第67話 わたしの話は熟成してから……

 ごきげんいかがお過ごしですか?


 我々。ぺこり一党を襲った双極性障害Ⅰ型は、各キャラクターによって症状が違い、最大のハイ・テンションは我が養父。その一方で、狂言回しに徹さてしま

っていれている。あるいは徹さざるを負えないわたしには狂い切ることも許されないのでしょうか? 別に許されなくてもいいです。狂いたくもない。


 心配なのは姿を全く見せない、作者のよろしくま・ぺこりと、キャラクターのエゾヒグマの怪獣・ぺこり。つい先日、作者のぺこりと上野広小路で偶然出会いました。彼の考えによると『悪の権化』を次回で最終回にするそうです。二ヶ月近く放置してしまい申し訳ないと言っていました。でも、信用出来ませんね。この人には失踪癖旺盛だ。


 また『僕の私小説』ですが、作者の記憶力が復活しないと難しいそうです。結局、まるでダメ。長い目でご覧いただければ幸いです。


 その一方で女優の水沢舞子はやる気満々。あの、シークレットタイムトリップ歴史ドラマ『武蔵坊弁慶』で源義経(牛若丸)・芸名・冬枝雅美で来年の大河ドラマ『明智小五郎』。一見探偵ドラマに思わせて(小林少女だとか)……水原舞子は明智のパートナーとなるのだが……来年の大河もメインターゲットのおじいちゃんおばあちゃんにウケるかどうか? ただ、江戸川乱歩や明智小五郎らの知名度は高いので、もしかしてだけど……♪


 水原舞子は月9と木10にレギュラー出演が決定しました。そうすると話題になるのは“そっくりで話題”の冬枝雅美のことである。舞子は、こっそり記者たちに訴えた。舞子と雅美は同じ母を持っている。しかし、離婚。舞子は幸せな家に育ったが、雅美は一家破綻。そこから一念発起して、人気上昇している。とってもシャイなので、個別のインタビューは無理だと思います。そして涙を見せる。インタビュアーもらい泣きをした。もちろんテープはお蔵入りです。もちろん、全て、嘘ですよ。


 舞子の心配は『悪の権化』最終回の後はどこへ引っ越すのかということだったが、ここはあくまでローケーションであると同時旧野毛山動物園を民間個人が買収したものらしい。「どこの、どちらですか?」舞子が総園長に訪ねと……「おいらだよ。ははは」とぺこりの声。

「でも、ぺこりさんて死んじゃうのでは……」

「舞子、それじゃ、これから書かれる『悪の権化』のネタバレになるよね? 少は考えてね」


 だいたい脚本はこれからだよ。大逆転だって可能だよ。


 そうだ。皆様にお知らせがあります。ちょっよ変わったお遊びが見つかったのでちょいとやらせていください。


 最後の一言は何回も推敲してるという自慢です。

 ではごきげんよう。また勉強して来ます。

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