第92話 箱が好き
チョビさん、体にフィットする箱がない。
大き目の段ボールを用意したが、どうも気に入らない様子。
『桜雪…コレ大きいよ…』
昨日、ふと思いつき、僕のクッションを段ボールに押し込んでみた。
「う~ん…ちょっと狭いか…」
モソモソ…モソモソ…
体がしっくりくる寝方を模索しているチョビさん。
『桜雪…狭い…』
結局、断念したチョビさん。
『桜雪、入ってみようかな?』
クロさんがノソッとチャレンジする。
クロさん…ほとんど入ってません。
『桜雪…コレいいね』
まさかの気に入った?クロさん。
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