自衛隊の風呂

【夢を見ました】


暗く、重苦しい海。今にも雨が降りそうな港を歩いて、埠頭の近くに来た。

錆びた手すりを伝って暗い階段を降りていくと、お風呂場に湯が張ってある。

古いビル全体が風呂のようである。

そこは自衛隊の施設で、イベントで一般開放しているのだった。

大勢の人が自衛隊の風呂に入るために集まってきている。風呂の中も超満員で、ひしめき合っている感じ。大人気である。


夜、ご飯を食べながらテレビのニュースを見ていたら、自衛隊の人が出て言った。「皆さん、風呂はイベントの期間中だけではなく、これからもずっと開放します。でも無料ではないのでちゃんと料金を払ってね」

あー、タダじゃなかったんだ。どさくさにまぎれて誰も払ってなかった様子だった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る