登場人物(2) メールソー子爵家関係者、その他の人々

【メールソー子爵家関係者】

・メールソー・アントワーヌ

 前メールソー家当主。テレーズ達の父親。現在は家業である貿易業・メールソー商会については会長職に就いて一線から手を引き、趣味の延長である航空関係の会社を経営する。


・メールソー・イレーヌ

 アントワーヌの妻。テレーズ達の母親。アントワーヌとの夫婦の仲は大変良い。夫との間に男子しかいないが、本当は女児も欲しかった。


・メールソー・ラウール

 メールソー家長男。現メールソー家当主。父から家業も引き継ぎ経営を行う、メールソー商会の若き社長。白金の髪と菫色の瞳。

 美的センスにもすぐれており、母や伴侶と共に芸術家の支援などを行っている。また、そのセンスを活かして王都ではファッションリーダーとしても広く知られている。

 正暦1783年2月22生まれ。36歳。


・メールソー・オリヴィエ

 ラウールの伴侶。リオンヌ伯爵家出身。メールソー商会副社長。ラウールとはサン・ポワティエ学院幼年部時代からの同級生だった。20年以上の紆余曲折を経て一緒になる。鳶茶の髪と青玉色の瞳。

 正暦1782年6月9日生まれ。36歳。


・メールソー・ギュスターヴ

 メールソー家次男。元陸軍航空隊パイロット。現役時代は『兄弟鷲・無傷のギュスターヴ』と呼ばれていた。

 現在は軍を退役し、父親の経営するM&M航空郵便社の支配人を務める。34歳。


・メールソー・アルベール

 メールソー家三男。元陸軍航空隊パイロット。現役時代は『兄弟鷲・悪運のアルベール』と呼ばれていた。

 サネアキの同級生。

 現在は軍を退役し、父親の経営するM&M航空郵便社のパイロットを務める。30歳。


・メールソー・ニコラ

 メールソー家四男。ルクウンジュ陸軍中佐。ルクウンジュ南東部アルランス基地に赴任中。「向日葵色」と表現される赤みの強い金髪と藍鼠色の瞳。27歳。




【その他の人々】

・グィノー・コンラド

 王立学院大学文学部教授。ヤウデン歴史・文化研究室主任。


・ボードリエ・アルノー

 王立大学大学院生。ヤウデン歴史・文化研究室所属。ハツキの先輩。


・デュトワ・フェリクス

 王立学院大学理工学部教授。航空工学研究室主任。


・オリオール・クラウディア

 王立学院大学理工学部機械工学科四年生。航空工学研究室所属。オリオール家はメールソー家と家族ぐるみの付き合いがあり、テレーズ達兄弟とは幼馴染。


・ラサーニュ・ユージェーヌ

 王立学院大学一年生。幼年部からのテレーズの友人。


・ルナン・テオドール

 王立学院大学一年生。幼年部からのテレーズの友人。

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