第132話 訴えるチョビさん

 バイトから帰ると玄関でチョビさんが待っていた。

『桜雪ー‼ 黒いのに言ってやってよ‼』

 玄関で、なにやら鳴きまくるチョビさん。


 2階のリビングへ走っていくチョビさん。

 何があったのやら…

 リビングでは、普段チョビさんが寝ているソファにクロさんがイビキをかいて寝ている。

「ん…珍しい…」

 チョビさん、ソレが気に入らないのだ。

『桜雪、僕の場所だよ‼』


「たまにはいいじゃない…」

『ダメなんだよー‼』


 壁をガリガリ引っ掻くチョビさん。

 ネコ様は皆、ワガママだ。

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