最弱死体使いは夢ある未来を望む
瑙霧
第1話
ある日、世界は崩壊した。
何故か?それは、人間が後先考えず動物を殺し、自然を破壊したからだ。
地球の約99%の自然が消滅し、全体の80%の動物は人々に狩り尽くされた。
酸素を生成する森が無くなったことで、人類の4分の1は死に絶えた。
だが、多数の都市の中心に突如出現した大樹が失った森の生成する酸素と同レベルの量の酸素を生成した。
おかげで生き残った人達は生きながらえた。
いや、それで終わりではない。
大樹から凶暴化した動物達が大量に出てきたのだ、生身の人間が叶うはずもなく全ての都市は壊滅状態になった。生き残った人々は都市から離れた場所へ避難し新しい都市を作った。
が、生き残った人間は元の10%以下にまで減った。
生き残りは探索隊を大樹の元へ送り詳しく調査させた。
分かったことは大樹は凶暴化した動物達の巣だということと、巣の中には動物を生み出す何かがいるということ、巣に近づくと動物達が攻撃してくることだ。
研究者は動物達の行動が蜂に酷似していることから動物達を働き
人々は都市をそれらから取り戻すために特殊な能力で蜂を狩る、
そのおかげで今は均衡を保っている。
いつ崩れるか分からない弱い均衡だが。
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