと行ったお店で君の絵画が飾られていたんだ!」
政樹「俺の絵画!?・・・って大分前に描いたやつかな?」
愛華「うん!一番最初に描いたこの絵画の次に描いたやつだった・・・」
政樹「そんな!!店に飾る様な代物じゃ・・・」
穂希「いいや!・・・あのお店の店長は凄いと思うよ・・・」
政樹「おぃおぃ・・・そんな高く評価されても・・・」
穂希「私は幼少の頃から有名な絵画を沢山見て育って来たんだ・・・絵画展も各地、場合によっては他所の国に出向く程・・・だから・・・自分の目を高く評価するつもりは無いけれど、君の描く絵画は凄いと思う・・・」
政樹「穂希さん・・・」
愛華「政樹はね?今私の小説の挿絵も担当してくれているんだよ!」
穂希「小説の挿絵?・・・そうか・・・それで・・・」
愛華「うん!凄く綺麗なイラストだって評判が良くて♪」
穂希「じゃぁ、この家に飾ってある絵画も・・・!?」
愛華「うん!家族をテーマに政樹が初めて描いた優しい絵・・・私は大切に想ってる・・・大好きな絵画だよ!」
穂希「君たちは・・・いいや、これ以上私口出す事では無いか・・・」
愛華「ん?・・・どうかしたの?穂希ちゃん?」
穂希「いいや・・・何でもないさ・・・」
キュゥゥゥゥゥン!!!!!!愛華ちゃんの一途な気持ち・・・あぁぁぁ・・・・これがお姉さまが感じていらっしゃった感情なのだろうか!?・・・
抱き締めたい・・・愛華ちゃんを・・・この手で!?・・・
政樹「↑って考えてたみたいだな?・・・あっ!穂希さん?口から出てるから大丈夫!心の中を読んでいた訳じゃないよ?」
穂希「うきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!ダメダメダメ!!今の無しで!!お願いだから・・・恥ずかしいぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」
愛華「ぷっ・・・ぷぷぷぷぷっ・・・ははははははは♪・・・穂希ちゃん可愛いぃぃぃ♪」
穂希「止めてくれぇぇぇぇ・・・生きて行けなくなるからぁ!!!!!!!!」
政樹「大丈夫!誰にも言わないから!!俺たちだけしか知らない秘密だ!!」
穂希「切腹する・・・」
政樹「おぃおぃ・・・武士じゃないんだし、切腹って・・・」
愛華「大丈夫だよ・・・誰にも言わないから・・・本当に可愛かったんだもん!!」
穂希「愛華ちゃん・・・」
こうして穂希ちゃんを説得し何とかその場が落ち着いた・・・
穂希「色々と取り乱してしまって・・・」
愛華「ううん!私もきょうは穂希ちゃんの色々な姿が見られて楽しかったよ!また遊ぼうね?」
穂希「それは言わないで欲しい・・・」
政樹「いつでも来てくれよな?・・・って俺の家じゃないけどさ?」
穂希「そう言えば、お姉さま・・・いや、従姉妹の勤めている会社の副社長の・・・」
政樹「あぁ・・・そうなるよな・・・って言っても先代が亡くなって急遽外国にいた父が呼ばれたって事で戻って来た感じだけどさ・・・」
穂希「そうか・・・あんな感じの従姉妹だけれど、仕事にも真剣だからこれからも宜しくお願いさせて欲しい・・・です・・・」
政樹「それは俺に言うべきセリフじゃないと思うぜ?・・・それに俺の父親は俺が言うのもなんだけど・・・」
愛華「人を見る目は確かだから安心してね?・・・それに私もお世話になって来たから大丈夫って保証出来るよ!!」
政樹「おいっ!!折角良いシーンで俺の大事なセリフを取るなよなっ!?」
愛華「え~!?政樹は回りくどいから私が代わりに直接的に伝えたんだよ?」
穂希「ぷぷぷっ・・・」
愛華「あぁ!笑った♪やっぱり穂希ちゃんは色々と素敵な表情が出来るから羨ましいな♪」
穂希「ふふふ♪・・・それはどちらかと言うと君の方だと思うよ?」
愛華「えっ!?・・・そうかな?」
政樹「まぁな!愛華はMな一面もあればSな一面もある!」
愛華「ちょっと政樹!?それはどう言う意味で言ったのかなぁ~?・・・後で色々とお話があるから私の部屋へ来てね♡」
政樹「ほらほらこう言うの?分かる?」
穂希「あぁ♪分かるよ!君たちの愛情の深さだね!」
政樹「いや・・・間違ってはいないけどそう言うのではなくてだな・・・」
愛華「そう言うのでは無いの?・・・じゃぁ、どう言うのかな?政樹君?」
政樹「ほら、多重人格発動だ!!」
