第18話 登場人物
登場人物が多くわかりづらいというご指摘があったので、今更ですが人物紹介を。
<レンデル族関係>
・メルチア・ドュ・レンデル
レンデル族族長は娘。長女。
3歳の時に護人という名の人質としてルーデン帝国の宮殿に住まうことになる。
美しく聡明な姫として知られている。
後にレンデル辺境伯となる。
・レリチア・ドュ・レンデル
レンデル族族長は娘。次女。
メルチアが護人になった後に生まれた子。
感情的になることがあるが、基本的には実直。
アルザッハ辺境伯の謀叛事件後、メルチアのことを崇拝している。
・ユリチア・ドュ・レンデル
メルチア及びレリチアの母。
・レンデル族族長
レンデル族の誰からも尊敬されていた。
アルザッハ辺境伯と話し合いを求めるも、そこで暗殺される。
・ルスト大将
レンデル族族長の近衛兵隊長。
当時3歳だったメルチアの護送任務につく。
宮殿に入った際に、族長からの命令だった信頼の置けそうな人物に手紙を預けると言う任務も果たす。
メルチアのことはメルチア姫と呼び、目に入れても痛くないくらい可愛いと思っている。独身。
<ルーデン帝国関連>
・シャルハ・ドュ・ルーデン
ルーデン帝国第一皇子。
浅黒い肌に白髪、琥珀色の瞳の美男子。
幼い頃からメルチア一筋。
後に公爵の爵位を賜り、レンデル辺境伯の婿養子となる。
・アルハ・ドュ・ルーデン
ルーデン帝国始皇帝。
レンデル族をはじめとする10の部族を統一した人物。
賢帝だが、自分の娘息子たちには甘い一面も。
・タルハ・ドュ・ルーデン
ルーデン帝国第二皇子。ナルハと双子。
密かにメルチアに憧れる。
大変な切れ者で、どこか腹黒い。
後のルーデン帝国第二皇帝。
・ナルハ・ドュ・ルーデン
ルーデン帝国第一皇女。タルハと双子。
とても優秀だが、メルチアと比べられることに劣等感を抱いたのち、
アルザッハ辺境伯と組んで謀叛を起こす。
誰よりも愛されたい欲が強かった。
斬首刑に服すも、民衆には病死と知らされる。
・ルトー・ヴァン・ファミリア
シャルハの側近。
シャルハに対して忠義を尽くすが、その経緯や過去に至るまで謎の多い男。
気がよく利いて、フランクな雰囲気を持つ。
<アルザッハ辺境伯側>
・アルザッハ辺境伯
ルーデン帝国皇帝の座を狙った男。
使えるものはなんでも使う。
結局謀叛は失敗に終わり、斬首刑に服す。
・フィスト・ドュ・アルザッハ
アルザッハ辺境伯は長男。次期当主。
両親の歪んだ教育により、歪んだ性格になった。
根は優しい。斬首刑に服す。
・フィスティア・ドュ・アルザッハ
アルザッハ辺境伯の娘。フィストの弟。
式典で一度見かけたシャルハに一目惚れし、妻になることを夢見ていた。
享楽的な性格。
状況を理解できぬまま斬首刑に服す。
<補足>
ヤルカン王国はアルザッハ辺境伯が納めていたルーデン帝国北部に位置する国。
昔から小競り合いが続いている。
ルーデン帝国はヤルカン王国と接している部分以外を海に囲われている。
しかし、平定後も不安定だったため国の地図作成や他国との貿易などには乗り出せていない。
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