第129話 あれはキジです
『桜雪、アレなんだ?』
窓から外を見ていたチョビさん、その視線の先にキジが歩いている。
僕の自宅は空き地に囲まれている、そして、空き地には昔からキジが住んでいるのだ。
天気がいいと、ヒョコヒョコ散歩している。
チョビさん、窓からジトーッとキジを見ている。
『桜雪…アレ…大きくない?』
子猫の時にはカラスの大きさを見誤って逃げたこともあるチョビさん。
さすがに、今は遠近感を理解している。
獲物には大きすぎるのだ。
「チョビさん…無理ですよ、相手は鬼を退治したこともある猛者です」
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