「美少女(新品):3980円」。メ○カリで見かけた怪しげな出品を気まぐれで購入した大学生の興野理太。商品を受け取りに行くとそこには見惚れるような金髪美少女がいて……。
ぼっちで不器用な理太と、可愛くて厚かましい夕雨の恋愛模様に笑い転げて、胸が締め付けられました。
「私はあなたに買われたんです。私はあなたのものです」といいながらも、自分の所有者である理太へ遠慮も礼儀もなく、口を開けば理太をからかうようなボケを連発する。性的なことも囁いていつも理太の心を戸惑わせる。
自分のものを何も持っていない夕雨に服を買ったり、食事をご馳走したり、彼女を養うためにバイトを増やしたりと、どちらが主人か下僕かわからない。疲れて自宅に帰ると美少女に出迎えられ、肉じゃがを作ってもらうことにちょっぴり幸せを感じたり、そんな日常的な同棲生活の悲喜交交が愛おしい。
しかし、何故か夕雨には「自分」がない。自分自身の欲求が薄く、ただただ理太に従順で、人間味はあるが人間性がどこか欠けている。そんな彼女と暮らすうちに、理太は夕雨にとっての幸せを探しはじめる。
いったい夕雨は何者なのか。ラブコメを越えた先の驚愕の真相に注目です。
(新作紹介 カクヨム金のたまご/文=愛咲優詩)
まだ連載途中ですが、我慢できないのでレビュー上げます。
メ◯カリで美少女を3980円で売ってたら買いますか? 僕ならビビります。以前オークションで処女売った女の子がいましたが、それと同じくらいなんか凄い。
なんか凄い初期設定なのですが、お話は至極まともなヒューマンドラマです。ちゃんとコミカルでラブコメ?になっているのですが、考えさせられるところがある。
それに文体がいいです。とても読みやすい。
毎日更新されるはず(もしみんなが応援すれば、ですが)なので、みんなでフォローしてこのお話をちゃんと完結してもらいましょう。
そうじゃないと悶え死にます。
さあ、読むんだ! 面白いですよ!