穂希「じゃぁ、お邪魔になってはいけないから私はこの辺で・・・きょうは本当にありがとう!また遊びに行こう?」
こうしていつもの明るい感じの穂希ちゃんを取り戻し彼女は帰って行った・・・
♪プルルルル・・・プルルルル
愛華「あっ!?・・・舞さんだ!!・・・もしもし?」
舞「あぁ・・・愛華ちゃんかい?・・・私だけれど、今電話大丈夫かな?」
愛華「あっ!!はいっ!大丈夫です!」
舞「ありがとう・・・この間のモデルになってくれる話の件の続きなのだけれど・・・」
愛華「はい・・・」
舞「来週の休日辺りはどうだろう?」
愛華「えっと・・・スケジュールを見ます・・・来週は・・・はい!大丈夫です!空いています!」
舞「そうか・・・それは良かった・・・じゃぁ、詳細はメールにて・・・分からない事とかあったら遠慮無く連絡をくれれば良いからね!色々と不安もあるだろうけれど、しっかりとバックアップするから!」
愛華「はい!宜しくお願いします!!」
舞「あの・・・それから・・・茜は?・・・」
愛華「お姉ちゃんですか?変わりましょうか?」
舞「いや・・・大丈夫・・・その・・・最近は・・・元気かな?特に変わった事とかは?・・・」
愛華「えぇ!元気でいつも通りのお姉ちゃんですよ?・・・何か伝える事があるなら私から伝えますよ?お気持ちは凄く理解していますから!」
舞「おぉっ!!!それはあり難い・・・いや、これはやはり私の口から直接・・・」
愛華「ぷぷっ♪・・・大丈夫ですよ!お姉ちゃんもきっと分かっていると思います・・・後はどう言う風にして気持ちを舞さんに向けるかですよね?」
舞「あぁ・・・愛華ちゃんは流石だね・・・なら・・・折角だから・・・実は・・・その・・・」
愛華「はい・・・実は?・・・」
舞「茜にも・・・・・・・・モデルを一緒にやってもらいたいと思って・・・」
愛華「えっ!?・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇl!?・・・・・・・・」
舞「中々言い出し辛くて・・・ほら、君は茜と一緒に暮らして来ているだろ?・・・茜ってとてつもなく美少女で通って来たから・・・私もずっと憧れていて・・・私がこの仕事をする様になったのも茜を撮りたかったからで・・・勿論それだけじゃないんだよ?けれど・・・肝心の茜に伝えるのを躊躇ってしまって・・・あぁ・・・あの女神さまの様な茜を・・・あぁ・・・(ジュルッ♡)」
愛華「あぁ・・・あぁぁ・・・あの・・・涎をすする音が・・・」
舞「はっ!!!これは失礼・・・その・・・断られてしまうと思ったら言い出せなくて・・・」
愛華「分かりました!お姉ちゃんには上手く伝えてみます!私に任せて下さい!!」
舞「そうか・・・本当に心苦しい頼みになってしまうけれど・・・本当に助かるよ!・・・では、詳細についてはメールを差し上げるので・・・そちらの方も進展があったら宜しくお願いするよ!!」
こうしてお姉ちゃんにもモデルの仕事を依頼したかったと言う舞さんのお願いを受ける事にした私だったんだけど・・・・・
愛華「あぁぁぁぁぁ~・・・・・どう言えば良いんだろう!?」
政樹「随分と長い電話だったな・・・それで?結局の所茜さんにはどう説得するんだよ?」
愛華「女の子の秘密の電話を盗聴するなんて!!政樹?お嫁さんが来なくなっちゃうぞ?あっ!私がいるから良いよね?」
政樹「おぃっ!思いきり大きな声で話していればそりゃぁこっちまで聞こえて来るぞ?」
愛華「だって、どっちにしたって政樹に何の話してたのか教えなきゃいけないじゃない?だったら最初から聴いてもらう方が良いだろうって・・・それはそうとどうしようか?政樹?」
政樹「「どうしようか?政樹?」ってお前が受けたんだろ?お前に考えがあっての事なんじゃないのか?・・・て言うか茜さんなら普通に言えば受けてくれるんじゃないのか?」
愛華「本当にそう思う?・・・」
政樹「あぁ!・・・だってあれだけ柔軟な考え方が出来て世渡り上手的な感じの人だから・・・」
愛華「政樹?・・・意外と分かっているみたいで分かっていないんだね!?」
政樹「いや・・・普通そう見えるだろ?・・・」
政樹は意外と分かっているようで分かっていなかった・・・
香波 茜の真の顔を・・・
ああ見えてお姉ちゃん、意外と芯が強くて・・・ううん!強過ぎて・・・どうしてあの舞さんですらお姉ちゃんには勝てないのか!?・・・これはお姉ちゃんの意志の堅さが物語っているのだ!!
