時刻は夕方だった。マグナスは手近のランプを患者達に放り投げた。火がつき悲鳴が上がる。さらに正面の男に頭突きをし、性器を蹴りあげた。患者たちはまだ向かってくる。正拳突きで頭を打ち、気絶させる。杖を持ってる患者から、それを奪い、患者たちを炎が燃え移るように薙ぎ払った。次にマグナスは患者達の急所を次々に突く。ある者は転び、あるものは目が潰れ、ある者は腹を狙われ、えづいた。

お見事！ヒューッと、男の看護師が言った。

さ。院長先生がお待ちです。どうぞ勝ってくださいね。男の看護師は笑いながらマグナスと握手した。

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