愛華「って事で政樹?一度お姉ちゃんに説得してみてくれるかな?」
政樹「何で!?・・・俺がどうして!?・・・」
愛華「あれぇ?・・・さっき穂希ちゃんの所の事覚えてるよね?も♡ち♡ろ♡ん?」
政樹「はい・・・やらさせて頂きます・・・茜さんを説得・・・説得・・・説得・・・」
操り人形と化した政樹は早速お姉ちゃんに舞さんからのモデルのオファーを伝える事に・・・
政樹「と言う事で是非にと舞さんからのオファーなんです!!茜さんって本当に綺麗で愛華と同じくモデルなら活躍出来る気がします!!俺も女の子を見る目には長けていると自信持っているもので!!是非!!」
茜「ふふふ♪・・・ねぇ?政樹君?私ね?ずっと思っていた事があるんだけど・・・政樹君って可愛いわよね♡どちらかと言うと若い女の子の心を鷲掴みにする様な顔立ちで・・・世の女の子にね?こんな素敵な男の子がいるんだからもっともっと知って欲しいと思わない?舞には私から伝えておくから政樹君も愛華と一緒にモデルになるって言うのはどうかしら?」
政樹「えぇぇぇ~っ!?俺がですか?・・・そんな・・・モデルなんて俺が・・・」
お姉ちゃんの最強の技・・・妖艶に相手を褒め千切り話を自分から相手へ切り返す作戦!!
そしてトドメは!?
茜「実はね?・・・愛華にはナイショだよ?私・・・本当は君の事・・・ふっ♡」
政樹「ひゃっ!!!!!耳に息なんて・・・あぁぁぁぁ・・・」
バタンッ!!!
茜「可愛い♪」
愛華「お姉ちゃん?あまり政樹を虐めないでよ!!」
茜「愛華?小説家でしょ?誤字はダメよ?・・・「虐め」るんじゃないの!「苛め」るの!似て非なるものよ!?」
愛華「いい加減にしてっ!!・・・あのね?お姉ちゃん?舞さんがどうして今の仕事に就いたか分かる?」
茜「ん~?・・・どうしてかな?」
愛華「お姉ちゃんを撮りたいからなの!!」
茜「私を?・・・なら別に仕事にしなくても良いわよね?」
愛華「お姉ちゃんをモデルにして一緒にお仕事したいってずっと思ってたんだって!だから本当はお姉ちゃんの専属カメラマンになりたかったんじゃないのかな?」
茜「ん~・・・そう言われてもね・・・私がモデルのお仕事とか想像も付かないわね?」
愛華「ねぇ?お姉ちゃん?お姉ちゃんって自分が思っている以上に周りから目を付けられてるんだよ?」
茜「嘘でしょっ!?・・・私なんかが!?・・・ストーカー?」
愛華「違うのっ!!それだけお姉ちゃんが魅力的で美人なんだよ!!自覚あるんでしょ?」
茜「そんなはず・・・貰ったラブレターの総数約1000通・・・あちこちから色々なオファーがあったこの私が・・・美人だなんて!?・・・」
愛華「分かってるんだ・・・自覚あるんだ・・・じゃぁ、舞さんに!!」
茜「もう、そろそろいいよね?・・・私の胸の内を愛華に伝えても・・・」
愛華「お姉ちゃん?・・・・・」
茜「高校の時に舞と知り合ってから舞に振り回されて来たって言ったよね?」
愛華「この間言ってたね!」
茜「告白もされた・・・」
愛華「それだけ舞さんが真剣だったんだよね?」
茜「毎日・・・毎日・・・そう・・・来る日も来る日も・・・」
愛華「お姉・・・ちゃん?」
茜「断る毎に悲しそうな表情を浮かべては次の日には前の日の告白を断った事なんて忘れているかの様にケロッとした表情に変わってまた告白・・・ケロッとしてて可愛いのはカエルさんだけよ!」
愛華「あの・・・」
茜「全く、いくら断った所で次の日もまた告白して来るんだろうなって・・・」
愛華「それは流石に・・・」
茜「そんな舞も他の女子たちから・・・男子もいたわね・・・告白ラッシュ・・・舞が告白を受けた数と舞が告白して来た回数が同じくらいになっているのかってくらい毎日毎日・・・場合によっては日に3回も告白して来た時だってあったわ!!」
愛華「それだけ熱意が伝わって来るけど・・・流石にそこまで来ると・・・」
茜「えぇ!!私は・・・」
愛華「ノイローゼに?」
茜「OKしたかった・・・」
愛華「へっ?・・・」
茜「あんなに情熱的にどれだけ断ってもずっと告白し続けてくれていた・・・」
愛華「・・・・・・・・?」
茜「だから・・・今回もお断りします!!!」
愛華「は?・・・」
茜「だって・・・だってぇ・・・断ってもまた告白してくれるなんて素敵でしょ?あぁぁぁ・・・素敵ぃぃぃ・・・舞・・・もっともっと私の虜になってね?そしてこれから先も・・・ふふふっ♡」
愛華「ダメだこりゃ・・・」
政樹「結局の所OKなんですよね?告白もモデルの件も?」
愛華「政樹!?・・・どうしてこんな場面で!?」
政樹「「おぃっ!こんな場面だから登場したんだよっ!」ってツッコミは無しで!・・・茜さんってドSなんですか?」
茜「あんっ♡・・・バレちゃったかしら?そうよ?私はとてつもなく・・・ドSなの!!」
政樹「って言うのは冗談ですよね?・・・本当は告白もOKしたかった・・・今回のモデルの件も・・・でも・・・」
茜「流石政樹君ね・・・もうお芝居は終わりね・・・そうよ・・・私も本当は舞の事・・・」
愛華「お姉ちゃん!?・・・」
茜「だって・・・私に声を掛けてくれて・・・あんなに素敵な笑顔を浮かべてくれて・・・惚れない女の子なんていないわよ!!・・・どれだけ断っても告白し続けてくれていた・・・なのに私はどうしても受け入れる事が出来なくて・・・」
愛華「・・・・・・・」
政樹「・・・・・・・」
茜「卒業する時、最後の告白を受けたわ・・・」
舞「茜?・・・今日で私たちも卒業だね・・・結局1000回目の告白にも受け入れてくれる事は無かったね・・・」」
茜「そうだね♪・・・でも舞のその熱意は私一生忘れないよ?その熱意を今度は別の人に向けてね?」
舞「1000回で終わると思っていたのだろうが・・・まだ学校を出ていない!1001回目の告白だ!・・・これは愛する君への直接的な告白じゃないよ?」
茜「えっ!?・・・じゃぁ、どう言う意味で?」
舞「これから先、君へ告白をするかもしれない・・・だからこれから先も私の告白に返事を欲しいんだ!・・・」
茜「・・・舞・・・・・・・・えぇ・・・分かったわ!じゃぁ、連絡交換しましょう?」
茜「こうして卒業の日に初めて舞との連絡交換をしたの!」
政樹「嘘っ!?・・・それだけの間柄で連絡交換したの卒業式が初めて!?・・・・」
茜「だって・・・連絡先教えちゃうと必ず連絡してくるわよね?・・・私それだけは辛かったから・・・」
愛華「やっぱりドSかな?・・・」
茜「でもね?・・・こうして私は彼女からの連絡を受け答えしている・・・それにはあなたたちが思っている以上に深い私の想いがあるの・・・」
愛華「・・・・・・・・・・」
政樹「・・・・・・・・・・もう、いいんじゃないですか?」
茜「そうね・・・私もこれ以上は・・・疲れちゃったし・・・」
愛華「えっ!?・・・どう言う事?」
茜「ありがとう、政樹君♪おかげで気持ちが楽になったわ!後はこちら側の話になっちゃうから・・・愛華?・・・一緒に・・・頑張りましょうね?」
愛華「お・・・お姉ちゃん!?・・・」
何だろう?政樹とお姉ちゃんとの間に私には見えない様なラインの様なものが張られていた気が・・・
その日の夜・・・
茜「あのね?・・・色々と意地悪しちゃってごめんなさい・・・今日は・・・大事なお話があるの・・・」
舞「おや?・・・そんな切なそうな声で・・・どうかしたのかい?」
茜「実は・・・高校の頃、あんなに私に告白してくれたでしょ?」
舞「・・・・・うん・・・そうだね・・・」
茜「今も、あの頃の私に対する気持ちは?・・・」
舞「あぁ・・・勿論だよ!・・・私は一度火が点くと消えないからね!」
茜「良かった・・・」
舞「ん?・・・」
茜「本当にごめんなさい・・・私・・・本当は・・・」
舞「うん・・・」
茜「本当はね?・・・舞?・・・あなたの事が・・・大好き・・・なの・・・」
舞「茜・・・それって!?・・・」
茜「えぇ・・・勿論あなたが私に抱いてくれている好きと言う気持ちと同じよ?」
舞「茜・・・そうか・・・1001回目の告白は正解だった訳か・・・」
茜「うん・・・ごめんなさい・・・本当に・・・私・・・素直になれなくて・・・」
舞「いいや・・・これはきっと天が私に与えた試練だったのかもしれないよ・・・」
茜「舞・・・これからは私、素直になって良いよね?・・・」
舞「勿論だよ!・・・良かった・・・私のこの想いは・・・」
茜「舞?大好き♡・・・」
舞「私もだよ?・・・」
茜「あの・・・さっき愛華たちから聞いた件なんだけど・・・」
舞「あぁ!!モデルの件の話だろう?」
茜「うん・・・私も・・・撮って欲しいの・・・良いかな?」
舞「本当かい!?・・・良かった・・・うっ・・・グスッ・・・・うん・・・良かった・・・ありがとう、本当に・・・本当に・・・」
電話の向こうで微かに舞は涙を流していたと思う・・・これはきっと・・・嬉し泣きなんだろうなって・・・舞?今までごめんなさい・・・私の本当の気持ち・・・本当の想い・・・あなたに届けたかった・・・私は受けた側だけれど・・・舞はこの返事をどれ程待ってくれていたのだろうと考えると胸が張り裂けそうになってしまう・・・
もっと早く・・・もっと早くOKの返事を出してあげていれば・・・
ありがとう茜・・・私の今までの努力は無駄では無かったんだね・・・
同性だから色々と問題があるのではないだろうかとずっと悩んでいた・・・
でも・・・私のこの想いは途絶える事なく今も継続していた。
1001回目の告白・・・直接的に茜が好きだと言うものでは無かったけれど・・・
結果的に実を結んだ事に違いは無い。
私はこの先もずっとこの1001回目の告白を忘れずに仕事にもプライベートにも向けて行きたいと思う。
翌日・・・
政樹「茜さんと舞さん、結局良い感じに結ばれたみたいで良かったな!」
愛華「そうだね・・・政樹が悟ったおかげじゃない?」
政樹「そんな事は無いと思うぞ?元々茜さんも舞さんの事を想っていたんだろう?・・・それでさ?提案があるんだけど?」
愛華「ん?提案って何?」
政樹「あの2人を官能さんで登場させるのはどうだ?」
愛華「それ良いアイデア!!今度は百合系で攻めちゃう?・・・って言うのは冗談・・・この話はとても良い案件だけど・・・止めておこうよ?」
政樹「そう言うと思ったぜ!やっぱ愛華だな!」
そう・・・こんな良い話を晒しモノにする様な事はしたくはない・・・
茜「おやつよ!?2人共?」
愛華「おやつ!?・・・直ぐに行くよ~!!」
政樹「いつにも増して・・・いや?いつも通りか!?はははっ♪」
こうしていつもの日常がまた始まる・・・
そう言えば、そろそろ官能さん書き始めないとねっ!!
さぁて・・・穂希ちゃん♪どうやってあのシーンまで持って行こうかな♪
政樹「おい、愛華?既に何考えてるのか明確に顔に表れているぞ?やらしいおっさんみたいな表情になってるから止めておけ?」
愛華「私そんな顔してないよ!?政樹!読者さまのイメージを損なう恐れのある言葉は謹んでね?さもないと・・・分かるよね?私の手には今、鞭があります・・・そして、メガネみたいなモノも持っています・・・黒いエナメル質の女の子が着る方の衣装も備わっています♪・・・さぁてここで問題です♪この後政樹はどうなっちゃうのでしょうか?」
政樹「えぇ~っと・・・・・・・ごめんなさい・・・もう言いません・・・愛華様はとてつもなく美少女でその様な顔なんて一切した事ありません!!だから・・・だからお許しを~!!!!!」
愛華「ふふふ♪宜しい♡じゃぁ、ご褒美にこれを今から着て政樹君を苛めちゃいま~す♪」
政樹「いや、どっちにしても結果が同じじゃねぇか~!!!!!!」
第十一巻 終
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